これは「テレ東」からの強烈な日本人・日本国民へのメッセージかもしれない。
【映画スリーデイズ~感想】
なぜ、こんな救いのない映画を…
破滅に向かっているようにしか見えない…
と、思って観ていたら!!
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警察・検察をはじめとする国家権力の無能っぷりと
それによって「正しく生きる国民」が追い詰められ
自由・平和・安全に生きる権利を奪われ、
自国で生きていけなくなる…という事態を淡々と描き
痛烈に「そこ」を批判した映画だった。
まじで、監督…攻めてるぜ~
しかも「自分が信じる”正しいこと””正しき真実”のためなら」「家族の為なら」「この信念を通す、この成すべき事をやり遂げる為なら」…どんな犠牲もいとわない、という姿勢が…テロ実行犯たちと影が重なって見えてくる。
テレ東さんが、あえてこの映画の放送に挑んだのは
今の日本・日本人への警告メッセージなのかもしれません。
あと、この映画冒頭に描かれている、
奥さんの短気っぷりや攻撃性の高さにビックリしたのですが、
やはり「短気」+「攻撃性の高い態度」ってのは敵を多くつくってしまうので、
社会=人間の集団の中で生きていくには「損しかない」な、と思いました。