あ”あ”! そういうことかっ
今さらながら「神生み最初の神名が示す重要なコト」が見えてきたよ~
古代日本の叡智、古代日本人の智恵の結晶たる日本語のヒビキの神秘構造!
それを用いて記された「古事記」に込められた意図・意味を必死に解読中の私です。
では、「神生み」ハジマリだよ~
↓
既に国を生み竟へ、更に神を生みたまふ。
故、生みたまへる神の名は大事忍男神。
(「古事記」より)
国生み⇒神生みの流れですよ~
国が先にあって、神が生み出されているんです。
”国=天地の造化機関のウツシ”ということなんだろうと思われます。
では、「神生み」における第一の神、その神名が示す意味を考察してゆきましょう。
↓
”大事を成し遂げるための「屈強な信念・心(強い意志)」”の力
がここに示されたわけです(ふむふむ)
造化機関(造化の間)たる「国(嶋)」が生成され、
これから地上世界の創造がはじまる という時に
まず現れたのが「大事を成し遂げる屈強な意志(力)」なのです。
つまり、造化=世界の創造というのは「事を成す」という信念・苦難に負けないで成し遂げる強い意志からはじまると神は示しているのです。
「大事忍男神」はある意味「天之御中主神のウツシ」といえるのではないでしょうか。
我々が何かを成すことを決意した時、「天之御中主神」の力がウツシ与えられてるということかもしれません。「事を成す」と決めた時、造化の力が動き出すというのですから。
(つづく)