そうだったのか、アキラ君!!
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【映画AKIRA~感想】
小さい頃、小学高学年~中学生の頃あたりに一度見て
あの肉に潰されるシーンが衝撃過ぎて
ストーリー全体の記憶はおぼろげだった…
ただ「AKIRA」を皆が探し求めている印象と
でもその「AKIRA」は人物じゃなく、巨大なエネルギーだったって印象とで
私の中の「映画アキラ」は認識されておりました。
しかし!今回、大人になってから初めてきちんと「アキラ」を見で驚愕した。
アニメ作品として、『これが手書きセル画で制作されただと⁉』という驚きと、機械部分・兵器部分・科学施設部分の描写のリアルさに「ホントにこれ起こり得る現実じゃね⁉」という気にさせられた。
私の中では「金田vsAKIRA」だったのに~
ちゃんと見て観たら「金田vs鉄雄」と「鉄雄vsAKIRA」と最終的に「解放されたAKIRAパワーvs金田」という構造だった~ きっと原作はもっと複雑なんだろう。
あの子達、キヨコはじめ25号、26号たちと28号のアキラ君…ええ子達やった。。。
あの子達がそもそも「天性の能力者」で、そこから実験施設で長年にわたり人体実験×人体改造された子らなのか、それとも遺伝子操作で生まれた人工人間なのか不明ですが、こと超・超能力が桁外れな「アキラ君」がどれ程非人道的な扱いを受けて来たのか…は、アニメで登場した「あの姿」で想像がついた(;;)
エヴァとかの世界観も「アキラ」の影響めっちゃ受けてるんですな。
そして「アキラ」の世界観に「火の鳥」の影を感じた。
金田を象徴する「赤」と、鉄雄がキングになりたくて纏った「赤いマント」…
「アキラの力は誰の中にもある」ってキヨコが言ってたのが印象的。
確かに、我々は個々に「小宇宙」といわれているから、そのくらいのエネルギーは持っているのかも、大宇宙と繋がりその力を引き出せるのかも。
色々と印象深い大人達のセリフがある。
それよりも何よりも「この世界=第三次世界大戦から復興した日本社会」の異様な違和感…『家族関係が誰一人見えない(親子関係が超希薄)』し、『大人と子供の世界が大きく分離(というより分断)している』ように見えたんですけど、何これ!?
1988年に描かれた→2019年の日本で既に「家族(親子・大人と子供)関係がぶっ壊れてる」のは、2024年現在の日本において「戸籍制度を破壊」しようとしている政治家たちの存在を予言していたのだろうか。。。。
政府関係でも民間でも、研究目的でも快楽堕落目的でも「変な薬」が蔓延してて、薬漬け人間が社会に溢れてるのも…今の医療・医薬品業界・厚労省の暴走とかを予知していたのだろうか。。。