神世七代の第六代の女神の神名が示すモノとは?
カタカムナの解読2周目に入る前に「古事記の解読」に取り組まねば!という謎の使命感が湧いてきて、古事記とがっぷりよつ状態の私です。
では、神世七代の第六代の神、その神名が示すモノの解読へ
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「おもだる」が女神の美貌を讃美する言葉とされており、「あやかしこね」はそれに対する応えの言葉とされております。では、その言葉の真意や如何に⁉
「あやかしこね」の音に当てられた一字一字に込められた意味から、その意図を探ってまいりましょう~♪
【阿】
意味:①屋根の棟 ②丘陵や河川の湾曲した部分 ③「あ」いっさいの字・いっさいの声音・いっさいの諸法のはじまり
【夜】
意味:月が脇の下よりも低く落ちた夜、日没~夜明け前まで
【訶】
意味:①大きな声で言をいう、叫ぶ ②おこる、しかる
私的には「言+可」という字の姿そのままの意味で、「言ったことが可能になる」という「言=事(事象化)」、つまり「言=現象化」言霊の創造力を示しているのではないかと思うんですよね。
【志】
意味:意向、志向、願望、しるし、こころざし
【古】
語源:古い兜の象形から「固くなる、古い、いにしえ」を意味する
意味:遠い昔、古い過去、前の時代、長い時間が経っている
【泥】
語源:土+水=泥(濃くて粘り気の強い液状のものをさす)
「あやかしこ」で「もったいないことを」って言葉になっているらしいので、
『阿夜・訶志古の泥の神』ということになるかと思われます。
私の考察した「アヤ・カシコ・ネ神」とは
”うねりを持つ「ア」いっさいの字・声音・諸法のはじまりは「夜の暗黒・静寂=大深淵(根源の闇海)との繋がり」から生じる。それは「古=全てのはじまり」からの意志・意向を大きな声で言をいうことで事と成す創造の力を持った、土と水の交わり=融合エネルギーを司る” その象徴・神格化が「あやかしこね神」”
泥が示す「土+水」というのは、もちろん「造化機関・造化生命体たる地(土)」と「原初の水(大深淵の海)のウツシである水(海水~水~ミ)エネルギー」の融合により生み出される、濃く粘り気の強い液状エネルギー(マクミ、カラミかな)。
たぶん、言霊っていうのは「土(ツチ)の力=エネルギーをギュッと固めて物質化する力」と「水の力=天地を循環するカム界からウツシされた”ミ”エネルギー」を融合させ現象化を起こす力をもっているんでしょうね。
(つづく)