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【映画】ブラック・レイン~感想~戦後に日本人が失った価値観を893が語る

ブラック・レイン (字幕版)

すごくかっこいい映画!!

何回も見たくなる、そんな映画です。

 

 

 

 

大阪の街かっこいいし

松田さんのサイコパス具合も最高だし

高倉健の仁義誠に生きる警察官もかっこいい!

 

 

映画ブラックレイン~あらすじ

ニューヨーク市警本部 捜査官のニック(マイケル・ダグラス)は

妻と離婚し息子の養育費を稼ぐのに苦労する日々

そしてニックは麻薬密売事件の売り上げを横領した嫌疑をかけられ監察官たちから尋問をうけていた…

 

そんな、ある昼下がり。

ニックと同僚のチャーリー(アンディ・ガルシア)は

レストランに居た日本のヤクザの抗争を目撃する。

日本人ヤクザ(チンピラ)の佐藤のサイコパス殺人を目の当たりにしたのだ。

 

佐藤を追跡し逮捕するものの

日本国内での犯罪で指名手配されていたため

佐藤を日本に護送することになったニックとチャーリー。。

 

佐藤を護送する任務を言い渡され

大阪まで向かった2人だったが…

伊丹空港で警察官を装った佐藤の手下たちにまんまと騙され

佐藤を逃がしてしまう(><)

 

大阪府警で笑い者にされつつも

日本での佐藤捜査に加わろうとするニック!

だが大阪府警の大橋警視はそれを許さず、

2人の銃を押収したうえで松本警部補(高倉健)を二人の監査役に。

 

捜査からはじかれ蚊帳の外のニックとチャーリーだが

松本から無理やり捜査状況をききだし

佐藤のアジトへの突入捜査へ強引に同行する。

 

ニックは佐藤のアジトからくすねたドル紙幣を燃やし

紙幣が偽札であることを突き止め松本に知らせようとするが

証拠品を盗んだところを松本に目撃されており

2人がすれ違い、険悪な状態に…

 

そんなニックと松本の関係をなんとかしようと

チャーリーが動き松本との親交を深め信頼を得るのだが…

その夜、彼は佐藤の罠にはまりかえらぬ人となってしまう。

 

目の前で相棒チャーリーを佐藤に殺されたニックと

チャーリーと親交を深めていた松本は

「佐藤逮捕」にむけ協力し合う関係になっていく。

 

そしてニックと松本は佐藤と日本のヤクザの親分菅井が

偽札製造を巡る抗争に行き着くのだが…

 

※以下、ネタバレ有の感想いきます

 

「ブラックレイン=黒い雨」というタイトル

このタイトルには「戦争」により”日本が失ったもの”の意味が込められている。

侍のような日本人警官「松本」もそれについて語っているが

何よりも893の親分・菅井がニックにそのことを語るて言うのが印象的…

菅井も(ニックも)

アメリカが戦後、日本人にもたらした「個人主義」が

義理人情の価値観を喪失した”佐藤”のようなアウトローを生み出したと

暗にアメリカの個人主義・拝金主義を批判し

『黒い雨』という言葉を印象的に用いる。

 

 

このことはニックにも刺さるが

この映画を観る日本人にもブッ刺さるシーンではないだろうか…

 

特に松本とニックの影響関係に注目してほしい。

ニューヨークで巨大な悪の前に多少の悪は無いも同然という価値観のニックと

どんな事情があっても盗品をくすねるという背徳は恥とする松本。

日本人の誇りと「お天道様が見ている」という価値観の尊さを感じさせるシーンだ。

 

日本の俳優陣、街がハリウッドに負けていない!

松田優作サイコパス具合といい、

高倉健侍魂漂う刑事っぷりといい。

日本の俳優陣がマイケル・ダグラスに負けいていない!

 

加えて、大阪の街がとても魅力的だ。

美しいのではなく、人間の混沌とした感じが「街」にそのまま反映されている。

だからこそ魅力的な街に見えるのだ。

 

ブレードランナーでみた

あのアジアの街のテイストの原点なのかもしれない。

 

 

ラストシーンのニックと松本

ここが非常に「にくい」演出である。

脚本的には「日本人か!?」と思うほどだ。

 

男同士の語らぬ友情が見事に描かれている(;;)

ニューヨークで生きるいわば成功者であるニックが

雑多な大阪の街で地味に生きる松本から

「誇り高い警察官として生きる」ということを学んだという

ことがわかるシーンに胸アツである。

 

この映画は何度も見たくなる作品である。

日本人としてこの「美徳」を大事にしたいと思った。

 

 

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