全然 身近に感じませんが「量子論×コンピュータ」がどのような革新をもたらすのかを見てゆきたいと思います~
無知な私に「量子論」の世界を優しく案内してくれる1冊
量子論へ寄り道も、残すところあと2回(たぶん)となったわけですが、
今回は「量子コンピュータ」をちょっとだけ覗き見して通り過ぎたいと思います。
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その前に~「従来のコンピュータ=フォン・ノイマン型」について確認しておこう。
なんとなく「フォン・ノイマン」というと第二次大戦・原爆開発といた印象が強いかもしれないが、現在のコンピュータは彼の名がついた「フォン・ノイマン式」の動作原理で動いている 故にコンピュータの父といえるかもしれない。
開発当初のコンピュータの姿ってのはエグニマでみた「どでか計算機」っすな。
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まーコンピュータってのが「電子計算機」ですからね。どこまで進化しても「計算するための機械」なのだ。
計算処理⇒情報処理⇒大量の情報誌処理
という流れを踏むことで、なんとなく人間の脳に近いもののように感じちゃいますが、「高機能計算機」なのだ。
そんで「フォン・ノイマン型」のコンピューターがどのように情報処理を行っているかというと、『あらゆる情報を二進数(0と1)の数字に置き換えて計算・処理を行っている』ってことなのです。
ここから、スーパーコンピュータとか進んでいくわけですが
スパコン以上の情報処理能力が期待されているのが「量子コンピュータ」なのです!
【「量子コンピュータ」って何ぞや?】
私の理解できた範囲で説明しますと、「量子論×コンピュータ」ってものになります。
つまりですな、大量の情報処理(計算)を一度に短時間に行なうことを可能にするために量子論の「重ね合わせ」や「量子もつれ」の原理を用いることで
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0と1が「重ね合わさった状態」=0と1の中間の状態を無数に創り出し、それぞれに情報を持たせて計算を行わせることで、「並行処理」を可能にするってわけです。
並行宇宙=多世界宇宙みたいなことをコンピューター内で創造しちまおう~ってわけですな。
詳しくはこちらをどうぞ
ってことで、量子コンピュータはまだまだ開発競争がギンギンな世界ですから、「身近な技術」になるまではまだ時間が必要なようです(^^;
でも、「もうすぐじゃね」って感じはありますよね。
コンピュータの中で創造可能となれば、多世界解釈も現実味を帯びてきますな。
(サクッと終わり)