私は日本社会がどんどんイライラ・ギスギスし
人々がモンスター〇〇化していくのはどうしてなのか?
めっちゃ疑問だった。
はじめは個々人の「心の問題」なのかな?
と心理系の本から入り
自己啓発本なども読み
脳科学などの本を通って
だんだん自分なりに謎のこたえが見えてきた。
これだけ日本社会全体が
イライラ・ギスギスして
攻撃し合っているのは
やはり「社会環境」にあるようだ。
⇓
その辺はこのシリーズで追ってかいております。
①~⑫までと長いのですが
日本社会・我々の置かれている環境が
「どう変えられてきたか」
わかりやすくまとめたつもりです。
前置きながくなっちゃうんで本題へ
これからも拝金主義、格差、差別は酷くなっていく
↑ ここでも触れていますが
拝金主義が世界を覆っており
我利我利亡者・自分さえよければという人が増え
拝金主義社会で勝てない敗者は
満たされない金への煩悩を「差別」へ向ける・・・・
という傾向がたぶんどんどん悪化していくと思われます。
現に日本社会もどんどんイライラして
モンスター〇〇化した人が人を攻撃しまくるギスギス社会に
なってしまっているので(;;)
ふくらみ続ける仮想経済を支えるために
高い生産性を求められ
心と体が壊れるまで労働力を搾取される・・
こんな世の中でも心を失わない為に!
疲れた心、
ギリギリの精神
ここで心が砕けて
絶望に飲みこまれる前に
なんとか守らねば!
と、そこで役立つのが「四諦八正道」です。
ブッタの教えなので
歴史も長く
めちゃくちゃ腑に落ちる教えであり
知識と知恵の共有なので「無料」です。
変な精神ビジネス、
とんでもね~自称教祖様に
はまる前に心にφ(..)メモメモしておいて
普段の生活に活かしてほしいっす。
「心が弱る」と搾取ハイエナが寄ってくる
心が弱った人
心が疲れた人
心が壊れそうな人
を嗅ぎつけて寄ってくる
変な精神ビジネスやスピ系洗脳マンなど
我利我利亡者の搾取ハイエナが寄ってくる。
そこで弱った心に寄り添うかのように見せて
甘い言葉や共感を示しては洗脳して依存させ
金も心も搾取していく。
社会環境による心の疲れなのに
「あなたの考え方次第」といって
無理やりポジティブ思考を押し付けてきたりして
より心のバランスが崩れてしまうよ。
そんなハイエナたちが寄ってこないように
「四諦八正道」というものを知っておいてほしい。
私がこの教えを知ったのはこの本がきっかけ
⇓
この中の1日分の教養にあったのです。
故にどっぷり宗教的な説教をする気はさらさらないのでご安心を。
四諦とはこの世の4つの真理
この世の4つの真理=悟り
第1の真理から順番に気づいていく必要があるので
順番に説明していきます。
第1:苦諦~この世の人生は苦であるという真理
「苦」=思い通りにならない事
つまり、
「この世は思い通りにならない事ばかり」という真理です。
◆「苦」というのは「四苦八苦」のこと
【四苦】
根本的な4つの思うがままにならない事
⇒出生・老・病・死
これらは自分ではどうしようもないことなのです。
自分で完全にコントロールすることはできない。
【八苦】
四苦に以下の4つの苦を足して八苦となります。
なるどほなぁ・・と私はこの「苦諦」だけで
だいぶこの世の理不尽さを受け入れられるようになった。
そいういもんなんだと。
もう「人生は苦である」これがこの世の真理だ!
ってブッタに言われちまったらしょうがない。
「そういうもんだ」と思って
自分を守っていくしかないのである。
でもこの先に「苦」から逃れる方法も示してくれている。
第2:集諦~苦の原因は煩悩(欲望)であるという真理
人生の「苦」はどこから来ているか?
それは自分自身の煩悩(欲望)なんだって。
更に苦の根本原因を「十二縁起」にあると
- 無明
- 行
- 識
- 名色
- 六処
- 触
- 受
- 愛
- 取
- 有
- 生
- 老死
ここでも順番があり
全ての苦のはじまりは「無明」にあるという。
「無明=無知」
知らないからこそ恐怖を感じる
知らないからこそ視界が暗く恐怖を感じる
恐怖・不安が「苦」を招く
無知と同じく「苦」のはじまりになるのが
「渇愛」なんだって。
渇愛=欲望を求めてやまない衝動感情
これが心の穢れを招き「苦の根」になる。
第3:滅諦~苦が消滅した涅槃という境地があるという真理
この世は苦に満ちていて
苦から逃げられないものではなく
苦が消滅した「涅槃」という境地が確かにあるというのです。
煩悩を滅尽して悟りの智慧を完成した境地
この世のすべてを悟った「無」の状態でしょうかね。
私自身がこの境地にいないので説明はできない。
でも本物の高僧の方々は
きっとこの境地に達しているはず。
そんで「涅槃」に達するための修行が「人生」だつーんですよ。
人生そのものが涅槃に行くための修行
もっと言えば日々の暮らし、行いが全て修行なのです。
ここで間違った日々を過ごすと
ずーっと苦のまま。
第4:道諦~煩悩を滅して涅槃に至る道があるという真理
ここです!重要なのココ
苦から解放され涅槃に至る道があるということが
この世の真理だというんです。
その道こそが「八正道」です。
つまり間違った道を歩んでいる限り
苦の段階から抜け出すことはできないという・・
涅槃に至る八正道
人生そのものが修行
日々に暮らし自体が修行
そのことを意識して八正道を心にメモしてください。
①正見(正しい見解)
四諦を知り、偏見や迷妄から離れていること
思い込みや感情による認知・認識の歪みに落ちないこと
②正思(正しい考え方)
よこしまな思惟を断つこと
欲望に飲まれないこと
正しい考え方を持つコツは
「私は正しい」という考えを
捨てることからはじまるのかも
※私のつぶやき
③正語(正しい言葉遣い)
言葉というのは思想にも強く影響してきます。
言葉の影響力を甘く見ないようにしましょう。
嘘や悪口は言わないこと
汚い言葉を使わないこと
間違った言葉を使っていると
心がどんどん汚れてくる。
④正業(正しい行い)
心の平穏を保つ行動を心がけ実践していく。
正道から外れた行動をしない事
悪行に走れば、取り返しがつかなくなる。
⑤正命(正しい生活)
誠実な生き方をすること。
日々、心が汚れないように努める。
私の知恵をここに足していいなら
自分のための聖域空間を守る力として「家事力」大事だなって思います。
快適で心から安心できる自分だけの空間を整え守る力
それが衣食住の基本である「家事力」にある気がします。
綺麗な部屋と美味しい食事、清潔な空間は心を守るよ。
⑥正精道(正しい努力)
苦の根本原因である無知を克服するため、
渇愛に支配されないため、
煩悩を克服するため、
絶えず努力をすること。
涅槃に至るまで努力し続けることが大事。
⑦正念(正しい注意)
常に自分の感情や状態を把握し
正道から外れないように注意を払うこと。
邪念、欲望、煩悩に流され外道にならぬこと。
⑧正定(正しい精神統一)
瞑想によって心を正しく整えること。
心を正しく統一・集中すること。
ここで「瞑想」で検索し始めると
変な人に捕まる可能性があるので
- 静かな場所で楽な姿勢をとる
- 目を閉じて深呼吸する
- 無になるか頭に浮かんでくるものをどんどん発展させていく
はじめは、これだけでいいと思います。
あとは毎日やっていけば自分で自分の整え方のコツ掴むと思うよ。
では、一緒に頑張って生きましょう!
またね~☆