今日は「日本語の神秘構造」の謎が解けはじめる…そんな予感。
カタカムナのウタの示し～日本語の響きと構造の神秘に触れ、今は肉体のカムアマ構造と覚醒の鍵を探し中です。
⇓
古事記の天地開闢の冒頭、造化三神の登場までに、この世界の造化の秘密が表わされているとする植芝盛平氏。彼の「古事記の解読」は非常に興味深く、参考になることばかりなのです。
そもそも精妙な気が満ちる大虚空（大天主太神）があって、そこに発生した「・」が天之御中主神。
その「・」から「ス声（はじまりの呼吸）」たる「スの言霊」が発生し、ス声の広がり（無限の拡張）と共に宇内は自然と呼吸をはじめた、といいます。
そして、絶え間ない一元からの呼吸、広がるス声の働きのよって「ウの言霊」が生じる。
※ここまでは前回までの復習っすな
此処から、「う声（ウの言霊）」による「アマ」の生成がはじまるのです。
盛平氏曰く「ウ」が「霊魂のもと」と「物質のもと」の2つに分かれるというのです。
どういうことかというと、こんな感じ。
⇓
- 「う」から上に巡って「あ声」アの言霊が生まれ
- 「う」から下に降りて「お声」オの言霊がうまれた
混沌とした状態のはじまりから、軽く清浄なものは上へ・重く濁ったものは下へと分かれ天地のはじまりが起こりましたよね。
⇓
そう、ここで「ウ」と「ア」、「ウ」と「オ」には『斥力』が生じているのです。
ここで生まれた「斥力」は同時に「ア」と「オ」の間に働く力も生み出しているのです。
⇓
そう、「引力」はウ声からア声・オ声を生じさせた「斥力」の反発として生じたものだと盛平氏は説いているのです。（なんか凄くないっすか⁉）
こうして天に昇る力と地に降りる力が生まれたわけですな。
上昇と下降の力が天地のはじまりと同時に生じていたわけです。
そして、この世界に働く「引力」に先んじて「呼吸（の力）」が在ったと盛平氏はいうのです。「呼吸がこの世界のはじまり」だと。
さらにここで「ホツマツタエ」「ヲシテ文字」で示されている「あわ歌」や「フトマニ～モトアケ図」を思い出してほしいのです。
「あ・う・わ」の縦並びが中心に描かれているのです！しかもその「あ」「う」「わ」音を示す文字は３つとも渦を巻いているのです。
ウ声の横の広がりから「あ～わ」の行頭ってか「a~wの親音」が生じているということではないでしょうか。
（つづく）
