こちらが原作で、非常に重厚感ある物語っす。
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漫画化もされている
【映画ホワイトアウト~感想】
物語的には非常に重厚感と緊迫感があって面白いっす。
しかし、”ずーっと重苦しい空気感の中で2時間越え”を映画館で見る観客も、それを承知でまったく妥協無しに原作の世界を創り込んだ製作陣も凄いと思う。
それに、この映画は「俳優・織田裕二さん」が一番活きる使い方をわかっている!
(ように思う)
映画は冒頭からかなり「作りこんだ画」の連続ですが、
最初の織田裕二さんのセリフで一瞬コケる。。。(あくまんで私の個人的感想っす)
あのセリフを言うたびに声がひっくり返る確率の高い彼に、ドキドキしながら見守っていると…この作品はほぼ「織田裕二独りの闘い」であり、ほとんどのシーンは動きと表情だけなのだ。その表情も苦痛に歪むか必死に形相のほぼ2パターンなのである。
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こうなると、めっちゃ「顔力」ある織田裕二が活きてくるのだ!
ほぼ「リポビタンDのCMか!」というような、肉体酷使状態のまま画面は進んでいくのでマジでぴったりなのだ。タフそうでしょ、織田裕二って。
なるほだなぁ、監督ってすげぇ!
一流料理人が素材の持ち味を活かす天才であるように、一流映画監督も俳優の持味を活かす天才なんやな(感動した)
松嶋菜々子さんとあのちゃん…顔の造りが似ている気がする。