武士道の説く「礼」を見てきましたが
『礼の最高形態は愛である』と書かれている意味がわかってきた。
すごく壮大な愛を表現しているようで、
実際は難しいことではないということが見えてきた。
「礼」というものが
聖者の域の博愛の精神に近いようにも思えたのですが
どうやらそんなに難しいことでもない要なのです。
「礼」は仁義を持つ人が行動するに自然と出てしまうもの。
それは他を思いやる心が外に表れてしまったもの。
礼を無意識に落とし込むために
礼儀作法で五感と五官を使って
心身に刻み込んでいく。
そうすると
常に平静でいられるようになり
心に余裕が生まれ
人の心に寄り添うことができるようになるみたい。
自分が平静だからこそ
相手に心や感情に敏感になれるんでしょうね。
そして礼・礼儀の向かう先はこちら
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他を自分のことのように思えるようになることがゴール
と、今の私は理解した。
それは大げさなことではなくて
相手の心に心を寄せるところからはじまり
もっと深く進むと相手と心を重ねることになる。
憐れむでも、同情するでも、羨むでもなく
相手の気持ちと同化する感じのようです。
「禅」の修行だったら「無我」の境地にいく感覚なのかな?
私の解釈なので
武士道で柔らかく折れない心と日本の精神を鍛えたい人は
新渡戸稲造氏の「武士道」を読んでくださいね。
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今日も1つ新しい世界が見えた気がする。
大げさなことでなく、でもやろうとすると簡単でもない・・
日々修行、鍛錬ですな。
では、また~☆
次回は「誠」だよ