なんでこうなった!?
この映画を観た後に、この話を読んでほしい。
わぁーーーーーーーー!!ってなる映画
映画サイコハウス~あらすじ
幼児虐待の通報を受け、警察が駆けつけると…
狂った母親とボロボロで人形のように動かない少女がいた。
それから歳月が流れ…
幸せな弁護士一家
夫カーターと妻メーガンはふたりとも弁護士
幼い娘と息子はどちらもやんちゃで可愛い
夫カーターは大手弁護士事務所を辞め、独立したばかり。
夫の新事務所が軌道に乗るまで、妻メーガンが元の職場に復帰し
幼い子供2人の為にベビーシッターを雇うことに。
募集を出してすぐにあらわれたのがアビー
若く美人で子供達ともすぐに仲良くなった彼女は採用され
住み込みで働くことに。
ところが、彼女がカーター一家の元にやってきてから
平和な町に不信な殺人事件が相次いで起きるようになり
一家の幸せな生活にも黒い影が迫る。
夫カーターとアビーの仲も気になりだしたころ
メーガンの身にとんでもないことが起きる。
アビーがこの一家にやってきた本当の目的とは…
※以下ネタバレありで感想文いきます
壮絶な虐待により精神を病んだ少女が求めたモノ
冒頭で既に明かされますが
映画の始まりに登場した
「母親から壮絶な虐待を受け、監禁され育った少女」がアビーです。
そんで、その時の児童虐待裁判で
母親の元から自分を引き離し救ってくれた弁護士がカーターなのです。
この時、母親に支配された真っ暗な世界からアビーは救い出され
絶望しかない中に希望の光を見出したのです。
彼女を闇から救い、希望の光をもたらしてくれた輝く存在の弁護士カーターは彼女にとって救世主であり王子様であり「理想の父親、理想の男性」となった。
アビーはずっと母親に虐待をうけながら
「理想の父親像」を膨らませていたのです(;;)
そこに、その理想の男性が現れてしまった…
7歳まで虐待に耐えて育ったアビーは精神を病んでいるものの
「強靭な精神力」を持っている。
故に母親から離れた後は「カーターを自分のモノにする」こと
が人生の目的となり、執念を燃やすことに(><)
遂にはカーターの家に入りこむことに成功するのだ。
母親に監禁されて育った彼女にとって
カーター以外の人間は「どうでもいい存在」であり
彼らを生かすも殺すも簡単なことなのです。
邪魔になったら即斬というスタイル…
母親vs虐待により生まれた偏愛モンスター
この映画が最後に描くのは
「子供を愛する母親vs母親からの虐待により偏愛モンスターとなった娘」
という女の戦いなのです。
同じ男性を愛する女の戦いでもあるし、
子供を愛する母親 対 母親に虐待され育った娘という面もある。
アビーにとっては「母の愛」への復讐の面もあったのかも。。
同時に自分の母親と真逆のメーガンが恐ろしくもあったのかもね。
カーターを巡っての争いではない
母と娘の戦いが本題なのかもしれません。
あんなにお人好しで無防備だったメーガンですが
子供たちに危険が及ぶと鬼のような強さを見せます。
夫も唖然!
映画より怖い「9年に及ぶメンヘラとの戦い」の話
この映画を観る、前日に私は夜な夜な行っている「不思議研究」で
ネットを徘徊していてこの話を読んだ。
⇓
めちゃくちゃ怖かった。
メンヘラの定義がよくわからないので
私の中の勝手な認識としては、精神疾患というよりは
「思い込みと妄想が激しく、好きな人に依存しとことん追いかける人」
というイメージが強い(正式なところは不明ですが)
相手が拒否しても、追い続け、それが永遠に続くだなんて…
この体験談の人は9年間にわたる死闘の末、今は平穏を手にしたみたいですけど。
他にも中学生のころから現在進行形という「女友だち」話もあった。
基本的にはどっちかがこの世から消えるまでか、
強制的に入院、警察・法の介入、親の監視下にいくまで
執着・依存・追う行為は続くようです(;;)
孤である自分に心地よさと安定を感じられるようになるまでは
「他人から求められる自分」でないと不安で
愛する特別な存在から愛される自分を必死に求め彷徨うのかもしれませんね。
他人から好かれる、人気者とか羨ましく思えるけど
実はけっこう大変で恐ろしいことの方が多いのかも。
縁を結ぶって実はなかなか怖いよね。
では、また~