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【映画部】「本当の目的」感想~女は弱い、だから力を合わせ頭を使って復讐する

お題「最近見た映画」

本当の目的

どうしてこの邦題にしたのだろう…

「Three Days in September」の原題の方がわかりやすい。

「女がいない村」という部分に見える深い闇

 

 

力が弱いばかりに

男たちに人生を踏みにじられてきた女

マリカとヤナ

 

列車で偶然出会った二人だが

9月のこの3日間を一緒に過ごすことに

これが運命を大きく変える出会いとなることを

2人は知らなかった。

 

 

本当の目的

本当の目的

  • 発売日: 2019/10/23
  • メディア: Prime Video
 

 

 

逃亡と復讐それぞれの目的を抱え偶然出会った2人の女

列車で出会ったヤナとマリカ

マリカは殺人容疑で逃亡中

ヤナは復讐のために久しぶりの故郷に戻るところだった。

 

行くあてのない逃亡者のマリカは

列車の中で言葉を交わし、

鏡を貸してくれたヤナに何か感じ

引き寄せられるように列車を降りたヤナの後を追う。

 

刑務所出の娼婦のマリカはどん底にいた。

夜に客をとろうと道にたって

乗った車は借金取りの男の車だった。

脅され暴力を振るわれ

マリカはとっさに男からナイフを奪い

彼の首を刺して逃げてしまう。

 

頼る人もいないし

行くあても、金もない

もう列車で自分の言葉に返事をしてくれた

ヤナを頼るしかなかったのだ。

 

少しずつお互いのことを話しはじめるふたり

マリカが浴室でシャワーを浴びようとすると

男の暴力により傷だらけとなった体に痛みがはしり

思わず大きな声を上げてしまう。

 

そこにヤナがやってきて

マリカの傷を手当してくれる。

この時二人はお互いのことを話しはじめた。

 

マリカは男に暴力を振るわれて

顔から身体から傷だらけであることを。

ヤナは元医学生であることや

双子の妹のことや過去の不倫で男に懲りた話などを。

 

ヤナの過去と男しかいない村

ヤナと双子の妹クリスティの故郷の村は

若者と女がいない「男しかいない」過疎地。

 

正確には90才を超える生き字引のようなお婆さんが

村で唯一の女性だ。

 

ヤナの過去、復讐の背景を知っていくと

この村に「女性がいない理由」がわかる。

 

過疎地で女が圧倒的に少ない閉鎖的な村では

女は弱者であり男たちの欲望とストレスのはけ口にされ

それがこの男社会では「よし」とされ黙認されていたようだ。

 

そうなれば女はみんな出ていくし

女がいなければ若い命は生まれない。

 

この村を90年以上見続けてきたお婆さんの話からも

この村のねじれた風習が覗き見える。

 

ヤナもこの村の男で同年のガンツから

暴行を受け、大事な妹を長年の昏睡状態にさせられ

悔しい思いを抱えて生きてきたのだ。

 

姉妹を踏みにじりながら

昏睡状態の少女を病院まで背負って連れて行ったガンツ

地元の英雄となり、今は警察官となっている。

 

また、ヤナは父から「医師になる」ことを強要されてきた。

家庭内でも圧倒的な男の力で支配されていたのだ。

 

ガンツが再びヤナを脅したことで3人の運命が大きく動く

アベルと名付けた警察犬を従え

ヤナとマリカの前に現れたガンツ

12歳のあの頃以上に腐った人間になっていた。

 

マリカが指名手配犯であることをネタに

マリカをかくまったヤナも重罪となると脅し

マリカの父が所有していたリゾートホテル(今は廃墟)を

手渡せと脅してきたのだ。

 

警察がマフィアとつながり

市民の財産をうばったり

やりたい放題とは…

 

ガンツの相変わらずのクズっぷりに

社会の腐敗っぷりに

男たちに痛めつけられてきた女二人は

協力して復讐を果たし、人生を取り戻すことに。

 

女は弱い、だから力を合わせ

頭を使って男に復讐するのだ。

悪が許され罪に問われないなら

そこを今度はこっちが利用すればいい。

 

ふたりの出会いから

ふたりが復讐を果たし新しい人生を踏み出すまで

3日間の物語なのです。

 

心身に傷を負った同士だから共感できた

ヤナは長年昏睡状態にあった妹を看取り

復習のために戻ってきた。

妹を不幸にした罪悪感と男への怒り。

たぶん彼女は自分もシぬ覚悟だった。

「門番だけが罰を受けて…」って言ってたから。

 

感情を出さず

いつもポーカーフェイスのヤナが

いつの間にか過去や胸の内を語るようになったのが

マリカだった。

 

“12才でレイ〇された気持ちを理解できるわけがない”

と心を硬くしていたヤナだったが

マリカはヤナ以上の経験をしていた。

 

マリカはヤナの抑えてきた過去の話や感情を

ただただ静かに受け止めていた。

 

この頃になるとマリカの印象が初期とだいぶ変わってきます。

ヤナとマリカの静と動のイメージが入れ替わっているはず。

 

嘘つきの女たちの「本当の目的」とは?

気になっていることがある。

この邦題「本当の目的」だ。

 

ヤナもマリカも名前からして「嘘」だった。

ヤナは列車で出会った時には

「たばこはやめた」と言っていたが

家では煙草をパカパカ吸ってた。

ヤナはもっと大きな嘘もついている。

 

復習が後始末まで含め華麗すぎて

「いつから」この計画を立てていたのか?

非常に気になるところです。

 

私が思うよりも「もっとズルい女達」の可能性も…

 

でも、たぶんヤナにとっては

マリカを救うことが

救えなかった双子の姉妹を救うことと

重なっていたのだと思います。

 

「本当の目的」とは

この映画に込められたメッセージに在るのかも。

 

人類初の嘘つきで殺人者のカイン、

アベルを従えたガンツは「嘘つきで残虐な人間」を示している?

 

頭を使って生き抜かねば!

では、また~☆

 

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