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【独女映画部】「特捜部Q 檻の中の女」感想:超かっこいいハードボイルド刑事もの見つけたぜ!

 

お題「最近見た映画」

特捜部Q 檻の中の女(字幕版)

めちゃくちゃ面白い!

タイトルがダセーので見逃してた(><)

脚本も役者も最高だぜ、この多くを語らぬ相棒感にしびれるぜっ

 

うっかりと

面白いシリーズものの映画を見つけて

ニコニコしている私です。

 

 

特捜部Q 檻の中の女(字幕版)
 

 

タイトルの「イッテQ」感!

すっかり、おもしろ刑事コンビのドタバタ事件簿的なドラマかと思ってたら・・・

めちゃくちゃハードボイルド!

しかも英語の勉強に洋画をバンバン観ているのに

北欧映画だったぜ~(^^;)

 

でも脚本もすごく面白いし

監督の描き方も素晴らしいっす。

台詞ではなく、映像で魅せる心情の映し方が秀逸だぜ~♪

 

 

失敗により資料室に左遷された笑わない刑事カール

 

特捜部Q カルテ番号64(字幕版)

このポスターの右⇒のネクタイ刑事が主人公カールっす。

捜査中の一瞬の油断で撃たれ倒れ、相棒は寝たきり状態でずっと入院中

妻とは離婚、撃たれた傷から回復し職場復帰するも資料整理部に左遷。

 

夜、独り暮らしの自宅で酒をのみ

つい元妻に電話をしては迷惑がられる・・・・。

 

カールはこの世の無情にすっかり笑わなくなっていた。

もともとそんなに笑顔輝く人ではなかったろうけど。

誰とあってもそっけなし、興味をしめさないし、心を閉じている。

 

それでも首から上だけは動く元相棒を病室にたずねて

少し会話をする時には微笑みがちょっとだけ漏れる。

 

頑固で俺流で動く彼は署ではちょっと変わり者扱いだ。

 

長年仕事一筋の刑事なので

過去の事件の資料整理していても

違和感や気になる部分への勘が働くタイプ。

 

そしてカールは5年前の女性議員海上自殺事件に

おかしな点をみつけ再捜査を勝手にはじめる。

 

資料室でのカールの部下アサド

特捜部Q キジ殺し(字幕版)

カールの後ろ横にいるのがアサド。

資料室での仕事を真面目にこなすナイスガイだ。

 

社交的で無表情で愛想のないカールにも

自分でいれたこだわりのコーヒーをふるまう。

ただしカールには「濃すぎる」と不評。

 

左遷されて資料室にやってきたカールと対照的に

アサドは以前は1日中スタンプ推しをしていたので

ポジションアップを喜んでいる。

 

敬けんなイスラム教徒で移民の出(2世とか3世とかもっと後の世代かも)

であろうアサドが職位でも苦労しているのがチラッとうかがえる。

 

アサドは笑顔で人と接し、雰囲気は丸い。

紳士的で社交的だ。

 

今回カールの部下となり

はじめは戸惑いながらも

アサド自身も未解決事件を解決することに信念を持つように。

 

5年前に起きた女性政治海上自殺事件を再捜査

カールが未解決事件を捜査しながら目を止めたのは

5年間の「女性政治家の海上自殺」事件。

 

当時彼女はメディアにも華々しく取り上げられており

自殺する理由が見当たらないのだ。

カールは他殺ではないかと捜査をすすめる。

 

再捜査を進めていくと

だんだんと当時の捜査を記した資料とは

違った事実が次々と発覚していく。

 

事件は思わぬ展開を見せ始める。

 

「それでも人間の善意を信じる、だから笑える」

この言葉はアサドが

世の中を嘆き、自分の境遇を嘆き

誰にも興味をしめさず、心も開かず

笑顔も見せないカールに言ったもの。

 

いつもイライラした雰囲気で

周りを遠ざけるカールに

「なぜ笑わないんだ?」と聞いたアサド。

 

カールの答えは

「仕事で左遷され、相棒は捜査中の銃撃で障碍者で寝たきりになり、妻には離婚された、それが今の俺だ(笑えるわけねーだろ!)」

というものだった。

 

そんなカールに対してアサドは言う。

「俺も悲惨な目にたくさんあってきた、それでも人間の善意を信じる、だから笑える」

 

この言葉はこの物語全体にかかってくる重い言葉になります。

この映画の中では悲惨な目の方が圧倒的に多い。

善人に見えていた被害者が他人を不幸のどん底に陥れていたり、

極悪人に見えていた犯人が実は愛する家族のために人生をかけて復讐をしていたり・・

 

そんな中でもアサドが言うように

「それでも信じられる人間の善意」が最後に描かれています。

 

信仰心に熱いアサドが悲惨な人生の中でも笑える理由を

「それでも人間の善意を信じる」といったことが印象的です。

「神を信じる、だから笑える」よりずっとリアルだと思った。

 

善と悪が交差するストーリー

前回、「ロスト・ボディ」でもその脚本力を褒め称えましたが

こちらの脚本もめちゃくちゃ素晴らしいのです。

 

観ていくうちに

話しの見え方、人物の見え方、

登場人物に対する観客の感情が

どんどん変わっていきます。

 

凄惨な女性議員誘拐監禁虐待事件の裏には

かつて少女だった女性議員が起こした酷い死亡交通事故が

関わっていたのです。

 

特捜部Q 檻の中の女(字幕版)

 

この車と赤い服の少女に注目。

 

誘拐監禁された女性議員が味わってる地獄

カールのみたて通り

女性議員は自殺していませんでした。

拉致誘拐監禁され

密閉された装置の中で

監視され、食事と排便のバケツを渡され

地獄の生活に耐えていました。

 

最初は2気圧ダウン、

その後は1年に1気圧づつ室内の気圧は下げられていきます。

そして自殺でかたずけられてから5年の歳月が過ぎていました。

 

長い時間をかけて

彼女に恐怖を与え続け

減圧症の肉体にしていったのです。

 

失踪前の彼女は評判もよく、美人で有名な女性政治家として

世間でも親しまれていました。

事故で両親を亡くして以来、

脳に障害の残った弟を常に気づかっている姉でした。

 

なぜ彼女がこんな目にあっているのか?

彼女のストーカー?

それとも・・・・

 

極悪な監禁拷問男の過去

捜査が進んでいくにしたがい

犯人がだんだんと見えてきます。

 

そして赤いワンピースの美少女が起こした交通事故で

過酷な人生を送ることになった少年が・・・。

 

孤児だった少年がやっと見つけた

愛する家族が一瞬で消えてしまった。

その後孤児院に戻るも

次に引き取られた家で彼は地獄を味わう。

 

そして大人になった彼は

テレビの中で笑顔でインタビューに応える

あの日の少女を見たのだ!

 

彼が5年も彼女に苦痛を与え続けた理由がわかる。

わかりたくないけど・・わかる。

 

「それでも信じられる人間の善意」を持った刑事コンビ誕生

結局はアサド自身が

自分の言葉を支えていた。

 

カールとアサドは対外的な善意ではなく

「人間の善意」を内部にしっかり持っている。

 

カールとアサドの信頼関係の変化を知るには

アサドのいれたコーヒーvsカールの関係に注目してほしい。

 

「登場人物に心情を台詞で語らせてはいけない」

というのは「面白い物語づくり」の基本で学んだことだけど

なるほどと思った。

 

登場人物の心情は

読者や観客の心の中で響かないといけない。

それには想像をかきたてないといけない。

 

登場人物の心情は行動や表情で表現するんだって

意味がよく分かる演出だった。

素晴らしいと思ったよ。

 

また、面白い映画に出逢えますように。

では、また~☆

 

 

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