プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【古事記を読む】国生み篇~第一嶋から第八嶋を「大八嶋国」と謂う

島国(数多の嶋・国土地理院の集計では14,125嶋から成る)日本の国土の基礎となる「八嶋」が生み揃えられたよ~

ということで、古代日本の智恵+神代文字~日本語の成り立ちを探り、日本語のヒビキの神秘構造に触れ、今は「古事記」に隠された叡智発掘作業に勤しんでいる私です。

 

 

では、続きへ

故、此の八嶋をまず生みたまへるに因りて、大八嶋国と謂ふ。

(「古事記」より)

 

”故(かれ)、此(こ)の八嶋(やしま)をまず生みたまへるに因りて、大八嶋国(おおやしまくに)と謂ふ”

 

  1. 淡道之穂之狭別嶋
  2. 伊豫の二名嶋(現:四国)
  3. 隠岐の三子の嶋(現:隠岐
  4. 筑紫嶋(現:九州)
  5. 伊岐嶋(現:壱岐
  6. 津嶋(現:対馬
  7. 佐渡嶋(現:佐渡
  8. 大倭豊秋津嶋(現:本州)

ミトノマグハヒを正しき作法でやり直してから生んだ「第一子~第八子」にあたる八嶋は大きく一つの纏まりとして「大八嶋国」と示しているのです。

 

大八嶋国(おおやしまくに)

8つの島は「1つの国」であり、法則性・規則性によって統治されている1つの纏まり(アマ=生命態)であるということなのです。

 

それぞれが「器官」であり、繋がりあって息(生気)をしている「生命体」、それが日本国の正体なんですな。この後もイザナギイザナミは嶋を生むのですが、この最初の八嶋が非常に重要な存在であることは間違いないです。

 

私の解釈では「大八嶋国=国という造化機関の原型」なんだと思われます。

造化機関たる「天」と「地」、そのウツシが「国」なんだと。

 

ここで大事なことなので、

”造化に関わる「八(ヤ)」の数字”をよ~く覚えておいてください。

 

ひ・ふ・み・よ・い・む・な・や→こ・と

そう、「ヤ(八=数多)」の次は「9・10(こ・と)」で事が起きるのです。

現象化・事象化であり、「8(有限中の数多・最高)<9=無限(無限領域)」+「10=別界・上なる界への上昇」という方向性を示しているのです。

 

(つづく)

 

 

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