欧州で多発する火山の噴火~大地震
そして火山灰の灰雲による太陽光遮断
太陽からの光・熱が遮断された地球はどうなってしまうのか!?
家族の絆を軸に描かれた 映画ですが
特別な救済が受けられる人とそうでない人の
区別がエゲツナイ!そんなお話です。
映画サイレントワールド~あらすじ
始まりはアイルランドの火山の噴火だった。。
その後、ヨーロッパのプレートで火山が連鎖噴火
多発する大きな地震、
舞いあがった火山灰による分厚い雲
太陽光が遮断され、嵐も接近。
欧州はじめ北半球が「氷河期」に突入しようとしていて…
こういった背景の中
何も知らない「ある一家」の様子が描かれる。
パリに留学中の子供達(兄・ライアン、妹・タリン)
一家は久しぶりにパリで再開しようとしていたのだが
氷河期化がどんどん進み
思うように動けなくなってしまい…
一家は無事に再開でいるのか?
異常気象や多発する災害の中で
人々はどうなっていってしまうのか?
※以下、ネタバレありの感想文です
◆上級国民による少数n南半球脱出計画
ヨーロッパ中がパニックになる中
スティーブは直接ディラード大佐に電話をし
思わぬ提案と助言をもらう。
大地震の多発と火山灰の雲、太陽光の遮断により
政府の要人や軍の関係者から
南半球・オーストラリアに逃げる脱出計画を知らされる。
スティーブに借りのある大佐は
”なんとかここにこい、そうすれば君の家族もオーストラリア行きの
飛行機にのせよう”
と奇妙な申し出&警告を(--;)
ピラミッド上位にして上部の人たちだけが「助かる」
そんな上級国民版ノアの方舟がここに!
◆最強の父、ここにあり!
そんな「父のおかげ」一本で
南半球での保護が約束された兄妹。
父のおかげで、オーストラリア行きの特別機に乗れるわけです。
殆どの人たちが状況もよく分からずにパニックになる中
兄妹は父からの連絡をうけ 家族の待ち合わせ場所へ急ぎます。
父が凄いのは納得ですが
この兄妹は「この危機」の中で
身勝手さが目立ちます。
逃げる兄妹に関わる人たちが死んでいくし…
やたらと「アメリカ人よ」主張してくるし
避難場へと向かいにきたパリの警官に対しても…「え!?」という酷さが目立つ。
◆これから氷河期⁉に入る可能性を見た
「氷河期」⁉
これから地球に氷河期が⁉
平気・平気っておもっていあたら~
火山活動の活発化~大規模地震の多発+嵐の発生
⇒空を覆う火山灰の雲と嵐が一緒になって空がふさがれてしまう。
⇒そして太陽光は遮られ 火山灰の雲は長期停滞し 氷河期へ
なるほどね、
氷河期つーか大大寒波つーか
とにかく「そうなる可能性」を肌で感じられた。
いつ、その時がくるやもしれないわけですな。
ってことは、ここで描かれた
上級国民版のノアの方舟も現実味グッとアップするよね。
家族の絆を感じつつも、なんとなくモヤモヤがのこる作品です。