古事記の解読…めっちゃ面白いです。
自分で一字一字の示しを追うことで定説にない発見があります。
カタカムナや神代文字が示す内容や、日本語の響きや創りの神秘に触れてから「古事記の解読」に入ることをおすすめします。その方が断然面白いから。
では、さっそく解読の続きへ。
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(※古事記より)
非常に簡潔に「第10の神」と「第11の神」の登場が記されております。
二神が並び、後に来る神の名に「妹」があることからペア(対・組)であることがわかります。
この二柱の神はその名に「杙(くい)」の字が当てられていることから、
”土地造成用の杙の神(神格化)”とされています。
では、まず第10の神「角杙神(つのぐひのかみ)」が何を示す神なのかを詳しくおっていきましょう。
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角杙神(つのぐひ)
「つのぐひ」という音が先にあり、漢字はその意を伝えるために意図的に当てられたものであろうと、日本語の構造上思われます。
では、その当てられた字が示す意味を見てゆきましょう。
- 「角」=中が空になっている固い角(外側が固く中空)
- 「杙」=杭、杭につなぎとめる(梨に似た果樹の意もある)
私は「角杙」「活杙」が示す「杙」は”土地造成用の杭”ではなく、正確には
”天地の「造化機関たる地」の造成用の杙”であろうと思っております。
更にいうと「造化機関たる地」は”呼吸し生きている”と考えております。
故に「角杙」が示すのは「生きた造化機関たる地の骨格形成」ということになります。
動物の角は成長過程に於いて血管も神経も通っておりその成長を支えていますよね。
そして自然と落ちる時、その中というよりは「内(内界)」が空になっているということではないでしょうか。
更にこのことで聖書における「イブの誕生」を思い出してほしいのです。
確か、神が土の塊にアダムの骨を1つ取り込めたのがイブのはじまりではなかったかと。。(記憶がおぼろげ)
ということは「造化機関たる地の造成」に打ち込まれた「角杙」とは、「造化機関たる天の骨格からウツシしたもの」ということではないでしょうか?
そして、元々は天の骨格を成し、血肉を作っていた骨が地の骨として移植されたということは「地は天のウツシ」という事を強く表していると思うのです。
「角」が持つ意味に「外側が固く中空の角」というものがあるので、地はこの筒状の骨を通して天とエネルギーたる血の繋がりと、意識たる神経の繋がりも持つことができており、相互関係(相互通信)を持っているということではないでしょうか。
では「活杙神」は何を示しているのでしょう?
(つづく)