こういうことから…はじまったのかぁ。
【映画 猿の惑星 創世記~感想】
新薬開発の裏にある深い闇
まだ不完全な新薬を投与される「実験動物」や「弱き人々」
人間が神の領域「脳機能」に作用する「新薬」という名の「人工ウィルス」を創った結果~大きな代償を払わされることに。。。
強欲で「莫大な儲けの為なら何でもいい!」という倫理なき医薬品開発製造企業の闇深さ…結局は、資本主義はこういった暴走に走るんですな。。。
ただこういった企業に勤める「病に苦しむ人の為に」という志をもつ グレーな存在の主人公(?)をどう見ていいか最後までわからなかった私です。
最期に彼の暴走を止めた「彼の父(認知症)」のあの手が印象的です。
シーザーは賢く成長し「自分の母が人間に何をされたか」の全容に気づいてしまったんでしょうね。彼の最後の判断は正しかった、、、ように思います。
やはり「人間が手を出してはいけない領域」に手を出した結果の世界(産物)なのですね。でも、ゴジラも巨神兵も知能をつけた猿も皆…その後の「自主性・主体性・意志」を持ってからの行動は、何気に「天の理」「神の意」に沿ったものになっている気がしております。
人間社会・人間世界・人類に大きな禍をもたらす「一部の強欲な人間たち」がある程度、この世界・社会のどの部分に集中しているか…だんだん見えてきますね。