ほほ~なるほど!
東洋医学の本を読んでいると、その広く鋭い視野に感心するばかりのBBAです。
可視できないものの存在も「気」としてさくっと認めているし
五臓六腑の認識も「内蔵・臓器」ではなく「機能」を指しているいるってすごい!
と、目から鱗が滝状態のBBAです。
お恥ずかしいことに
「五臓六腑」という言葉は知っていましたが
「内蔵全体を示す言葉」という認識しかなく
ピール飲んだ時の
『五臓六腑に沁みわたるぜ~』って
使い方しか聞いたことなかった私です。
その機能、その関係性を特に重要視していて
ためになるし面白いよ!
140まで生きる(つもり)のBBAの健康バイブルはこちら
本日は自分の健康管理をするためにも
重要な五臓六腑の基本を押さえておきましょう!
人体を構成する「臓腑」とは?
五臓六腑というものを見ていく前に
人体を構成する「臓腑」全体を知っておこう。
東洋医学によると
人体を構成する「臓腑」とは
多きく3つに分けられる。
臓腑は精気(気・血・津液・精)の運用を支配していて
精気が体内を循環することで私たちは生命活動を維持できている。
臓腑というのは
生命活動に必要なエネルギーや栄養の製造・運搬のための
あるとも考えられる。
健康というと臓器の病気を恐れがちだが
精気(気・血・津液・精)の方が健康管理では
重要ってことにここで気が付くでしょ!
五臓の機能と関係
五臓は精気を貯蔵し、生命活動の中心となって働く臓腑
更に精神活動の元となる「神(シン)」も育んでいるんだよ!
※ここ(↑)重要
本当に、心臓には「心」があった!
人の感情や意志決定は「脳」だけでなく
五臓が深くかかわっているんだって
だから「理性ではわかっていても感情が抑えられない」ってこともあるわけね。
感情が瞬間に湧くのも理由がわかるね。
※ここは今後、深掘りしていこう
①肝(かん)
肝臓であり、全身の気や血の流れを調節しているその機能全体を指す。
また血を貯蔵し全身の血量も調節している。
感情を安定させる働きも持つ。
②心(しん)
五臓六腑を統括し全身に血を巡らせている。
また思考、意識などの精神活動を制御する。
心臓であり心(こころ)の機能全体をさす。
③脾(ひ)
脾臓であり、その機能全体を指す。
胃の消化吸収の働きを制御し、吸収した栄養分を全身に供給。
津液をつくり出し、水分の吸収と運搬も。
④肺(はい)
呼吸を行い気をつくり、天の陽気を取り入れる。
津液や血を全体に行きわたらせる機能も担っている。
※呼吸の重要性を認識したBBAです
⑤腎(じん)
精を貯蔵し、全身への供給を調整。
全身の水分代謝も調整している。
肺が吸収した気を腎まで下げる。
◆五臓の関係性
五行論に当てはめ関係性をみることができます。
働きを強めあう相性関係
働きを抑える相克関係
1つの臓の不調は、関係する他の臓へ
そして精気の流れを滞らせ
全身の不調に繋がっていくので
早めに身体をバランスを整えましょう!
映画スーパーサイズミーの
30日間マクドナルド商品だけ生活でも
最もダメージうけたのが「肝臓」ですよね。
健康な肉体は健康な「肝」からですぞっ
六腑の機能と関係性
六腑は飲食物を消化吸収し
栄養分をとり出し、他の臓腑や機関に送るとともに
水分の吸収や配分も行う。
不要物の排出も担う。
①胆(たん)
胆汁を貯蔵・排出し、胃・脾の消化をサポート
決断や勇気に関与する重要な腑
②小腸(しょうちょう)
胃から送られてきた飲食物を
必要物の清と不要物の濁に分ける。
栄養分は脾、不要な水分は膀胱、不要な固形物は大腸へ送る。
③胃(い)
飲食物を最初に受け入れ消化を担い、脾の働きをサポート。
荒く消化したものは小腸に送り、脾臓の作用で食物の栄養分は
精気の素となる水穀の精微になる。
④大腸(だいちょう)
小腸から送られてきた不要物から
水分を吸収し
便をつくり排出する。
※大腸に水分吸収機能があるのでBBAは身体を温め過ぎて
カチカチの硬便便秘に陥ったことある(ご注意を)
⑤膀胱(ぼうこう)
余分な水分は尿となり
膀胱は貯尿・排尿を調節。
腎からの排出の指示により膀胱は開く。
⑥三焦(さんしょう)
津液(血液以外の体液)の通路を指す。
津液、気の通り道であり臓器という形ではない。
その通路は上から上焦、中焦、下焦の3つの分けられ
その3つを差して三焦という。
五臓と六腑は密接に関連している
五臓と六腑は対になって密接に関連している。
そうして全体としてバランスをとり健康を維持している。
その関係性を示したのがこの図なのです。
五臓の五行論の関係だけでなく
五臓と六腑の対関係にも強い影響関係があるのよ。
つまりですね、
便秘を放置して頑固な慢性便秘になってしまうと
いずれは肺を傷つけちゃうよ!
ってこと。
ここで重要なことは
病気の初期段階では病は腑にあり、
長期化すると臓に以降する
というケースが多い
だからか!
人間の体がよく出来ているなって感心したのは
「胃や大腸、膀胱の不調って自覚しやすい」ですよね。
小腸や胆についても
「なんかお腹が痛い」って時がサインなのかも!?
胃や大腸、膀胱は部位を確信持って「不調だ!」って自覚できる。
- 胃が痛い
- 便秘や下痢など(便の異常)
- 尿の異常
五臓が人体の中枢的な役割を果たしている?!
西洋医学だと人体の中枢・統率部は脳となるのでしょうが
東洋医学では生命活動においても、精神活動においても
その中枢を担うのは「五臓」と捉えるようです。
ここで私がピン!ときたのは
「無意識」と呼ばれる状態は
脳<五臓の統率下にある状態じゃない!?ってこと。
相互に関係し合っているようなので
どっちの影響が大きいかってことね。
0:100になることのない関係なんだと思います。
体の健康は精神の健康に繋がるって意味がわかってきたね。
面白くなってきた~
好奇心も刺激され、楽しんで長生きになるコツ掴んでいけそうです。
では、また~☆