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【映画部】リグレッション 感想~過去の記憶というのは全て無意識の創作なのかも?ネタバレ有考察記

お題「最近見た映画」

リグレッション(字幕版)

エマ・ワトソンの美あってこその映画かもしれない。

弱った美女に男たちは夢をみるのさ。

イーサン・ホークが年を重ねるほどにかっこよくなるぜ~

 

 

真実なんてどこにもないのかもしれない。

多くの人が共有する過去の事実さえも

実は「集団的思い込み」なだけかもしれない・・・

 

そんな今ある真実にヒビを入れてくる映画です。

 

リグレッション(字幕版)

リグレッション(字幕版)

  • 発売日: 2019/01/16
  • メディア: Prime Video
 

 

悪魔崇拝教団の真実とはこういうものなのかもしれません。

では映画部日記いきます。

 

 

映画「リグレッション」のあらすじ

【Amazon.co.jp限定】リグレッション[DVD](2L判ビジュアルシート付き)

 

謎に包まれた少女暴行事件を追うブルース刑事(イーサン・ホーク

事件の被害者である少女アンジェラ(エマ・ワトソン

警察の捜査を手伝う心理学者レインズ博士

 

この3人が深くかかわるほど事件の真実が見えてきて

また遠ざかります。

 

舞台は1990年アメリカ・ミネソタ

アンジェラは父による暴行虐待の被害者で

父ジョンは逮捕され取り調べ中

ジョンにはその時の記憶は無いのですが

「娘が言うんだから罪を認めます」とすんなり罪を認める。

 

この一家には何か秘密がある・・

ブルース刑事は自分の刑事の勘を信じ事件の隠された真相を追う。

 

  • 娘を襲ったジョン
  • 教会に保護されているアンジェラ
  • アンジェラの兄のロイ
  • アンジェラの祖母でジョンの母ローズ

 

心理学者レインズによる退行催眠治療で

彼ら一家の閉じ込めた過去の記憶を引っ張り出して

真実を見つけようとする。

 

捜査を進めていくと

一家の悪魔信仰の実態が見えてきて

ブルース刑事は悪夢にうなされるようになる。

 

更に一歩踏み込んだ時

ブルース刑事は事件に隠された「純粋な悪」の存在に気が付く。

 

美しき被害者アンジェラのイコライザーっぷり

※ここからネタバレ全開ですのでご注意ください

 

もうね、アンジェラがすげー奴なんですよ。

「闇のイコライザー」といった感じなのです。

イコライザー (字幕版)

自分の身近にあるモノは

なんでも武器に変える女なんですよ!!

 

武器というか「なんでも利用する」と言ったほうがいいのかな?

たぶん自分の頭の良さ、想像力、創造性、

そんでもって男が惚れる美貌についても

全部自覚しており、すべてを使って今の生活から抜け出そうとしている。

 

  • 酒中毒の祖母
  • 酒中毒から信仰ののめり込んだクズな父
  • 家族から逃げるように家を出て廃墟で暮らす兄
  • アル中の父の暴力に耐えきれず死んだ母

 

彼女はこの負け犬一家から脱出して人生を変えるために

  • 教会の牧師の信仰心と悪を憎心
  • ブルース刑事の正義の心
  • 自分に好意を抱く男たちの心
  • 父の娘への懺悔の心
  • 祖母の酒に弱った心
  • 「悪魔信仰」というストーリー

全部を利用していくのです。

恐ろしいのは、

“どうやって周囲の人々の心を利用していくのか?”

って部分です。

 

この女!

相手が「そうあってほしい」と思う現実に合わせて

言葉巧みにその思い込みを本当のことだと信じ込ませるのです。

 

相手の中にある「思い込み」や「観測的希望」を

上手く自分のストーリーに溶け込ませ

自分と相手を味方にするんですよ!!

「一緒に闘ってます」感で相手を飲みこんでいくの。

 

悪魔信仰の話を利用したのも

この前に話題になった「悪魔教団から逃げた女性」が出版した本があったから。

世間みんなが「そうなのかもしれない」と思うところを突いてくるのです。

 

「そういうこと実際にあるのかもしれない」って雰囲気のところに

「私も悪魔教団の儀式の被害者です!」って訴えちゃうわけね。

 

恐いわぁ。

こういった人の思想に入り込んで

過去や現実を捻じ曲げられる人いるのよ。

「信じさせれば勝ち」だからね。

 

最後は自分の長年の経験と勘に救われたブルース刑事

面白いのは「思い込み」で突っ走りまくり

“俺だけが真実が見えている”

と思いあがり周囲を見下しまくっていたブルース刑事が

最後は刑事の勘で「あれ?」って気が付くところ。

 

でもちゃんと映画を見ている人には

それよりちょと前に「あれ?」って思わせてくれてる。

 

悪夢で見る内容や

彼が思うよりも彼が見下す警官たちがいい奴だったり

ロイとアンジェラの虐待の期間がおかしかったりね

 

彼がけっこう愚か者じゃね?

と、私も「あれ?」となったのは

アンジェラとの墓場でのキスね。

 

コイツ本能的で相手の誘惑に乗りやすいじゃないか!!!

ってね。

この辺はやっぱり特捜部Qのハードボイルド刑事にかなわないわね。

特捜部Q 檻の中の女(字幕版)

 

酒におぼれた過去の十字架を背負い続ける父ジョン

過去のジョンはみんなが言うようにクズだったんでしょう。

でもこの映画の現在のジョンがね(;;)

一番「悟りの境地」に近いのです。

 

ただただ過去に自分が傷つけた家族への

懺悔に生きている。

そのためなら娘の望む父を演じるのです。

「娘に暴行した犯罪者の父」であろうとするんです(;;)

 

しかもジョンだけが

事件の全体をはじめたか見つめていたのよ(泣)

罪も早々に素直に認めてるのに

警察ですげー責められ怒られ怒号を浴び

ただただ小さくなるジョン。

 

ジョンの最後の決断もね、「そうかぁ」ってなる。

 

退行催眠治療が生む偽装記憶の怖さ

この映画の主題でもありますが

映画の最後にこのテロップが映し出されます・

 

「現在、退行を促す催眠治療は偽装記憶を生むと認識されている」

 

悪魔信仰に関わる事件で実証できたものは1つもないんですって。

こういった事件が偽装記憶のふくらみで「まるで本当にあったこと」や

「実在するもの」と思いこまれたものばかりというコト。

 

相手の妄想に飲みこまれる場合もあるし

自分で暗示にかかってしまう場合もあるし

自分が「過去の記憶」と思うのもが

「誘発された幻覚」である場合もう気がつけないわ(;;)

どうしたらいいの?

 

過去を思い出そうとするとき

記憶の断片と誰かの言葉や自分の想像力が

重なって「今」過去の記憶を新しくつくり上げている

ってことを忘れないようにしないとね。

 

確かな過去記憶なんて無いのさ~(;;)

 

色々な意味で怖い映画です。

色々な事件や歴史だってもう真実はそこにないのかもね。

 

では、また~☆

 

 

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