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【映画】サマー・オブ・84~感想:思春期の少年に「現実と大人の恐ろしさ」を教える監督

サマー・オブ・84(字幕版)

監督が容赦なく「自分の力を過信する」15才少年に

この世の現実と大人の恐ろしさを『これでもかっ』って程

非情に教えている映画です。

 

 

 ダーク版「スタンド・バイ・ミー」とも称されている

15才の少年4人組の夏の冒険のお話だよ

サマー・オブ・84(字幕版)

サマー・オブ・84(字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

 

 

映画サマー・オブ・84~あらすじ

オレゴン州イプスウィッチ

郊外の閑静な住宅地に暮らす15才の少年デイビー

 

新聞記事の父親とスピルバーグ監督の影響からか

ビデオ撮影と宇宙人や陰謀論や猟奇犯罪のなどの記事集めが趣味の

想像力豊かな少年だ。

 

新聞配達のバイトもしているデイビーは

ある事件のことが気になっている。

近隣の街で同世代の子供たちばかりが狙われる

連続誘拐殺人事件が…

 

この連続殺人犯は「ケープメイの殺人鬼」と呼ばれ、

なんとテレビや新聞社などのメディアに「殺人予告」を送ってきた!

 

この街にもこの殺人鬼の魔の手が…と考えているデイビー。

そんなデイビーがいつものように双眼鏡で近所の家を覗いていると…

近所の警官マッキーの家に見知らぬ少年の姿が…誰だ?

マッキーは独り暮らしのはず。。

 

そんなある日、デイビーが牛乳を飲んでいると

Summer of 84 [DVD]

牛乳パックに印刷された行方不明者情報募集広告に

あの日マッキーの家で見た少年の顔を見つける!

 

実はデイビーはマッキーの家の地下室に鍵のかかった

奇妙な扉を見つけていたのだ…

「マッキーがケープメイの殺人鬼だ」

そう確信したデイビーは近所の親友3人と捜査をはじめる。

マッキーの行動を観察し、不審な行動を記録+

彼の家や庭に侵入し「証拠」を集め始めるのだが…

 

※以下ネタバレ含みまくりで感想へ

 

冒険好きで背伸びもしたい15才の少年達

同じ町で近所に暮らす少年4人。

  • 主人公のデイビーは陰謀論や事件好きな想像力豊かな少年
  • 不良イケメンのイーツ
  • 眼鏡の秀才ファラディ
  • 優しいおデブのウッディ

 

トランシーバーを使いながら、

街の他のグループと「かくれんぼ勝負」したり子供らしさもありつつ

隠れ家に集まってはエロ本に興奮したり思春期の悶々真っ最中。

 

彼らのマドンナ的存在DJのニッキ―は年上の金髪グラマー美人、

実はデイビーが幼い頃シッターをしてくれていた女の子。

 

子供でもなく、大人ともまた違うこの「15才の少年たち」

子供だけでなく、大人のこともちょっとななめ下に見ている感じ(^^;)

 

だから「連続殺人犯を僕らの手で捕まえよう」って話になってしまうのです。

そして、この冒険・探偵ごっこに伴うリスクの見積もりが甘かった…

 

マッキーの家に侵入したことがバレ

デイビーの父はじめ、親に怒られた事でだいぶ懲りてたようですが

この冒険に潜むリスクは「親に怒られる」なんて甘いモノではなかったのです。

 

好奇心と冒険と背伸びの代償

これが…とんでもなくデカい!

監督がこの少年達に見せた「好奇心と冒険と背伸び」の代償が

とんでもなく残酷なのです(;;)

 

実際に大人になるって

「理不尽な世の中を傷つきながら生きる」こととも言えますが

その大人が見ているこの世の「恐ろしさ」をこれでもかってほど

少年につきつけるのです。

 

デイビーは自分が「正しい」と思っていた。

そして自分の正しさを証明しようとしていた。

連続殺人鬼という凶悪な存在を、自分の正義で打ちのめそうとしていた。

そのために渋る友人たちを「僕が全部の責任をとる」といって巻き込んだ。

その結果…

彼の正しさは証明され、世間からは称賛されますが

「正義が悪に勝った」とはならなかったのです。

 

この世の現実は「強い者が勝ち、弱い者は負ける」

このシンプルなルールだけ。

デイビーが見ていた映画のように「正義は勝つ」とはいかないのです。

 

デイビーは連続殺人鬼との闘いに

友人たちを巻き込んだ結果

「責任をとる」ことなんてできないくらいの悲劇を生み出してしまいます。

 

「奪われた命はもう決して戻ることはない」から。

 

BBAの感想:デイビーと殺人鬼は似ている

殺人鬼がわざとデイビーを生かしたのも

デイビーが殺人鬼の捜査に固執したのも

このふたりの「似ている」部分が引き寄せあったからかも。

 

※ここからは完全に私の妄想推理です

あの鍵のかかった地下室が彼の部屋だったということは…

しかも彼には現在誰一人家族も身内もいないということは…

殺人鬼の彼は子供の頃から家庭内で厳しい現実の中を生きてきたんでしょう。

 

だから、「正義」も「神」も無力だと知っている。

故にそういったモノを信じて育っている子供、特に少年に殺意が湧く。

幸せな家庭を壊していく事で「過去」に「理不尽な現実」に

「助けてくれなかった神に」復讐しているのかも…と思うのです。

 

ここまでは、デイビーと真逆です。

んで、私が「ふたりは似ている」と思ったところは

  • 自分の力を過信しているところ
  • 自分の力を他に思い知らせようとしているところ
  • 「ヒーロー」になりたがったところ
  • 自分は正しいと思っているところ
  • 自分の信念を通すところ
  • 行動力

自分の力を向ける方向が違ったけど

ふたりはコインの表と裏のような関係じゃないのかなぁ。

 

殺人鬼も、この経験を通して

少年がどういう人生を送るのか?

見てみたい気持ちが少しあったのでは。

 

たぶん、少年が中年になった頃に現れて

彼が築いた人生を奪うつもりなんでしょうけど…。

 

この夏の事件後に

友人関係にも変化があって思春期の友情の

「渇いた」感じや虚ろいやすさが…リアルだなぁ。

監督はなかなか鋭利やね。

 

では、また~☆

 

 

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