これは…酷い…
政治の腐敗、売国者たちによる「日本民族と日本の滅亡」が着々と進んでいるようにさえ感じられる今の日本の現状にただただ絶望していては、このまま悪化してゆくばかり。
でも、どうしたらいいのか分からない…
無力な個人でどうすればいいのかわからない…
そんな思いでいる「心ある日本人(同志)」のみなさんに今、読んで欲しいのが「こちら」
⇓
安岡先生の講演を時代を越えて体験できる1冊になっております。
では、日本を取り囲む世界の状況~自由諸国のその姿勢の変化をみてゆきましょう。
ゴリゴリ「力の政治・力による圧力外交」姿勢の我が国の近隣諸国と「(表向き)社会的優秀さで徳による導き」姿勢の自由諸国(欧米)でしたが、ここで自由諸国は気づくのです。
⇓
「この(表向き)姿勢の本質はコンプロマイズ(妥協であり、屈服に繋がる)だ」と。
先に「心ある国民」が気づいていたことに、やっと当局者たちも気づき焦りだすと…今までは「社会的に優秀な我々が力主義の彼らを導くのだ」という自国民への説得姿勢から態度を急変させる。
某国の大統領は開き直って、こう言いだした!
(※上記の本にはその名がズバリ示されてります)
国民の平和ボケ、弱腰姿勢にあるって言いだしたで~
政府がとった政策・政治姿勢故の現状なのに、
国の弱体化・後退を国民のせいにし出した~
(あれ、日本の現政治とまんま同じやないか~)
ということで、「表向き」のパブリック・エクセレンスの姿勢はほぼペラ紙一枚程度の看板と成り果て、自由諸国もゴリゴリ軍事力・経済力で「圧力」強める姿勢に転換したんやな…その中で日本は…一人負け状態にされているのかもしれないね。
何かと色々言われ、真面目に対応しても「悪者」にされ、非難・批判・攻撃され「金出せ」「謝れ」「責任とれ」とか、そんなんばっかやん…
しかし、日本と少数の国々だけでも「倫理・道徳・仁義誠礼を重んじる平和な世界」を信じるということが まだこの世が破滅しない微かな希望になっているはず。
じゃないと「善」無き、修羅の世界になってしまうからね。
ただ、この世界の流れ、国々の姿勢で1つ大事なことが証明されたと思う。
⇓
「力で攻め、力で主張してくる相手とその力」に対し、
パブリック・エクセレンス(教育・教養・徳)で勝つ!
というのは立派な姿勢である、が現実は…非常に厳しく困難なことである。
よほど実力、つまり自ら恃むところがあり、段違いの実力・強さがなければ、これは言うべくして とても行えぬことである。
安岡先生はこう語り、最後にこうまとめている。
よほど人間は鍛えられなければ、パブリック・エクセレンスというやつは空念仏になるというのも。
ただ、不可能ではないのだ。
国民の多く・全員が鍛えられた本物になればいいのだ。
そう可能な話でもある、よね。
(つづく)