「神さまの言うとおり」原作漫画をむか~し読んでおり
内容うろ覚え状態だったので、思い出したくて観てみた!
この映画を観ていたら「日本の神々」の持つ恐い面を思い出した。
日本各地にいる神様って
けっこう恐い存在も多いんだよね。
ちゃんと祀りたてないと
祟り、災いをもたらしたりしますからね。
善の塊じゃないからこそ
日本人にとって神が身近な存在なのかもね。
地元の神社とかお祭りとかね(^^)
そんなことを思いだせた映画
⇓
バトルロワイヤルの舞台が「神の支配空間」になった感じの
生き残りをかけたバトルモノです。
BBAが観た感想&ここ見てポイントを書いていきます。
- 「神さまの言うとおり」あらすじ
- 第1ゲーム:ダルマさんが転んだ
- 第2ゲーム:招き猫とネズミ
- 第3ゲーム:こけしと「かごめかごめ」
- 第4ゲーム:嘘つき嫌いなシロクマ
- 第5ゲーム:マトリョーシカと「缶けり」
- 外野(世間)の熱狂
- BBAの考察:善だけじゃない日本の神々、祟り神
- BBAのつぶやき:ノアの方舟じゃなかった!?
「神さまの言うとおり」あらすじ
退屈な日々に飽き飽きしている高校生
高畑瞬(演:福士蒼汰)はある日突然
恐ろしいデスゲームに巻き込まれる。
何でもない社会科の授業中に
ウトウトしていると教師から
「もうお前は寝ていろ」と言われ
クラスも笑いに包まれた。
ところが、次の瞬間!
教師の頭が吹っ飛び「ダルマ」が現れた。
そのダルマが突如はじめた「だるまさんが転んだ」
『動いたら即、死』という状況の中
次々に頭が吹っ飛び死んでいくクラスメイトたち…
ここから謎の存在に支配された
死のゲームの数々が瞬たちを待ち受ける。
最後のゲームが終わった時
生き残っているのは誰なのか?
※以下ネタバレを含めながらBBAが「ここ見て」と
思ったポイントを書いていきます。
第1ゲーム:ダルマさんが転んだ
映画版のダルマはもっと血走った目をしています。
たぶん瞼などをホチキスでとめられており
瞬きできないからだと思う…
●ルール:おしたら終わり
●ダルマが振り返った時、動いたら頭が吹っ飛び即死
●ダルマに書かれた文字「勇気」
突如現れたダルマが「だるまさんが転んだ」をはじめる。
何が何だかわからない生徒たちだが
ふり返ったダルマに次々に首を吹き飛ばされる者たちを見て
これが命がけのゲームであることに気が付く。
「動いた」とダルマに判断されたモノは
ダルマに睨まれ次の瞬間、頭部が吹っ飛び血のように赤いビー玉がふきだす。
ダルマの後頭部に残り時間のタイマー表示と
背中には「おしたら終り」の文字とボタンが!
第1ゲームの見どころは染谷将太演じる「佐竹」
これがね、キレ者なんですがずる賢い奴なんですよ。
瞬にボタンを押させようと焚き付けておいて
自分は「動かずに済む」安全策をとった彼。
その結果…大事なゲームの裏ルールを読み間違うのです。
フフフフッ
第2ゲーム:招き猫とネズミ
第1ゲームで生き残った者が体育館に集められる。
そこにはネズミの衣装が用意されており
ダルマの最後の言葉に従い自らネズミの衣装を着る生徒たち。
状況がわからず戸惑う生徒たちの前に
巨大な招き猫が現れる。
●ルール:猫に鈴をつけたら終わり
●猫の首輪についているバスケゴールに鈴を入れたら終わり
●鈴はタイマーになっており残り時間が表示されている
●猫の小判にある文字「変化」
このゲームでの注目ポイントは以下
- ネズミの衣装の秘密
- 猫の「背中かい~の」
- 吉川ことバスケ少年(虹郎)
- サイコパス神木君こと天谷武の登場
そしてもう1つ「瞬」が覚醒しだします。
ぼーっと生きてて冴えない高校生に見えた瞬ですが
非常に頭の冴えた頼もしい男だった!
猫が容赦なくネズミ&人間を食いまくる姿にも注目です。
第3ゲーム:こけしと「かごめかごめ」
第3ゲームから会場は謎の立方体の内部へ
目が覚めると瞬は、
他校の生徒たちと1つの部屋に閉じ込められていた。
鍵のかかった扉が開くと
宙に浮く巨大なこけしが4体部屋の中にはいってきて
ゲームをはじめる。
- ルール:鍵で扉開けたら終わり
- 1つ目の遊び⇒かごめかごめ(後ろの正面の名前を当てたら終わり)
- 2つ目の遊び⇒えんがちょ(ひとりでいると襲われ死)
- 最後の扉に7つの鍵を7人でさし、同時に回せばクリア
胴体に「はなこ」「たろう」「あけみ」「けんいちろう」とかかれた
巨大なこけしが登場!
「はなこ」の目が赤く光りゲームの敗者の身体を自在に操れるようになる。
こけし達による敗者への残酷な死刑が執行される。
ここで更に瞬が冴えわたる存在に!
第4ゲーム:嘘つき嫌いなシロクマ
第4ゲーム会場は氷ついた銭湯!?
そこに急にあらわれた巨大な木彫りのシロクマ
「嘘が大嫌い」と連呼するシロクマのゲームがはじまる
- ルール:本当のこと、言ったら終わり
- シロクマの質問に全員が正直に答えるゲーム
- 嘘をついた人がひとりでもいたらアウト!嘘つきをシロクマに教えなければならない(差し出された人はシロクマに潰され死亡)
ただ正直に答えればいい…単純なゲームなのに苦戦します。
そして「瞬」はあることに気が付きます。
冴えわたる瞬が加速中~
シロクマの処刑がけっこう豪快で残虐です。
狂気の神木が光を増していきます。
第5ゲーム:マトリョーシカと「缶けり」
最後のステージはマトリョーシカがお出迎え。
3体のマトリョーシカの腹には「知力」「体力」「想像力」とかかれている。
- ルール:缶けりしたら終り
- 日没までに鬼は4人中3人を捕まえたらクリア、捕まった3人は死
- 缶を蹴ったら捕まった仲間を助けられるが缶が爆発して即死
最後のステージに残った5人
ここでは 缶けりの鬼に天谷(神木君)が選ばれ
最終的に天谷武vs高畑瞬の戦いになります。
ふたりの頭脳戦に注目!
缶けり後にファイナルアンサー
4体目のマトリョーシカが現れ、その胴体には「運」と書いてあった…
外野(世間)の熱狂
高校生が謎の球体の中で
命がけのバトルを繰り広げる中
テレビやネットで放送される「中の様子」に
熱狂しはじめる多くの群集。
世界各地で同じようなことが同時に起きており
球体の内の生存者は「神の子」と呼ばれ人気に…
あーこれかぁ、この映画は
「この群衆の狂気」を描きたかったのかも?
そう思えたシーンでした。
BBAの考察:善だけじゃない日本の神々、祟り神
「霊感ある神職者がその霊感故に3回首になった話」を
読んで「はっ」としたばかりだったので
この映画のいう「神さま」に「なるほど」と思ったBBAです。
日本って日本各地に様々な神や信仰があり
それはそもそもその土地に在ったものが多い。
神のよう人々から崇められ祀られている存在っていうのが
けっこう恐い面ももっているのが日本の神々の特徴らしい。
土地に人間が住むことを赦したり、災いをよけることで
生贄や見返りを求めたりする神も少なくない。
西洋から見ればそれは悪魔であり
日本は「魔物の巣窟」にも見えるそうだ。
ちゃんと祀って、大事にすれば強力な守護神にもなるが
神の畏敬を忘れ怠れば大きな災いを人間に与える祟り神。
祭りや儀式の恒例化、習慣化、伝統化することで
日本人は土地神とうまく付き合ってきたようだ。
逆に善100%の神と悪100%の悪魔よりも
つき合いやすいかもしれない。
日本各地には土地神がいて
その土地の境目には地蔵だったり神の印が置かれ
結界となってるんだって。
知らない地の信仰に触れないようにした方がいいってよ。
むやみやたらに写真や動画を撮ったり
その地のものを持ち帰ると祟られるそうだよ。
φ(..)メモメモ
日本古来の「遊び」とか「遊び歌」って
どこか儀式的だよね。
BBAのつぶやき:ノアの方舟じゃなかった!?
私はこの話は「ノアの方舟」のようなものだと
考えながら観ておりました。
だから最後に残るのはバトルロワイヤル同様に
男女の1組になるんじゃないかと…
何らかの思いがある男女カップルになるものと。
でもその予想はバッサリ切り捨てたれました(;;)
個人的にはリリーさんは超適役だと思ったしだいです。
では、また~☆