東洋医学の本を読んで、その恐ろしい観察眼に感動しているBBAです。
東洋医学では“過度の感情”が病の原因となるとされていて、
7つの感情がそれぞれどう体に影響するのか?まで解明されています。
これが非常に興味深いんですよ~
この病気の原因となる「七情」のことを
よく理解する為にも「気」の重要性を知る必要があったので
先に「気」について触れてきたわけです(^^)
※「気・血・津液」の「気」のことです
では、「過ぎた感情」が体に及ぼす影響を見ていきましょう。
とても興味深い話なんです。
内因 :「過ぎた感情」が臓腑を傷つける
常に「平静な心でいろ」という話ではなく、
あくまでも『過ぎた感情』が体に悪いということ。
過ぎた感情が病の原因となる
という話が「内因」なのですが、
きちんと「どう悪影響があるか?」まで
しっかり論がたっているのです。
「過ぎた感情」が臓腑を傷つける
7つの感情にはそれぞれに強く影響する臓腑があり
その臓腑と気の関係が乱れることで
身体は病に傾いていくという話なのです。
単に「ストレスや精神疲労は身体に悪い」という論よりも
具体性があり、防御にも役立つので是非知ってほしい!
ストレスや精神疲労というと
「マイナスの感情」だけにしか意識しませんが
東洋医学では「過ぎた感情」は全部体に悪いとされています。
ここポイント!
中でも私が「おお!」と思ったのが「喜びの感情」です。
喜び過ぎると「心」を傷つける
喜び過ぎっていけないの!?
喜びの中に生きるって最高じゃない?
と思っていた「幸せ探して40年以上」
幸せハンターBBA私です。
幸せ=プラスの感情が溢れている状態
みたいな危ない思考も持っていた私…
でも、どこかで
- 幸せすぎると、バカになる
- 幸せすぎると、不安が大きくなる
ということも感じておりモヤっとしておりました。
東洋医学の本を読みながら
「喜び過ぎると心を傷つける」と知り
めっちゃ納得できたんですよね。
◆喜び過ぎが病気を招くメカニズム
喜び過ぎると、気が緩む
⇓
- 心(しん)の持つ気も低下
- 全身の気も緩む=気の機能低下
- 衛気が緩むと免疫力などが低下
⇓
心(しん)のもつ神(しん)の働きが衰え
五臓の持つ意識・思惟、精神、情緒といった精神活動を
つかさどる働きが低下
⇓
心身ともに機能低下してしまう
という状態に…
「油断」や「注意力散漫」も招きそうなので
事故やケガも増えそうですしね(^^;)
確かに…気をつけねばならない。
気持ちが引き締まったよ。
喜び過ぎが招く身体の変調・不調
「喜び過ぎ」がどんな症状を引き起こすのか?
◎気が緩むため
⇒集中力の低下、気の防御作用の低下
◎心(しん)の働きの低下
心(しん)=心臓と精神活動をつかさどる神(しん)すべてを指す
特に神(しん)の働きの衰えを招くので
不眠や不安が強くなるなど精神に影響大です。
心のもつ神(しん)は
精神活動や五志を統べるものです。
心が弱れば…精神活動が不安定になってしまうのです。
喜び過ぎ、浮かれ過ぎかな?って時は深呼吸
喜んでもいいじゃない、
浮かれたっていいじゃない、
「過ぎ」なきゃいいのよ。
でも嬉しい時ほど自制が難しい…
そんな時は感情が暴走する前に
深呼吸する習慣を!
これはもう、習慣にするしかない。
喜びの中にあって「私喜び過ぎかも」って気が付くのは難しいもの。
だから日頃から、感情が動いたり感じた時は深呼吸するように
今日から訓練するぞ~
イメージでいうと「一呼吸置く」感じに近いです。
深呼吸しながら、自分を見つめる自分練習も同時に
鏡を見て、顔がにやけていたら要注意ですね。
深呼吸、深呼吸。
BBAは特に「幸せでバカになる」タイプの
浮かれおバカさんなので気をつけねば!
では、また~☆