「摩擦連行作用」??? どういう意味だろう。
「摩擦」「連行」「作用」の個々でしか意味がわからぬ私です。
行くぞ~身体・肉体の神秘構造を探っていたら~古事記・古神道の世界に融合してまいりました~
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合気道の祖・植芝盛平氏についてその神髄に触れたいなら「こちら」も
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では、前回の続きへ
盛平氏が説く「天地の呼吸」=合気の呼吸(むすびの呼吸)というが、
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ここで重要なのは右螺旋と左螺旋の「螺旋の働き」です。
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この螺旋の働きがあるからこそ!
「合」と「出」が自在に変転して真の生成の「むすび」が得られると盛平氏はいう。
この「合と出」というのを、私は「融合・分離」「引力と斥力」かな…と前回考察して終わりましたが、どうやら「引力と斥力」が大きく関係しているようです(^^;ほっ
盛平氏はこの「天地の呼吸=水火のむすび」というものを、
『相反する力の存在を示す摩擦連行作用としている』のだそうです(?-?)
「むすび=結び」というと「引力」を強くイメージしますが、引力と同時に斥力も発生しているというわけですよね(あってる⁇)
それに、そもそもが上昇する右螺旋の力と下降する左螺旋の力のむすび(循環)から天地の呼吸=水火のむすびが成されていますもんね。
確かに「引力」だけでは「循環」は生れない。
では「真のむすび」「循環」を生む「相反する力×摩擦連動運動」って何や⁉
ということで考えてみた結果
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「摩擦」=相反する2つの力が生む「抵抗力」
「連行」=本人の意思に関わらず連れていくこと、一緒にいくこと
「作用」=他のモノに力を及ぼして影響を与えること
マクミ・カラミが示す「膜=エネルギーの壁」「粘度・粘性」のようなものが、「水火のむすび」にある相反する力によって生み出され、その膜の内で粘性により2つの力の対流が起きているんじゃなかろうか。
ここでなんとなく「あらゆる形(もの)は全て力の現れであり、それは水火のむすびから生じる」という盛平氏や古神道が示す理の真意が見えた気がします。
形なす外殻(エネルギーの壁)とその中で対流うむ粘性と、摩擦と対流により生み出される「熱」エネルギーが「形をもって現れる・生命現象化」を成すわけかぁ。
んで、合気道では
摩擦連行作用を生じさすことができてこそ、合気の神髄を把握することができるのである
と謂われているのです。
「水火のむすび(火水=かみ)」の仕組み・構造を理解するだけではなく、実際にそこにある「摩擦連行作用」を自らが生じさせてこそ、やっと合気の神髄に触れられるというのです。
神の御業を人も成せる、ということですよね。
そうすれば盛平氏のように実弾で狙い撃ちされても 瞬時に移動し狙撃手を武(合気)でふっ飛ばせるということですよね。
ますは明確なイメージで「天地の呼吸=水火のむずび」を描き、自分の呼吸を同調させねば!
(つづく)