プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【映画】ザ・グラッジ (米版・呪怨)~感想:日本の呪怨ハウスとの決定的な違い

ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷 (字幕版)

このシーンに見おぼえがあって、「あっ」と思ってみた作品

この男性がドラマ版「エクソシスト2」に出てるあの人!だったっ

(なんか嬉しかったっす)

 

 

日本の呪怨ハウスからはじまる

アメリカ版:呪怨です(伽椰子の呪い)

 

 

 

映画ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷~あらすじ

 

 

 

 

2004年、日本の呪怨ハウスに足を踏み入れたアメリカ人女性が帰国

だが彼女は「伽耶子の呪怨」も一緒に連れ帰ってしまったのだ…

 

2006年 アメリペンシルベニア州

3か月前に夫をガンで亡くしたマルドゥーン刑事は

息子と二人、新しい家での生活をはじめようとしていた。

 

着任早々、林の中の変死体が発見され現場に急ぐ

そこで目にしたのは「どうしたらこんな状態に?」と

思うほどの遺体だった。

所持品からすぐにローナ・ムーディーの死体だとわかったのだが、

彼女が無くなる前に立ち寄ったと思われる場所の住所を知り

グッドマン刑事はじめ署員の顔色が曇る。

 

「ランダースの事件と同じ住所だ…」

 

”ランダース一家”それは2004年に

日本の呪怨ハウスに足を踏み入れた女性が

帰国して帰ってきた家だったのだ。

この年、一家全員が死体となって発見された。

 

事件当時、グッドマン刑事は

現場であるランダース一家の家に入ろうとしなかったという。

何か嫌な予感がして、どうしても入れなかったと…

 

ランダースの事件はその後も色々とあり

FBIが捜査することになった特殊な事件、

だからマルドゥーン刑事にも「この事件に関わるな」と

グッドマン刑事は忠告したのだが。。

 

事件が気になるマルドゥーン刑事は

捜査資料から事件現場の家の住所を調べ

「レイバーン通り44番地」の家へ向かってしまう。

 

彼女が家に入るとそこには

様子のおかしい老婆と真っ黒に変色し虫の湧いた死体が…

 

この家に足を踏み入れたことで

マルドゥーン刑事はこの呪われた家で起きた数々の悲劇と

繋がっていくことに

 

彼女は呪いを断ち切り、息子との生活を守ることができるのか?

 

※以下、ネタバレ有の感想となります

 

呪怨が国を越え広がっていく

この映画は「2004年 東京」からはじまります。

あの呪怨ハウスもしっかり登場するよ~

物語は「ここ」からはじまるからね。

 

日本版の呪怨は「家」という

伽椰子の色々な思いが詰まった「場」に強い念が残され

数々の悲劇の連鎖を生みだしていきますが、

この映画では伽椰子が家に足を踏み入れたモノに

憑りつき、その人の家に憑き、家族を全滅させていくようです。

 

伽椰子が場の支配者で

その伽椰子のゾーンである「家」に入った者に

憑りつき、その後は呪いの場が「その人」になるようです。

 

だからね、どこにでも憑いていくし、どこまでも追っていくのよ(厄介)

と、いうことで

日本の「じんわり」とした湿った怨念で

アメリカ人をジワジワと呪い殺していくのさ(><)

 

伽椰子…貞子ぐらいアグレッシブ!

貞子vs伽椰子

貞子vs伽椰子

 

呪怨に襲われた3つの家族+1

日本版の呪怨とは違い

普通に「過去を追っていく」形式で

この「44番地」の家に関わった人達に

『何が起きたか』観ていくことになる。

 

①ランダース一家⇒②この家の不動産業者ピーター⇒③老夫婦

この①~③の家族に起きたことを

3つが入り混じり断片的に見せられていきます。

(でも、わかりやすいからご安心を)

 

+1=マルドゥーン刑事と幼い息子

この「+1」家族に注目ですよ~

 

日本の呪怨ハウスと決定的な違い

私が「呪怨」シリーズを見たのがかなり前のことなので

記憶に曖昧な所も多いのですが…

 

確か呪怨って一家に悲劇があった

あの家・あの場が「魔空間=異空間」となっており

他と時間の流れが違うんですよね。

時間の流れというか「時間がねじれている」んです。

 

そこでシリーズのヒロインが繋がってたはず。。。

 

ところがザ・グラッジでは「家」に入ったものは

呪われますが時間のねじれは日本の呪怨ハウスほど起きません。

マルドゥーン刑事が少し、過去のヴィジョンを覗くくらい。

あと、深夜11:44を表示するデジタル時計が

次の瞬間11:45ではなく12:00を表示するくらい。

 

日本だと家、土地などその場に暮らす人々との関わりから独特な念が残るけど

アメリカはまた解釈がより「個人の念」になるのかもしれませんね。

場の支配は日本の方が「重い」らしい。

 

アメリカでの伽椰子の変化

 

あと「呪怨ハウス」の違いじゃない部分でもう1つ。

アメリカに渡った伽椰子はすたすた歩けます(^^;)

 

それに…息子はどうやら一緒に連れてきていないようです。

どうやら自分が呪い殺した霊を使役として使うようです。

なんかアメリカに渡った伽椰子は「悪魔」に近い描かれ方してる。

 

日本との色々な違い(文化や思考)を楽しむのもおすすめ!

「悪魔」に近いイメージで捉えてるけど

悪魔とはちがうってのがポイントで

ラストは「あ~やっぱり…」ってなります。

 

 

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