奈良の大仏さまも大日如来さまも「ヴァイローチャナ(毘盧遮那仏)」で、
大日如来さまの方は前にハマーが付く「マハー・ヴァイローチャナ」なんだって
どちらも毘盧遮那仏
⇒「全宇宙そのものを表現するスーパーブッダ」
だという…
「ハマー(偉大なる)」が付く大日如来さまと
奈良の大仏さまにどんな共通点と相違点があるんや!?
ここにきて、スケールが「どでかい話」になる予感がヒシヒシしてくる。
奈良の大仏さま~ヴァイローチャナ
ヴァイローチャナ=毘盧遮那仏と聞いてもピンとこないので
馴染みある「奈良の大仏さま」の名前をあげさせていただきました。
華厳経の中心的な存在の仏様
実在の人間で、そこから修行により悟りの境地に達し如来となったお釈迦様
その「史実の人物としての釈迦」を越えた宇宙仏にして
全宇宙そのものを表現するスーパーブッダなのである。
だから、人間をはるかに超えた存在で宇宙の真理そのものなわけ(凄)
”全宇宙そのもの”
=全ての空間・事象の総体が大仏さまの悟りそのもの
もはや、人間の理解をはるかに超えた
とてつもなくスケールの大きな存在なのです。
故に東大寺の大仏さまは超巨大!!
人間の理解をはるかに超えた存在であるが故に
3世紀の「華厳経」ではヴァイローチャナは黙していという。
菩薩が盧舎那仏様がこうおっしゃってましたって形式だろう(たぶん)
その教えは凡人(普通の人)には理解不能とされているくらいなのだ。
大日如来~語りだしたマハー・ヴァイローチャナ
3世紀の「華厳経」では
人間の理解の及ばない「宇宙の真理そのもの」という
偉大すぎ・遠すぎる存在で黙していたヴァイローチャナが
⇓
7世紀の「大日経」で
【東寺監修 公認】大日如来(だいにちにょらい) ミニチュア仏像【空海 立体曼荼羅21体 真言宗開宗1200年記念】
マハー・ヴァイローチャナとして
自ら「悟りの秘密」を語りはじめたというのだ!
ちなみにマハー(偉大なる)がついた大日如来さまは
「大いなるあまねく光」=万物を照らす光 という意味でもあるのだ(カッコいい)
つまりこの世の全て、宇宙全体の永遠不滅の真理そのものなのだ。
大日如来さまは、その偉大でスケールの大きな悟りを
「こうすれば生きてる内に悟りの境地にいけるで!」という
悟りの時短テクをこっそり教えてくれちゃうおしゃべりさんなのだ!
(いい世話焼きさんやな~)
難解なことをわかりやすく、実践的修行として示してくださったのだ(天才)
大日如来が語った「悟りの秘密(コツ)」
何度も生まれ変って修行を積んで仏になるのとは違って
今この世で悟る為の教えなので実は超過酷です(^^;)
たぶん身も心も「死の淵」ギリギリを何度も行き来することで
何度も転生して修行を重ねた分と同じになるって感じね。
しかし、魔術のように儀式的であり術的であるが故に
実践的な行動が示されており
日常生活に修行の一部を取り入れたりしやすい(BBA挑戦中)
⇓
「この世ですぐに悟れる方法」
もちろんだけど本格的に密教の僧侶となって修行するなら
超過酷な内容の修行が待っている。
BBAは教えのエッセンスを日常に拝借している感じっす。
一応、大日如来さま曰く
「誰もが悟れる方法」なんだって
※修行に耐えられれば
つづく☆