「国生み」からはじまることに意味がありそうです。
日本語の一音一音に根源に繋がる神秘の示しが在り、
その音を「言葉」にすることで造化の御霊が宿り…
まーとになく日本人なら「古事記」を読んで、そこに示されている古代日本の智に触れておいて損はない!と思っている私です。
美斗能麻具波比の本編がはじまるよ~
「正式な順をもって成される時、二柱の神の生成がはじまるよ~」
ってことで、まずは「国生みが先」ということが示す重要性を見ておこう!
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私は「古事記」を正式に読むまで、
という認識しかなく、無意識に「神生みが先」だと思っておりました。
だって、逆順を踏んでしまって正式な子に数えられていませんが本来の第一子「水蛭子」、第二子「淡嶋」ってことだったんで…てっきり「神⇒嶋」の順かと。
んで、今回 「古事記」に向き合い、じっくり解読を進める中で「水蛭子」も「淡嶋」も状態(様子)を示しているだけで「御名」ではないことに気付いたのです(^^;早く言ってよ~ 水蛭子も本来は「国土(嶋)」として生れるはずだったんだろう。
なんとなくですが、こんな力関係~存在の順を感じたりしてませんか?
- 天→地(→人)天が先に在って→地が生成・出現する
- 神→国(→人)神が先に在って→国が生成・出現する
ところが、”国生みが成されて→神生みへ進む”と古事記は示しているのです。
イザナギ命・イザナミ命(=二元・二極)に於ける生成は国生みからはじまる!
ここには重要な示しが秘めらている気がしませんか?
カタカムナでも「マカ=間の力(環境・場の力)」が非常に大きく強いものであることが指摘されておりました。その「マカ」に調和する形で、その環境・場の中に個々のアマ(生命・現象)が生まれ・成長(変化)していくって示されてましたよね。
まず「国(生成の環境場)」が先に在って、次に そこに働く神々の力=生成化育(造化)の法則が上位(上界)の神によって生み出されていく、ということなんだ!
とやっと気が付いた私です(遅)
いうなれば、国(大地・嶋)も天之水(根源エネルギーの海)のウツシの第二形態なのかもしれません。第一形態が「宙」「海」だから。
ここから本格的な生成祖神の「生み=造化」がはじまるよ~
(つづく)