一度目の視聴時は「竜巻ハンターvs巨大竜巻」で見ていたので…
今回はきちんと本筋に集中できた気がする~スッキリ
【映画イントゥ・ザ・ストーム~感想】
2度目の視聴なんで、ずっと「父子関係」を柱に意識を集中して見ることができた!
そうすると、この映画の印象がだいぶ変わりました。
1度目の時は、巨大竜巻の偉力は如何程か!?という視点でみていた、私です。
アメリカを襲う巨大竜巻の偉力について無知だったので、「台風とどのくらい違うんや⁇」くらいの意識で見てたんですよ…しかも「竜巻ハンター」という超気になる一団もメインぽっく描かれてたし。
竜巻ハンターの役割はたぶん視聴者にとっての「竜巻解説者」であり、この映画の本筋(本線)は「(母の死をきっかけに大きく変わってしまった)父子関係」「家族の本音」にあります。
聖書でも描かれているような根源的な課題としての「父・息子関係」と「父の愛(信頼)をめぐる兄弟」の葛藤がこの映画のベースにあります。
やはり、これは人間にとっての不変・普遍的な課題なんでしょうね。
今回の家族は、母を事故で亡くしており、その後 父子関係がギクシャクしだし…心がすれ違った状態でした。兄も弟もそれぞれに母の死に対する悲しみと怒りを「父」にぶつけており…、仕事に逃げそうになりつつも父は頑張ってるな、って印象でした。
そんな時に巨大ストームが街に襲い掛かってくるのです。
命を危機を感じた父と息子たちが 「家族」に向き合った時 、本音がヒビキ合う。
とにかく「教頭」と「父」の2つの使命を必死に果たそうとする父の姿に注目です。
危機的状況で人間の本性は丸裸にされる、よね。
今日の平和に感謝して、晩酌をしようと思った。