ついに、天才数学者が量子論の世界に介入や~そして、とんでもないことを指摘してきた~
現実世界(特に既存の常識)をぶっ壊すのは、やはり数学者のなのか…
無知な私に量子論の世界を優しく案内してくれる良書(おすすめの1冊)
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シュレーディンガーの猫のパラドックスを解決するという「多世界解釈」に入っていく前に~天才数学者による量子論への衝撃的「指摘」へ
量子論の世界に衝撃をもたらす指摘をしたのは、天才数学者フォン・ノイマンです。
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ハンガリー生まれのアメリカの天才数学者 フォン・ノイマンはどんな人か、というと
- 「ゲーム理論」や「オートマンの理論」を提唱
- 戦時中は原子爆弾の開発にも参加(目的の為ならどんな非人道的兵器も許される、そもそもこの世界に普遍的な責任も道徳などは存在しないという主義の人物)
- コンピューターの原理を生み出した(プログラム内蔵方式コンピューター)
世界的に多大な影響を与えた人物なのです。
この天才数学者は1932年「量子力学の数学的基礎」という本を出し、量子論に大きな衝撃を与える指摘を発表したのです!
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コペンハーゲン解釈の基本仮定である「波の収縮」
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「これは数学的に説明できないものだ」と指摘したのです。
何!? 「数学的に説明」?できない(?-?)どういうことかというと
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(※この方程式は物質がどんな波をもち、その波がどう伝わるか計算できる式)
その結果、『この方程式からは”波の収縮”という現象の発生が導けない』ということを数学的に証明したのです(ガガーン!)
天才数学者の証明によって「原理上不可能だ」と判明した、わけです(ガガーン)
これは非常に驚くべき指摘+証明であって、量子論に何を突きつけたかというと
”物質の波の特徴を示す「シュレーディンガー方程式」から波の収縮が導けない”ということは「=」”物質のふるまいの中では、波の収縮が起きない”ということを意味するってこいうてます~(何やて!?)
でもな、実際に観測すると
電子は必ず一点・粒状で見つかるわけや!
これは一体どういうとこでしょうか??
私はこの時、単純に「シュレーディンガー方程式」には、そもそも「観測」による影響(作用)まではいっていないからじゃね?って考えておりました。
あたたはどう考えましたか?
ノイマンがこの問題に出した結論は非常に奇怪なものでした。
(つづく)