プロ独女のライフハックブログ

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【映画】ウィンド・トーカーズ~感想:1944年サイパンは戦場だった~正義と仁義

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今の平和に感謝する為に毎年1回は見た方がいいかも…と思った映画

日本兵VS米軍兵のサイパンでの激闘がとてもリアルに感じます。

 

 

 

 

8月の深夜の映画放送で偶然見た映画です。

あまり戦争映画を観ない私ですが

この映画は戦場シーンがとてもリアルに感じました。

サイパン戦での日本兵達の死闘を見ることができます。

 

 

 

映画ウィンド・トーカーズ~あらすじ

1943年

南太平洋ソロモン諸島

ブーゲンビル島での激戦

上官の戦死で小隊を指揮することになったエンダーズ伍長(ニコラス・ケイジ)は

日本軍の猛攻の中、命令を守り劣勢の中必死に闘っていた。

 

若い兵士たちを次々と失い

自らも負傷しながら、唯一の生き残りとして帰還するも

左耳には重度の障害が残り、平衡感覚まで失っていた。

 

ハワイの海軍病院で療養しながらも

エンダーズは戦死した仲間の最後の言葉

「お前のせいだ」が忘れられず、失った仲間の文も戦場で闘うことを近い

戦場に復帰を果たす。

 

海軍に復帰したエンダーズは第二偵察部隊に配属される。

与えられた任務はタクラキャンプ内、

ナバホ族の暗号通信兵であるヤージとホワイトホースの掩護と秘密暗号の死守だった。

 

上官からの命令は

「なにがあってもナホバの暗号通信社を敵の手に渡すな!」というものだった。

彼らを戦場で援護・守るのはもちろん、万が一の事態には「殺せ」という命令だった。

 

エンダーズは任務を全うする為に

ヤージやナバホ族の志願兵とは距離を取っていた。

 

だが、1944年6月

第二偵察部隊はサイパン島に上陸し

日本軍との激しい攻防を展開

 

サイパンでの一進一退の地獄の死闘、日々を共にする中で

エンダーズとヤージとの間に友情が芽生え始める…

 

だが進軍した日本人村で第二偵察部隊は思わぬ襲撃あう。

そこで日本兵の捕虜になりかけたホワイトホースを

エンダーズは軍の命令に従い手りゅう弾で日本兵と共に吹き飛ばしてしまう。

(ほうぃとホースもエンダーズの任務と苦渋の選択を承知していた)

 

同じナバホの仲間、ホワイトホースの死を知ったヤージ

更に友人ホワイトホースの死が相棒と思っていたエンダーズの仕業だと知り混乱。

以後、ヤージは我を忘れたように戦いにのめり込むようになる…

 

エンダーズとヤージは日本軍の攻撃に追い詰められ…

 

※以下、ネタバレ有の感想文いきます

 

サイパンでの激闘シーンが超リアル!

本当に自分でも情けないし、恥ずかしい話なのですが

今まで「戦争の話題」を直視避けてきたので

サイパンがこんなにも酷い戦場だったと知り胸が詰まる思いです。

 

でも、この映画で描かれているサイパンでの激闘シーンが

とてもリアルに感じました。

戦争の中の話を描いた映画はいくつか見てくたのですが

その中でも戦場でのシーンのリアルさは群を抜いている作品だと思います。

 

カメラが常に第2偵察隊の中にある

映画を観ながら臨場感にびっくり!

 

映画は完全に「アメリカ兵側の視点」で描かれていますが

私は日本人なので作中描かれている日本兵の様子にも心奪われました。

この映画は日本兵を「悪」、米軍兵を「善」と安易な描き方はしていません。

 

今の日本の平和、少なくとも戦場、戦下ではないということの

ありがたみを感じると同時に

あの時日本のために闘ってくれた日本兵の皆さんのおかげなのだと強く感じました。

 

戦場で自らの正義と仁義を通せるか?

これが、この映画の柱ではないかと思います。

1943年の闘いでは上官の命令に従い、仲間を失ったエンダーズ。

そんな彼が今回は自分の正義と仁義を通すために奔走します(;;)

 

戦場という「極限の世界」で

あなたは自分の正義や仁義を通せますか?

 

この問いがずっとニコラスケイジと見る側を追いかけてきます。

 

ヤージのモデルとなった実在の人物

エンダーズと共に戦場を駆け巡る

ナバホ族の戦士「ヤージ」

 

実はこのヤージには実在のモデルが!

海兵隊のコードトーカーとして活躍した

アレン・デール・ジョーン。

 

彼は2000年にアメリカ議会から議会名誉黄金勲章が授与され、

2010年9月10日死去したそうです。

 

日本軍に解読されない暗号無線のため

現地住民の言葉を使うことになり

ナバホ族」の言葉に目が向けられたという。。

 

あの時、戦場だったサイパンで必死に未来のために

闘ってくれた人々に感謝しましょう(;;)

 

 

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