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【独女映画部】「きっと、いい日が待っている」施設での壮絶虐待を描いた実話~今耐えてるあなたへ

お題「最近見た映画」

きっと、いい日が待っている(字幕版)

泣いちゃいけないけど、泣きそうになった(;;)

50年前のデンマークで実際にあった児童施設での壮絶な虐待と

そこで耐え抜き最後まで小さな希望を捨てなかった少年を描いた映画です。

 

 

 家庭・学校・会社・組織・集団

閉鎖的空間内では人間関係が非常に支配的歪みやすい。

 

今も多くの人が

いじめ、虐待、暴力、屈辱に耐えている。

 

今そんな状況で闘っている人

耐えている人に見て欲しい実話ベースの映画です。

「きれいごとの物語がみせる奇蹟」ではない

最後まで消えそうな希望を捨てないで

命を懸けて戦った10歳の少年の存在を知ってほしい。

 

これはデンマーク児童養護施設等で起きた事件を基に作られた映画です。

※当時の児童施設の調査報告書や施設で暮らした少年たちの証言を基に

 

 

1967年秋・貧しい兄弟は児童養護施設に送られた

兄エリックと弟エルマーを中心に話は語られていきます。

父が亡くなり、

母が一生懸命に働いて家族を支えてくれていたが

生活は貧しく、おこずかいのない二人は

13才と10才の兄弟はたびたび街で盗みを・・・

 

役所の児童課では問題児としてたびたび母が呼び出され注意をされる。

 

怒られると母に対して「もっと働いて、おこずかいくれよ!」と

言っちゃう程、貧しい生活にイライラを募らせている兄エリック。

 

そんな母が倒れ病院に運ばれる。

末期がんで入院となり、兄弟は児童養護施設で暮らすことに。

 

校長や教員が規律と暴力で支配する児童養護施設

1967年の秋、エリックは13才、エルマーは10才で

この男児児童養護施設にやってきた。

 

ここには約50人ほどの少年たちが暮らしていたが

その日常は「人間らしさ」を奪われ

校長はじめ教職員達に監視され調教され支配されていた。

 

規律を重視し

子供達の個性は無視し

少しでも口ごたえや反抗的な態度や指示に従わないものは

躾と称して暴力で支配していく。

 

校長にとってこの施設での目的は

「ここにいる貧しく卑しい子ども達を

少しでも社会に役立つように職人にすること」

だった。

 

そういってかなり日中は肉体労働をさせられ

合間に授業があり勉強も教えてもらうという感じの生活。

食事も飢え死にしない最低限のおかゆ1皿(オートミールみたい)だけ。

 

躾シーンでも体罰を与える教員が児童にむかって

「お前は国のお荷物、負債だ!」って言ってた(;;)

 

子供達は大人に殴られないように

「ここで生き残るには幽霊になれ」と

合言葉のように教え合っていた。

 

大人たちの道具やおもちゃに利用される少年達

「子供達のために、国のために」

と言いながらも自分の出世や名声のために

完璧を目指す校長。

校長はココでの働きが認められ勲章をもらうことに・・。

 

校長に認められたくて

彼の指示にしたがい子供たちを家畜のように扱い

調教する教職員達。

 

そして、15才までの少年がいるこの施設で

夜な夜な お気に入りの10才までの少年を自分の個室に

連れ出しては脅して性的虐待をする男性教師・・。

 

検察官による施設の訪問チェックの時だけ

子供達に一張羅のスーツを着させ

体罰でできた傷はメイクで隠した。

 

子供達は誰にも助けを求められない環境にいた。

 

施設から抜け出すために耐える兄弟

兄エリックは内反足で足に問題を抱える弟エルマーをよくかばっていた。

少年たちの中の意地悪グループからも教職員からも。

 

それでも兄弟はここで生きていくために「幽霊になった」

ここには善も正義も存在していなかったから。

ただただ存在を消して「ひどいめ」に合わないように暮らした。

 

弟エルマーは当時テレビや新聞で毎日報道される

アポロ計画や宇宙飛行士たちに夢中だった。

エルマーの夢は「宇宙飛行士になること」だった。

みんなから笑われ、兄さえも「脚が悪いから無理だ」と言われても

エルマーは夢を諦めなかった。

ちなみに、施設にやってきた初日に校長に夢を聴かれたエルマーは

「宇宙飛行士」と答えたと同時に

校長に「勘違いするな!」とボコボコに殴られている。

 

またエルマーは可愛く弱気な少年だったため

少年愛教師に夜連れて行かれ

翌日トイレで血だらけで倒れているところを発見されている(;;)

男性教師に襲われた後に血だらけのパンツ姿のまま

トイレの洗面台で必死に体を洗うエルマー(;;)

 

兄もまた校長に目をつけられていた。

15才になれば証書がもらえて弟とここから出ていけると

思い耐えてきたのに、

校長がエリックは18才までここから出られないようにしたのだ。

そのことで怒り心頭で抗議したエリックは・・・

 

翌日学校の医務室のベッドに瀕死の状態となっていた。

体中あざだらけで意識はなく、血を吐いてもう長くはなさそうだった。

 

最後まで希望を失わなかったエルマーが少年たちに与えたモノ

この施設の中で

エルマーは不思議な存在だった。

人を惹きつけるというか

人の心を惹きつける少年だった。

 

エルマーが夢を持ち

この地獄のような生活の中でも

希望を失っていなかったので

その心の光が周りの人にも影響を及ぼしているようだった。

 

また個人主義で幽霊のように生きることになれた少年たちの中で

エルマーは「分け合う」ことを普通にできる子だった。

「宇宙では助け合いが大事なんだ、チームワークだよ」と

兄がやっとのことで手に入れた

ひとかけらのチョコをもらったエルマーは

少しだけかじって施設の友達少年たちに回して分け与えていた。

 

エルマーのこの行動は

施設内の少年たちに変化を起こしはじめていた。

「助け合い」が浸透しはじめていたのだ。

 

さらに読み書きが得意で郵便係になったエルマーは

みんなに「手紙を読む」ことをせがまれた。

エルマーは手紙を読む時に、そこには書かれてないけど

彼らが知りたい事、望む言葉を足して読んでいたからだ。

エルマーの足してくれた言葉で救われる思いをした子がたくさんいる。

 

エルマーが兄を守るためにとった驚きの行動

弱気でいつも兄のエリックが守ってくれていたエルマーが

校長に瀕死の状態にされたエリックを見て覚悟を決めた。

 

エリックを救うために

エルマーは自分が死んでもいいから「やる」

と決めた計画を行動に移す。

 

命がけの訴えに出たのだ。

エルマーは自分がメイクで隠せない大ケガをし

事件になることでこの施設の実体を世に訴えようとした。

新しい検察官の視察が来週にはあると知ったから。

 

このエルマーの行動が

この児童施設はじめ世の中を大きく動かすことになる。

 

今も苦しむ多くの被害者たち

映画の終わりに

こんなクレジットが流れた。

この話は1960年代に

ゴドハウン児童養護施設等で起きた

事件を基に作られた

 

施設にいた生徒たちの多くは

依存症や抑うつ 不安症等の後遺症に悩んでいる

 

この施設は現在、ゴッドハウンの元生徒たちの支援施設になっているそうです。

 

この施設で50年前に起きたことは

ここに限った事ではないでしょう。

 

同じようなことは

世界各地で今も起きている気がします。

もちろん日本でも。

 

閉じた空間にも接点を持つ重要性がこの映画をみて

よくわかりました。

「声が届く」為にもその接点が救いだったり

最後の希望になるんです。

 

子供を「いい子」「手のかからない子」「いうこときく子」という

型にはめ込もうと大人が力ずくでおさえることが

子供達にとってどんなに恐怖かよくわかった。

 

神様は救っても奇跡を起こしてもくれないけど

12才の子供でも消えそうでも希望を失わなければ

今の状況を変えて自分の人生を手にできるという姿に

私も希望をもらった気がします。

 

多くの人に見て欲しい作品です。

 

では、また~☆

 

 

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