プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【独女の憂鬱】これからもっと人と人のコミュニケーションが感情的になっていく~映画イミテーションゲームからの未来予測

お題「最近見た映画」

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けっこう自信のある予測

映画「イミテーションゲーム」を見てから、

私の世の中を観察する目線はちょっと変わってしまった。

でもおかげで多くの疑問も解けた。

どうも~考える暇人独女みつまるです。

 

 

いろいろな疑問があったんですよ。

人と人のコミュニケーションとか社会の微動変化に。

でもだんだんその原因や理由がわかってきました。

 

ネットでもリアルでもども最近人と人のコミュニケーションが

変化しているなって思ったんですよ。

  • モンスター化する人びと(モンペ・クレーマーなどなど)
  • SNSにみる炎上
  • 感情的なぶつかり合いで話し合いができない

 

私は映画イミテーションゲーム見る前までは

単純に不景気や日本の将来への不安、日常生活での不満・我慢など

「ストレス」が表面化してきているのかな?って思ってました。

ストレス社会の歪み故の殺伐とした雰囲気やイライラした空気なのかなと。

 

 

 

 

 

でも今は「ストレス」と全く違ったところに原因を見つけたんです。

もっというとそのストレスを生み出している悪い循環の根源を見つけたかも。

 

どこから話せばいいかな?

できる限りわかりやすく整理して書いてみます。

 

 

 

 

第二次世界大戦の英国戦略は統計とコンピュータが中心にあった

 

私が映画「イミテーションゲーム」によって

この史実を知った時の衝撃は非常に大きかったのです。

 

第二次世界大戦の時代に既にイギリスはコンピュータ(高機能高速計算機)によって

戦争下での戦術作戦を立ててドイツに勝利していたのです。

 

このことについては深夜映画部の投稿で2度にわたって触れています。

詳しくはこちらで

 

dokujyolife.hatenablog.jp

 

 

dokujyolife.hatenablog.jp

 

つまり、統計データを元に計算機がはじき出した最良の策を元に

人々が最終決定していたわけです。

 

戦争で勝利するためにも

統計を元に確率を計算することが策戦の中心にあったわけです。

暗号解読装置をつくった天才チームと情報操作に長けたMI6により

軍の上層部も支配(コントロール)されていたわけですね。

 

第二次世界大戦の時代で既に

人の思考の半分以上ともいえる部分にコンピュータの計算による答えが

あったわけです。

 

むしろ「コンピュータの出す答えがあってから人の思考がはじまる」ような

仕組みができていたことに驚いたのです。

 

映画を見ればわかりますが、

目の前に迫る数万人の犠牲で未来の1400万人を救う判断など

確かに人では難しい場面も多いのです。

そんな時に統計と計算でできるだけ犠牲を最小限にと「数字」でみると

感情に左右されないのかもしれません。

コンピュータは感情でぶれないし、常に合理的で効率的だからね。

 

 

もちろんコンピュータの出す合理的で効率的な答えに

天才たちの物凄い思考も加えられていたわけですけど。

 

この時すでに人類は高速高機能な『外付けの脳』を手に入れていたのです。

 

 

コンピュータが『人間の外付けの脳』になり起きている変化

 

ありがたいことに

ネットもデジタル技術もコンピューターも発展しまくって

更に加速度まして進化してくれている便利な世の中ですよね。

 

何かわからないことがあれば

ネットで検索すればいいのです。

世界中の知識と知恵に簡単にアクセスできますから。

 

最近では小学生がスマートスピーカーに話しかけて

宿題の問題の答えを得ているなんて事が話題になってましたね。

 

「さすが現代っ子! うまく道具をつかうな~」

ってその時は感心したんですよ、私ったら。

 

でも映画「イミテーションゲーム」観てから

この現在の状況が既にAIやロボットの進化を待たずして

「思考する」という人間の最も重要な部分を

機械に奪われているんじゃないか?と恐怖を感じるようになったんです。

 

問いに対する答えを検索結果に求め

吟味も考察もせず「これが正しい」と

そこで思考が停止している人がもしや多くなっていたりするんじゃなかろうか?

と思い始めたのです。

 

考察の参考にすべきデータ集めとかではなくて

問いに対する答えをダイレクトに探している人が増えている

とすると・・・私の人と人のコミュニケーションに感じていた変化の原因が

見えてきたのです。

 

 

答えが容易に得られることで人の思考がより感情的になる仕組み

 

SNSやブログなど自分の意見や考えや感じたことを発信しやすくなって

多くの人がネット上で意見を交わしやすくなりましたよね。

 

そこでよく見かけるのです。

発信者・発言者の書いている本当に伝えたい内容じゃない部分のことろで

本質からずれたところで議論に燃えている人たちを。

 

私自信もいただいたコメントを読んで痛感したのですが

長い文章になると、どうやら読み手はキャッチーな目につき印象にのこる

部分をかいつまんでつなげて解釈する傾向にあるようです。

 

長文というのはほぼちゃんと読まれていない可能性が高い。

そして長文になるほど真意は伝わりずらくなるようです。

もちろん私の文章力の無さが大きな原因でもあるんですけど。

 

キャッチーな部分を読んで感情のままにコメントや返信する人が

増えていると思うんですよ。

よく炎上する人なんか見てても人の論理が破たんして

感情のままに言い合いになってたりしますしね。

 

私はこれらの現象は問いの答を検索で得られるようになったこと

わかりやすく言うと 計算の答を計算機で出せるようになったことで

「正解」だけにこだわるようになって

答えを出すまでの過程や『その答えに至るまでの過程』を考えない

ショートカット思考にどんどんなっているからではないか?と思っています。

 

さらにいうと

人の意見などに対する反応も「どうしてその意見に至ったか」など

意見を受け止め論理的に深く落とし込んで再考するという事をせずに

ショートカット思考で「正しいかどうか?」だけを浅く捉える

感情的思考に走ってしまっているのではないか?

 

こう思う理由は

「深く落とし込んで論理的に考える」という作業が

非常にエネルギーを使う作業であり面倒なことだからです。

 

便利な世の中になれた我々はどんどん省エネになってますからね。

簡単・楽を好みます。

できるだけ少ない労力で生活することを望んでいますから。

 

 

脳も筋肉と同じ、使えば鍛えられ使わなければ衰える

 

ナポレオンヒルの言っていた

「流される人=思考しない人」が98%というのがわかってきた。

 

なるほど、

世の中が技術進化で便利になるのはもう止まらないので

より意識して「自分で思考する」必要があるんですな。

 

ヒプノティックリズムによる固定化も

こんなところにも影響しているんだね。

 

論理的思考よりも感情・感覚的思考の方がものすごく楽なので

気をつけましょう。

スピ系の謎のビジネスが流行るのも

洗脳系囲い込みビジネスが流行るのも

この辺に理由がありそうですね。

 

 

歴史は繰り返すといいますが

こうなった先にどんな社会になるのか

歴史から学んで準備しておくのもいいかも。

 

 

では、また~プロ独女みつまるでした。

 

 

 

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