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【映画】蜜蜂と遠雷~感想:「心の内に籠った思い」と「解放されていく音」のコントラスト

 

蜜蜂と遠雷

めっちゃ良かった(^^)

ピアノコンクールの話ですが、大げさな部分なく

登場人物の思いが内に籠っている分、解放されていく音の圧倒的な感じがいい☆

 

 

 

 ドラゴン桜からの~「あの子が出てるから見てみよう」ってポチとした作品

 

でも、原作が当時話題になってたのは知ってた。

 ⇓

 

 

 

映画 蜜蜂と遠雷~あらすじ

第10回 芳ヶ江国際ピアノコンクール

それぞれの思いを抱え、このコンクールに挑んでいる

才能あふれる4人のピアニスト

  • アヤ(7年前に突如表舞台から姿を消した天才少女)
  • マサル(完璧主義の師匠のもと、人気も実力も備えたピアノ王子)
  • アカシ(28才と年齢制限ギリギリで参加のサラリーマンピアニスト)
  • ジン(大物からの推薦状と共に突如現れた無名の天才少年)

彼らはコンテストが進んでいく中で

少しづつ交流し、お互いの音に影響され

心の内に秘めた思い(葛藤)を音に乗せ解放していく。

 

栄伝亜夜はかつて12才の天才少女ピアノと騒がれながらも

7年前に突如コンクール会場とピアノ界から忽然と姿を消した過去が。

そこには亜夜にピアノの楽しさを教えてくれた母の死があったのだ。

 

20歳になったアヤは「これが最後」とこのコンクールに挑む。

あの時、やり残したこと、母との約束、宿題を果たすために。

そして「自分にとってピアノとは」を見つめ直すために。

 

アヤはコンクールで

かつて母のピアノ教室に通っていたマサルと再会、

アカシの「生活に根差した演奏」に何かを感じ、

風変わりな少年ジンとの交流で

「私にとってピアノとは」の答えを見つけて行く。

答えを見つけて行くというよりは

心の奥にしまっていた「ピアノへの思い」を再び解放していく。

 

若い才能のぶつかり合いに、

審査員たちの複雑な音楽家としての葛藤、

コンテストを通して音楽に関わる人たちの真摯な姿が描かれる。

 

※以下、ネタバレ有の感想

 

みんなが世界観を大事に創ったのがわかる作品

ドラゴン桜で見た「鈴鹿くん」見たさに

観たのですが、映画の制作にかかわる皆さんが

この物語の「世界観」をとても大事に創ったんだなぁと思える良作でした。

 

かつての天才ピアニスト:アヤを演じる松岡茉優さんが

「のだめ」風ボブでキュートなのですが

ほとんど装飾のない素肌メイクで青白く、沈んだ表情もあいまって

「消えそう」な儚さでした(;;)

 

メインの4人だけではなく

審査員を演じる「歴史に名を残す天才になれなかった音楽家」達の葛藤も

鹿賀さん演じる孤高の天才マエストロも

音楽を影で支える人たちも

みんなが丁寧に描かれ呼吸を合わせて1つの世界を創っている感じが

なんかめっちゃ良かったです。

 

「ピアノが好き?」

この映画の中で何度も問われる質問

「ピアノは好き?」「ピアノは楽しい?」

あんまり聞かれると…好きも楽しいも重くなる(;;)

更にコンクールで生き残りをかけ勝敗を競うとなると…「重圧」が。

 

ここで私はアヤとジンの会話が印象的だった。

「ピアノが好き」とキラキラした目で答える天才少年ジン。

「どのくらい好き」とアヤに聞かれると

 

ジン:「誰もいない世界でも、ピアノがあればずっと弾いていられる」

アヤ:「聞いてる人が誰もいなくても?」

ジン:「うん」

 

天才の「ピアノを好きっ」てどのくらいかが、

なんとなくわかった。

 

「森の中で、誰にも知られずに倒れゆく木は、音をたてるだろうか?」

(出現と知覚に対する古代ギリシャ哲学者の問い)

この問いに通じる問題と答えではないだろうか?

 

天才ジンにとって「ピアノを弾く」というのは

自分が楽しむためであり、世界に音を響かすためであり

「誰かに自分の存在を認められるためではない」のだ。

 

私たちは常に相対的な世界にいるから

誰かに必要とされる、認められる存在に成ろうと必死になってしまう。

能力を磨いて希少な存在に成ることに憧れる。

 

でも、本当に天才は「他人からどう思われるか」以前に

「自分の存在の証明」としての能力も必要としていないのだ。

むしろ気持ちは純粋にピアノにだけ向かっている。

 

なんか、圧倒的な違いを思い知らされた感じです。

(もちろん無才能の超凡人って自覚はしている)

 

原作はこの10倍の世界だそうだよ!

原作が上下巻の大作で、

実際にコンクールに密着し、何度も取材を重ね

つくり上げられたと聞いた。

 

 ⇓

 

映画版を見た原作ファンの方からの評価には厳しいものも目立つ。

それは「原作で描かれた世界の10分の1程度しか描かれていないから」だと聞き

ナウシカ」みて~だなと思った私です。

 

映画ナウシカも原作漫画7巻の内の1.5巻分くらいですもんね(^^;)

それでも映画ナウシカがやはり「いい」と思うように

私はこの映画版「蜜蜂と遠雷」も「いい」作品だと思うよ。

 

むしろ、更に10倍の世界が広がるという原作に興味湧いたし。

映像の世界も、文章が創る重厚で複雑で広大な世界も好きだ~

 

なんか人間の創造力の凄さに更にわくわくするよね。

嬉しいのです、私。

 

豪華版Blu-rayには

演奏のロングバージョンが納められているらしい☆

 

 

ちなみに…鈴鹿君めっちゃ素敵でした!

まさに無垢な天才って感じ、似合ってた。

 

では、また~☆

 

 

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