アリストテレスの助言をもっと早くきいていれば・・
そんなことで早速買って読んでいる本がこちら。
この本については後ほど
私が毎日1つづつ読み進めている
こちらの中にあったアリストテレスの言葉にショックを受けたのです。
⇓
- 作者: デイヴィッド・S・キダー,ノア・D・オッペンハイム,小林朋則
- 出版社/メーカー: 文響社
- 発売日: 2018/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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アリストテレスについて触れた部分にこう書いてあった。
「哲学は正確な順で学ばなければならない 」
正確な順番で?!
その順番とは以下の通りである
①論理学(すべてを理解するための基本)
↓
②自然科学(自然界を説明する一般原理)
↓
これは・・・確かにこの通りやないか!
もっと早く知りたかった。
むしろ子供の頃にこれに沿って学ぶべきだった。
私自身も重症だけど
日本社会全体が感情論による意見のぶつけ合いだったり
最終的に強い人の意見に従ったり
「話し合い」ができない世の中になっている気がしていのは
この学び順を大きく間違っているからなのかも。
はじめに論理的思考で情報処理することを見につける重要性!
それが不足していると
自分の中にある常識×感情で判断してしまう・・。
学び直さねばと思いつつ
論理学の本をさがしつつ
気になってこっちを手に取ってしまった私です(^^;)
論理的思考に関する本は数冊読んでいたので
ついつい先走ってアリストテレスのいう「科学」に興味が・・
↓
この本は2004年~4年間放送大学の講義として
ラジオ放送された「科学の哲学」のためのテキストの改訂増補版なのです。
故に内容が濃い!
最近では
自己ブランディング教えますビジネス系のネット荒稼ぎ人達が
「本を出版してブランド力をアップしよう!」
金さえ払えば出版に口利きしますぜ的なことしちゃったんで
1粒小石程の情報を1000倍くらい薄めて広げて1冊の本にしたような本も多い。
本の中にはものすごい調査と資料を読み込んで
筆者の知識と経験を通して絞り出された黄金の1滴が
1行1行に込められた宝の1冊もあれば
内容が極薄の本もあり玉石混交が酷い状態。
そんな中でこの本は「当たり」である。
この本によりまったく新しい「科学」への認識ができた。
もともとの古き時代の科学が
既に非常に優れた広い見識を持っていたことに感動さえする。
倫理と政治の重要性も
今までより重く感じている。
「知る」を趣味にしているのですが
だいぶ今までよりも知識がついたなぁ~
と思っていると
「まだまだなんじゃ!ボケ~」と突き落とされる。
趣味がなくて困っている人は
「知る」を趣味にしてあらゆる本、文化、芸術に触れて
思考咀嚼するのおすすめです。
完成・終わりがないので飽きることがありません。
それに「知る」ことで無駄になる知識もないですしね。
あと個人的には
趣味がなくて困っている人にはこちらおすすめしたいです。
- 自分のための美味しい料理
- 健康な体づくり(歩く、体温上げる、整える)
この2つも研究して無駄になることがないので
趣味で突き詰めていくにはおすすめです。
世の中が世界的に
我利我利拝金主義に
のみこまれていってますが
「倫理と政治」は心を守るために
欠かせない学びとなるかも。
では、また~☆
思考・論理・分析―「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践
- 作者: 波頭亮
- 出版社/メーカー: 産能大出版部
- 発売日: 2004/07/15
- メディア: 単行本
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