急に人間味の増す夫婦神が現れる…それがイザナギとイザナミや!
行なったという「神生み」を見ていきましょう☆
「国生み」後に「神生み」へ取り掛かる
まずは日本の国土となる島々を生みだし、
その後、2神は「神生み」へ取り掛かります(精力的活動!)
- 2神が協力して神を産む
- それぞれ独自の活動によって神を生む
という2つの方法で
多くの自然神や文化神を生みだしていきます。
夫婦の「産む」活動以外にも
2人は単独でも様々な神を生みだせるんだぜ~
「天照大神」などはイザナギ命だけから生成されたんだよ(‘v‘)
◆重要なポイントは
神生みで生み出されたのは
多種多様な自然神や文化神
ってところです。
石、海、山、木、野、風、穀物、火、etc
2神の偉業:地上の神々の世界を創った
そこに神殿を建て結婚しましたが
神生みで「地上の神々世界」を創ってくれたんです(^^)
私たちと一緒に地上で森羅万象を共にする八百万の神々☆
しかも、2神が多種多様な多くの神々を生んでくださったおかげで
この世(日本)は変化に富んだ豊かな世界になったんだって。
最初に生まれた「蛭子命」
2神の偉大な生成力をもってしても
「完璧な生成」ってのは無いようで
2神の間に最初に生まれたのは
「神の形」を成さない異形の姿だったんという。
なんでも夫婦の営みの際に妻であるイザナミから誘ったため
不具の子ができたとか…わけ解らん理由で
結局、蛭子命は葦舟に入れられオノゴロ島から流されてしまうのです(;;)
でも、その後
日本の沿岸地域では「漂着物」をヱビス様として信仰するところが多いんだって。
確かに「えびすさん」って蛭子って書くもんね。
この世には100%の完璧も完全性も無いのだ。
蛭子さまはこの世の不完全性の象徴でもあるのかも。
それでも立派に神として信仰されとるんじゃ~(何か勇気もらうわぁ)
そして、高い位の神といえども
何でも簡単に楽々できるわけではないということを
イザナミが「神産み」の出産(難産)の話から教えてくれる。
それは次回に☆