プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【安岡正篤に学ぶ】日本"真"復興~⑥張りぼての「パブリック・エクセレンス」

先を急ぐ~

日本への侵略侵攻・日本文化伝統と日本精神の破壊が目に余る状態まで来ている…

日本の政治も、日本の法も、日本の警察も「日本人」を守ってはくれなくなってきている。どうして日本国に暮らす日本人が一番「我慢」を強いられ、差別され息を潜めて生きなければならくなってしまったのだろう…

 

現在の日本に不安と危機感と絶望を抱いてしまいますが、でも古代日本の智に触れ、日本語の神秘のヒビキを知り「日本は必ず、日本人が誇りを取り戻し復興する」と私の中の日本人の血が騒ぐのです。

 

でも、どうしたらいいのか?

無力な私個人でなにができるのか?

と結局「何もできない」…という中で安岡先生の講演を文字お越ししてくれた「この本」に出会い、一筋の光が差し込んできた。

 

マジで一家に1冊レベルで置いてほしいくらい、おすすめできます。

 

では、前回からの続きへ

昭和36年の講演(研修会)で語られた内容ですが、現在の日本がこのような状況に陥ってしまった要因や流れが見えてきますので、話の続きをどうぞ。

日本を取り巻く状況は軍事力を強める諸国に囲まれ、睨まれ続けておりますが一応

  • 左側の近隣諸国=パワー・ポリティックス
  • 右側の欧米諸国=パブリック・エクセレンス(表向き)

と云う風に昭和36年当時は見られていたようです。
私はどちらも実質・パワー勢だと思うておりますけど。

 

まー安岡先生もどっちら国々も、日本国内に置いても活動家たちというのは

と指摘してますから、どっちも裏では同じ「力支配勢」と捉えていたんじゃないか、と。

 

しかし「表向き」とはいえ、欧米自由諸国側の「パブリック・エクセレンス(社会的優秀さ)により世界に模範を示し、導いていくんや!」という姿勢に日本はずーーーーっとのみこまれ続けているのに、彼らは早々にそのポリシーによる活動限界をむかえ、さくっと掲げた看板を下ろしはしないが、実質 軍事力・経済力を強め、力には力での姿勢を強めていったわけです。

 

結果、日本を取り巻く世界がどうなったといえば、

”表向きは「平和」「友好」「親善」とか唱えながら、あらゆる罵詈雑言・毒舌・詭弁をふるって相手(特に日本)を悪者にして、どこまでも「力」による外交をやってきている”わけです。

 

日本の近隣諸国も欧米諸国も色々な国際組織も「日本を責め」謎に責任を負わせ、金を要求し 日本をくいものにしている…ようにさえ見えますね。

 

では、なぜ欧米自由諸国は「パブリック・エクセレンス」の旗を早々にしまえたかというと、面も裏もゴリゴリに「パワー」で攻めてくる側に『これでは負けてしまうのではないか…』と心ある国民たちが気づき始め、ついには当局者たちもこの姿勢の「本質」に気づいたからなのです。

 

そもそも欧米諸国が思うほど、「欧米の文化・社会・経済・技術・民度は優秀で世界のリーダーだ」なんて他国は思っていません。皆、独自の文化・伝統がありますしね。

 

日本は敗戦国として戦後の洗脳教育でだいぶやられてしまいましたが、でも今 現状が酷いが故に気づき始めた日本人が増えている気がします。

 

んで、そもそも力で世界侵略を推し進めてきた自由諸国の方々は自分たちが看板に掲げた「パブリック・エクセレンスで世界を導く」って姿勢で、面も裏もゴリゴリのパワー諸国に対応することが『結局、それはコンプロマイズだ』と気づきはじめたってわけです。

 

安岡先生が「コンプロマイズ」という言葉を使っているので調べてみた。

【Compromise】

意味:妥協する、譲歩する、和解する、折衷案、歩み寄り

安岡先生はこの「妥協する」という意を掘り下げて、こう語るのです。

その妥協が示す第二の意味は、妥協することによって自分の大事なものをだんだん譲歩してゆく、いわゆる「屈従する」ことなのだ。

その愚かさ、その弱さを嘲る意味がコンプロマイズの第二の意味なのだ。

人生は自ら創る (PHP文庫)より

 

「妥協・譲歩」してゆけば「パワー諸国」はそこにつけ込んで勢いを増すだけ!

結局はじりじりと詰め寄られ、相手側の主張で染められていき屈従し、支配される事態を招いてしまうのです。(現在の日本に非常に響く指摘ではないでしょうか)

 

そして、世界に新たな動きが生じたのです。

アメリカをはじめとして自由諸国はコンプロマイズすることによって確かに一歩一歩後退、屈従してきた。

そして遂に「これでは大変だ」と動き出した。

人生は自ら創る (PHP文庫)より

 

そう、方向転換に乗り出したのです。

日本だけ今も孤軍奮闘中なのか、それとも静かなる侵略が終盤故に今の現状なのか…

とにかく、自分の誠の目で今の日本と世界の現状を見つめ直し、考え直してみることからすべては始まります。まずは我々も「気付くこと」からです。

 

(つづく)

 

 

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