私が地蔵菩薩さまを師とした理由がこの「凄さ」にあるのです。
今日はあなたの身近な存在「お地蔵さま」
お地蔵さん=地蔵菩薩さまの「凄い」ところを知ってほしいと思います。
読んだらきっとあなたも「地蔵菩薩」のファン(弟子)になっちゃうよ。
弥勒菩薩が成仏するまでの間、六道全ての人々を救う菩薩
前にもチラッと「弥勒菩薩は超イケメン」と
浮ついた内容で弥勒菩薩さまについて触れたことがあります(^^;)
その時にもかきましたが
弥勒菩薩さまは「お釈迦様の後継者」なのです。
将来、如来としてこの世に現れ 人々を救う宿命を持った菩薩なのです。
しかし!
お釈迦様が入滅してから弥勒如来さまが我々の前に現れるのは
”56億7000万年後”という、とんでもない時間を要するのです(;;)
んで、その56億7000万年の間(無仏時代)に
我々を救い導いてくださるのが地蔵菩薩さまなのです!
我々が善悪の業によって住む(彷徨う)6つの迷界(六道)
全ての世界に現れて我々を救ってくださるありがたい菩薩さま。
ちなみに6つの迷界=六道とは
- 地獄
- 餓鬼
- 畜生
- 修羅
- 人
- 天
地蔵菩薩さまの覚悟と無限の慈悲心
お地蔵さまが身近に感じる理由は
”日本各地に地蔵像がある”ということ以外にも
その見た目に親近感を覚えるからではないでしょうか?
一般的に菩薩様って煌びやかで見た目からして
「なんか凄そう」ですよね(^^;)
ところが地蔵菩薩様は我々もなじみ深い「僧侶」に似たお姿をしています。
如来に次ぐ高い地位にありながら
その地位から降り、頭を丸め僧侶の姿となり
自らの脚で六道を行脚し救済の旅を続けているのです。
我々にめっちゃ寄り添って下さっている(;;)
自らが上にのぼるよりも、下に降りて人々を救済することを
優先してくださってる心意気の現れでもあるのです(カッコいい)
地蔵菩薩は元々「大地の神」
地蔵菩薩の起源というのは
古代インドの大地の女神プリティヴィ
- 大地を守護し
- 財を蓄え
- 病を治す
といったご利益信仰がある神様(^^)
「クシティガルバ」といい、その意味は「大地+胎内・子宮」なのです。
太陽が万物創造の光だとしたら
大地は万物を生み・育む偉大なる母なのです。
お地蔵様は万物の偉大なる母であり
その無限の大きな慈悲で人々を救ってくださるのです(;;)
※お地蔵さまが女か男か?気になると思いますが
仏様の世界では女に生まれて男に転成し天界にいくらしいよ
(でも、まーどちらでもあってどちらでもないって解釈がおすすめ)
地蔵菩薩本願経による功徳・利益
困っている人を救済するという大変な修行中の地蔵菩薩さま。
あんまり「ご利益、御利益、お願いします」って姿勢で
崇めて欲しくないのですが、
でもすごい功徳・ご利益なので紹介しておきたい。
四字熟語がずらっと並びますが
その意味は自分で調べて、お地蔵さまの偉大さを感じてみてください。
⇓
①天龍護念 ②善果日増 ③集聖上因
④菩提不退 ⑤衣食豊足 ⑥疾疫不臨
⑦離水火災 ⑧無盗賊厄 ⑨人見欽敬
⑩神鬼助持 ⑪女転男身 ⑫為王臣女
⑬端正相好 ⑭多生天上 ⑮或為帝王
⑯宿智命通 ⑰有求皆従 ⑱眷属歓楽
⑲諸横消滅 ⑳業道永除 ㉑去処盡通
㉒夜夢安楽 ㉓先亡離苦 ㉔宿福受生
㉕諸聖讃歎 ㉖聡明利根 ㉗饒慈愍心
㉘畢意成佛 +
速超聖地、悪業消滅、諸佛護臨、
増長本力
すごくないっすか!?
こんなに人々の願い叶えたり、救ってあげるなんて(;;)
どうか、身近なお地蔵さん像に手を合わせたら
「いつも、ありがとうございます」って云ってあげてね~
私たちの側に降りてきて
見守ってくださっているんですから。
と、いうことで
次回からはまた「大日如来の教え」深掘り旅に戻ります。
では、また~☆