廃墟の刑務所で行われるサバイバルゲーム!
監獄で一晩過ごせば2万ドル!(ただし参加者で山分け)
全員クリアできればボーナスをプラス
というリアリティーショー形式のテレビ番組に参加した6人の若者
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超簡単にいうと
リアリティーショーという名の
演出モリモリの仕掛け番組に「制裁!」
そんな映画です(?)
映画キャビンの大どんでん返しを
ちゃぶ台返しにした感じっす(^^;)
映画「デスゲーム 処刑監獄」あらすじ
突如目の前に現れたピエロマスクの集団に
拉致され、豚マスクを被せられどこかに車で運ばれる
7人の若者達…
車から降ろされると、
そこは廃墟となったいわくつきの刑務所
彼らはリアリティ番組(TVゲームショー)の参加者に選ばれたのだ。
ここに連れてこられた7人は番組の参加者募集に応募してきた若者達だった。
◆ルールは簡単
かつて所長による囚人虐殺が行なわれた、
今は廃墟となったこの刑務所で番組が用意したゲームをクリアしながら
一晩過ごすことができれば2万ドルがもらえる
今までに20人のホームレスが、この廃墟で死んでおり
地元の人たちは気味悪がって近づかない…
全員がミッションをクリアできれば
更にボーナスがプラスされる。
最終意思確認で7人の内6人がゲームに参加することに!
番組制作チームは番組を盛り上げるために
あらゆる仕掛けや特殊効果を用意しており
参加者を各所に仕掛けた監視カメラで追っていく…
番組が仕掛けた嘘、仕掛け、サプライズに
いつしか本物の恐怖が入り込んできて
本当のデスゲームがはじまっていく。
何が「リアル」で何が「偽り」なのか?
そして、番組制作スタッフとゲーム参加者の中で
この死の監獄から生きて帰れる者はいるのか?
クセが強いゲーム参加者たち
豚マスクで監獄前に連れてこられた7人の若者
- シュー(金髪美人ギャル)
- ランドル(ゲイのイケメン)
- トニー(IQはアインシュタイン以上のキレ者女子)
- エンジェル(英国人・妹)
- スタントン(英国人・兄)
- ディクソン(身長190㎝・ウィルスミス似の青年)
- お漏らし君⇒参加拒否で帰宅
番組からの説明を聞いて
この廃墟は「ホントにヤバいと」軽くお漏らしをかまし
参加拒否⇒タクシーで帰宅した7人目の青年「お漏らし君」…実はコイツ…
◆ポイントとなる参加者6人の「一番の恐怖」×ゲーム
- シュー(ベジタリアン)⇒お肉を食べること
- ランドル⇒宗教
- トニー⇒独りになること
- エンジェル⇒怖いモノは何もない
- スタントン⇒⇒※妹の世話役で参加…
- ディクソン⇒生き埋め
この番組オーディション時に答えた
「一番の恐怖」と向かい合うコトになるゲームが各自に用意されています。
宗教、ガス室、糞まみれで生き埋め、宙吊り、などなど
このゲームって…
処刑監獄のモデルが…アウシュビッツ?
かつて所長による囚人大虐殺があったこの処刑監獄
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1931年 刑務所の予算が削減され
当時の所長は「囚人を削減」することを思いつく。
その結果、85人の囚人を刑務所内で惨殺
その様子を金持ちたちにショーとして見世物にして金をとっていたという…
10年時間を動かしているけど…
どうもこの刑務所と所長がアウシュビッツに重なるんです。
私がアマプラで見たBBCの「アウシュヴィッツ ホロコースト」特番
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所長もアウシュヴィッツの所長ヘスのことのような…
ヘス×ヒムラーといった感じ
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本物による偽モノの「恐怖」への制裁
メディアがつくりだす「リアル」に見せた偽りの世界に対し
本物の恐怖の制裁が!
リアルにみせた偽物の中に
本物が混ざり込んでも
みんな気が付かないわけです。
そもそも嘘ばっかりの世界だから…
「カメラ越しに見る」ことに慣れてしまった結果
目の前の現実に反応が遅くなったり、
何が本当で何が嘘なのか見抜けなくなっていたり。
カメラを通した映像になった時点で
それはリアルではないってことかも。
φ(..)メモメモ
なかなか重要なメッセージな気がします。
最終的にカメラでしつこく追い回す番組製作側に
悪霊ではなく生身の人間がガツン!とやってるところが…
ここが一番の「リアル」かな?
個人的にPC画面の黒背景に緑のカクカク文字が打ち出されるの
なんか懐かしくて好きっす(^^)
では、また~☆