うわぁ～ホラー的要素よりも
自称イケてるグループの嫉妬と闇がマジ怖いっ
そんな韓国ホラー映画です。
女の濃い友情の「好き」も怖いし
女の嫉妬も怖いし
見栄っ張りの男も怖いし
人間って幽霊より怖いよねって話
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映画 友引忌～あらすじ
大学卒業から2年後
ヘジンはサークル時代の仲間ソネと再会
でもアメリカから緊急帰国したソネの様子が変で…
ソネは何かに酷く怯えているようだった。
「あの子が私を見ている…」
そうつぶやくソネをヘジンが問いただすと
「あの子」といのは
学生時代に自殺した友達のギョンアのことだった。
死んだギョンアに怯えるソネ…なぜ？
そう不思議に思うヘジンだったが
だんだんと昔のサークル仲間に異変が起きはじめ
ギョアンの存在を感じるようになっていく。
ヘジンを慕い同じ大学に入り、サークル仲間にもなったギョアン。
実は彼女が自殺した日、彼女はサークル仲間との集まりに参加していた。
サークル内での恋愛のもつれから
ギョンアに嫉妬したソネは彼女の秘密をみんなに暴露。。
そのことでヘジンとギョンアの仲に亀裂が入ってしまう。
ギョンアの正体を知りショックを受けたヘジンは
その場を去り街へ飛び出してしまう。
気持ちを落ち着かせ、サークル集まりにもどてきたヘジンが見たのは
ビルの屋上に立ち飛び降りるギョアンの姿だった…
あの時死んだギョアンが
再びサークル仲間の前に現れ
１人ずつ襲っていく。
ギョンアはなぜサークル仲間を襲うのか？
ギョンアはどうして死んだのか？
ヘジンはあの時、自分が飛び出した部屋で
何が起きていたのか知ることに…
「A Few GoodMen」イケ面サークル
少数の善良な人達…という意味ではなく
「少数の優れた人達」という意味のサークルらしい（＾＾；）
つまり自称イケてる大学生サークルなのだ…（あらあら）
メンバーは
- 弁護士志望のリーダー
- 女優志望のミス・キャンパス
- 植物園を任されている美人ヘジン
- アイドル的ルックスのソネ
- 野球部のエース
- 映画監督志望のビデオマン
そしてヘジンの推薦で美人ギョンアもメンバーに加入というわけさ。
どんな活動をするサークルなのかと言えば
ほぼ「イケ面で集まって飲み会」…恋バナ、未来の展望など
集まって飲んで食べて話すだけ…時々イメージビデオ撮影（PR動画）
（？－？）謎杉
「私たちイケてます」って自分たちでアピールしちゃうんかい!?
自信満々って素晴らしい…か？？
外にアピールしちゃう自信って
卑屈さや自信の無さからきている気がしなくもないけど…どうなんでしょう？
でも、この彼らの自信満々で高慢で傲慢な部分が
１人の魔女との出会いでグッと悪い方へ雪崩れていきます。
人を陥れると発動 破滅へのピタゴラスイッチ
自称イケてるメンバーたちの
イケてる仮面がひとりの魔女により
どんどん剥がされ割れていく…
そのことに慌てたメンバーは
魔女を陥れようとして墓穴を掘っていく。
その墓穴に自分が落ちるとも知らずに…
なぜ、２年も間を置いたのか全然わかりませんが
ソネの帰国を機に彼らの破滅へのピタゴラスイッチがオンに！
人を陥れると
自動的に破滅へのピタゴラスイッチが発動するらしい。
この映画に限らずに、これは世の法則なのかもしれないね。
誰にでも優しい善人ヘジンの罪
この話の中で「ヘジン」が特殊。
唯一「心の底から善人」なのですが
それ故に人を傷つけてしまう存在なのです。
誰にでも分け隔てなく
親切で優しいヘジン、
しかも賢く美人となると
彼女に魅了される人は多いはず。
彼女にそんな気はなくとも。
人から疎まれてきた少女ギュンアにとっては
この世で唯一優しさをくれる人なので
その存在は「心の拠り所」に近い。
友情を越えた愛情なのだ。
恋とも違う、唯一の愛すべき存在で
唯一愛を望む存在になってしまう。
誰にでも分け隔てなく優しく親切なヘジンは
サークルのみんなに同じ「１」の愛情を持って接していても
ギョンアにとってその「１」の愛情は特別な「１００」の愛情になってしまう。
全然ヘジンは悪くないが
罪つくりな人であることも間違いない。
人間って難しい！！
人間関係って難しいっ
距離の取り方難しいっ
そんなことを感じた映画です。
