ここではじめて男女一対の神が！
「泥土と砂土の対なる土地の神」以上の関係があると思うのです。
カタカムナの示し、神代文字が示す日本語の一音一音の響きと構造に触れてから「古事記」の解読に進むことをオススメしている私です。面白さが倍増するから～
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では第八・第九の神＝神世七代の「第三代」の二柱の神の関係を読み解いてまいりましょう。
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このように一般的には「泥土と砂土」＝大地を象徴する神とされております。
しかし、私が音のヒビキに当てられた意味を示す漢字から読み解いた神名の示しでは、もっと「大地が如何なるものか」その神霊力・働きを示しているとわかった。
”造化機関としての地（天地の地＝大地）”
これを成す・構成する基礎・根源にあるのはこの二柱の神々の力（働き）なのです。
兄・宇比地迩神は「宇（宇宙・宇内・天）」と「地」を同類のもの（比）に近づける（迩）神霊力の神格化、つまり「天の造化の働きを地にウツシする」神なのです。
この神がこの世界の「ウツシ＝相似象」を成している源にあるのだと思われます。
更に妹神が示すのは「内なる神秘、造化の中心にあるモノ」ではないでしょうか。
「須」と「智」を同類のモノとして近づける神、「須＝す」は一元のはじまりの呼吸にして、「一元が”そう成る”ことを期待して待つ、希望願望の意志」であり 、それは「地を照らす智識・智恵」によってそこに通じることができる、という示しであり、その「智」の神格化が須比智迩神なのです。
この二柱の神が男女一対の大地神として伝えられている意図は何か？
天の造化をウツシた「地の造化、その内は一元の意につながる智（天地を照らす智＝道理）でできている」ということかも。
「地にウツシされた造化の力、それは我々にも智として授けられるている」ということにも感じられる…が、たぶん「アカシックレコード」のことでしょうね。
神世七代の第三代、初の男女一対の神として示しているのは、
この世のすべてを生成化育する「造化」というのは、「実と虚の力」のカカワリ・ムスビによるものである、ということではないでしょうか。
加えて「う」音と「す」音を頭文字として「地の造化の根源」たる二神が持っていることも非常に重要な示しであると思われます（後ほど～）
（つづく）
