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【映画】ヘレディタリー 継承~感想:えっ!?の連続、恐ろしき女系家族と世界一悲しき父親

ヘレディタリー 継承(字幕版)

主人公だと思ってた少女に「えっ!?」って展開が起きてから

「えっ!?」の連続で予想がどんどん外されていく映画

 

 

とにかく、見ればわかる

(見てもわからない場合もあり)

 

ヘレディタリー 継承(字幕版)

ヘレディタリー 継承(字幕版)

  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: Prime Video
 

 

このポスタービジュアルが重要なんだけど

逆に大いに騙されもしちゃうという

2重構造になっている(制作陣すご過ぎや!)

 

 

映画ヘレディタリー 継承~あらすじ

映画冒頭で語られる一家の近況

2018年4月3日 長い闘病の末エレン・リーは78才で

娘アニーの家で死去

エレンの夫と息子は既に故人

娘アニーの夫はスティーブン・グラハム博士

孫は高校生のピーターと13才のチャーリー

葬儀は土曜10時から行われ

スプリング ブロッサムに埋葬される

 

祖母の葬儀から始まるアニー一家を襲う恐怖の物語。

 

模型の家、精巧なドールハウスにズームインすると

そこにはピーターが寝ており、いつのまにか現実のアニーの家に。

 

大きな家には母アニーのアトリエがあり

彼女はこの精巧なドールハウス・模型の家の作家なのだ。

スピリチュアルやカルトにはなっていた母に振り回されて育ったアニー…

葬儀の場では亡き兄が自殺時に残した

「母が僕の中に何かを招き入れた」という最後のメモについても触れていた。

 

一緒に暮らしていたエレンの死を家族で乗り切ろうとするアニー一家だったが

祖母エレンに溺愛されて育った孫娘チャーリーは祖母が残した何かを感じ取っており

彼女の行動にも奇妙な面が目立つように。。

授業中に窓にぶつかってきて堕ちた鳩を探しにいって

首をハサミでちょん切り、こっそり持ち帰る彼女。

 

ボロボロのパーカーを着て、廃材を集め人形を作りひとりで遊ぶチャーリー

そんな彼女を心配する母アニーは

「友だちと夜BBQパーティーに行く」という兄ピーターに

「妹もつれていく」ことを条件にOKを出し、車を貸すことに。

 

だが、このパーティーの夜から

一家にとんでもない悲劇と恐怖が襲いかかってくることに。

 

気付かぬ間にエレンから継承したものとは何なのか?

エレンがアニーに残した

”失うものを嘆かないで、犠牲は恩恵のためにある”

という手紙は何を意味するのか?

 

※以下、ネタバレ有の感想&考察いきます

 

主人公だと思っていた少女が急に…

BBAは単純やろ~なので

ヘレディタリー 継承(吹替版)

このポスターにあるように

この少女が主人公(メイン)の物語だと思っていた。

実際にこの子めっちゃ不気味だし、存在感半端ねぇのよ。

 

ところが、映画の前半部分で

いきなり急展開…兄の運転する車に乗って病院向かう途中で

窓から大きく身をのりだしたため電柱に首をぶつけ頭部が切断されてしまう。

 

引きちぎられた頭部がゴロンと転がりアップになる。

何これ!?

(動揺する私)

 

この子、チャーリーが祖母から何かを継承したんじゃないのか!?

と、プチパニックっす。

 

母と息子のこじれた関係

事故翌日母アニーが車に乗ろうとして

娘チャーリーの首なし遺体を発見する。

 

そこから一家は今までとは違った空気に包まれる。

アニーは「娘は殺された」とある女性に語る。

娘を殺したのが息子なのだ。

アニーはだんだんと壊れていく。

 

アニーとピーターの関係はヒビが入り冷たくなっていくが

実はもっと以前から母と息子の関係はおかしくなっていた。

ピーターには夢遊病の母に焼き殺されそうになった過去があるのだ。

 

だがアニーは「息子を母から守る為、後から生まれた娘をさしだした」

とも語っている。そう、チャーリーはおばあちゃん子というよりも

おばあちゃんに渡され育てられたのだ。

 

祖母はチャーリーを溺愛し、自分の母乳を与えていたほどだが

言葉がわかるようになったチャーリーに

「男の子になればいいのに」と語って聞かせていたという。

 

この一家は母と息子、母と娘の関係が奇妙でおかしいのだ。

 

最後の最後にやっとすべてがわかる

最後の最後1カットですべてがやっとわかってくる

  • 祖母が娘と孫娘に継承したモノは何か?
  • 祖母エレンの夫と息子の死の原因
  • ドールハウスとアニー一家の繋がり
  • どうしてチャーリーは鳩の首を斬り
  • またチャーリーの首は刎ねられたのか
  • 電信柱にあった印
  • 荒らされたエレンの墓
  • 交霊術に見せかけた召喚術
  • エレンがはまっていたカルトの正体

こうしたものが一気に繋がってきます。

 

すげ替えられる王の首

監督はこれまでの人類史を見てきて

今現在の権力支配の裏にある「このこと」が描きたかったのかも。

 

地獄の王ペイモンに若く健康な男子の肉体を与え

自身は王妃と崇められる存在となったエレン、

そして王の母となったアニー、

王の肉体となったピーター、

王の魂と一体化したチャーリー、

ただただ賢いDNAを提供し灰になった父スティーブ(可哀そう)

エレンとペイモンがつくり上げた恐ろしい家族なのです。

 

エレンの地獄の王ペイモン召喚の計画がえげつなくて驚く。

ペイモンは「王冠を被り女性の顔をした男性の姿を取る」という。

つまり精神は女性で肉体的な強さを求める為、肉体を男性にするらしい。

だから子供は男女ふたり必要なのだ。

 

ペイモンに魂を捧げる娘と、ペイモンに肉体を捧げる息子が。

アニーも母の仕掛けた悪魔召喚の一部だったのだ。

悪魔ペイモンは胎児の女に宿り、復活の時まで静かに時間をかけ魂を融合していく。

その後、男児が16歳頃になるとペイモンの魂の移植が行なわれる様だ。

 

何この一家!

 

アニー作の模型の家で交差する「現実の一家と人形の家」

始まりのシーンで印象的だった

模型の家・ドールハウスからズームインしていくと

そこには本当に少年が寝ていて、父が起こしに部屋に入ってきて…

いつの間にか現実のアニー一家の映像になっている。

 

更に、アニーがつくるドールハウス

アニー一家そのものであり、

母との過去の再現がされたものも多い。

母エレンの人形も多々登場するのだ。

この時点で「あれ?」となった方も多いでしょう。

 

ギャラリーに収める美術作品にしては奇妙な場面が再現されている。

 

アニーの夢遊病も彼女の作る自分の家族のドールハウス

彼女の魂に入りこんでいる悪魔ペイモンの仕業なのだ。

だからこそ、時々母アニーが見せる子供たちを見る視線が渇いていたのだ。

この目!

少女に目が行きがちだけど、母アニーの目・表情に注目

ヘレディタリー 継承(吹替版)

 

そして半分はペイモンの目線で力が加わるからこそ

模型とリアルで次元時空が歪んだり繋がったりしているんだろう。

 

とにかく、結局は婆さんエレンの独断場だった。

そんでもって「主役・主人公」は孫娘でも娘でも息子でもなく

「一家」そのものがメインの話だった。

 

更に言うと「お父さん可哀そう」映画の最高傑作だった。

これ以上に可哀そうな家族想いの父見たことないわ。。。

 

 

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