泣いてまうやろ~この画を見ただけでぇ~(;;)
そんな映画です。
【映画 グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち~感想】
アカデミー賞受賞作品で有名タイトルだから…ついつい観た気になっていた。
しかも何故か マッドデイモンとロビン・ウィリアムズの交流が描かれているのも知ってた。しかし! その私の記憶にあった作品は『今を生きる』だったのです。
しかも「今を生きる」の方は、ロビン・ウィリアムズ×イーサン・ホークやった~
生徒役の2枚看板として、イーサン・ホークとマッド・デイモンがいた気がしてたんだよ~ ということで、何だかんだでちゃんと観たのは「初」となった『グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち』です。
めっちゃ面白かった!
博識で図書館に在る本を全部 脳内に記憶しており、スーパーコンピューターばりの計算能力を持つ孤児の青年 もうすぐ21歳のウィル…少年~青年の間に入る感じの彼が主役っす。
不幸な生い立ちと幼少期の虐待を経て 社会に対し「反抗心」を持っているウィル。
彼はその天才的な頭脳を使って、社会の中の気取り屋たちを「言い負かしていく」…
そんな才能の無駄遣いをしている天才を救いだしたのは数学者(MIT教授)とその親友の心理学者で心理カウンセラーのショーンだったのです。
凄い早口でいい煽る博識気取り屋さんって…
「知った知識で攻撃しまくるだけの知ったかな子供」なだけで
相手の経験・実を伴った反論・反撃を恐れているからなのですね。
このショーンの言葉で「あ~そういうひと…いるよなぁ」とメディアで話題の論破王「例のあの人」の顔が真っ先に浮かんだ私です。
シェルドンの顔も思い浮かんだけど…まー彼は特別枠ってことでいいや~
生い立ちや「これまで」の彼の人生は辛い事ばかりだったようですが、
この映画で描かれている「今ー20才(もうすぐ21才)」の彼の周囲は実は「善き人」たちばかりなのです。いつもツルんでいるクズ仲間っぽい親友(ベン・アフレック)とその他2人も、とんでもなく「いい奴」なんだぜ~
親しい関係にある人ほど、ウィルの非凡な才能を認め、いつかその才能を活かし活躍する彼の姿を信じ楽しみにしているんだぜ~(;;泣ける)
なんか普通 「いつもツルんで遊ぶ仲間」って基本的に相手との差異に敏感で相手に秀でた才能が有ると知ったら嫉妬心が湧いちゃうと思うんですよ、本音や心の奥底では。。。
でも、彼らは「彼の背中を押す」んです。そのために怒り、激を飛ばすんです。
そんでもって、若者たちだけではなく、大人2人の友情というか憧れと嫉妬の関係もなかなかいいんですよ…たぶんお互いに心の底では尊敬し合い、才能を認め合ってるんでしょうね。
私は残念ながら「今」そういった友や仲間がゼロなんですが、まー心閉ざすことなく 好きな事を追求していく中で師や友に「これから」で会えたらいいなと思えるようになったかも。
人との交流って「振り回されること」が多い気がしますが(つーか我が人生を通しての実感)、やはり人生を豊かにしてくれる恩恵も多いんでしょうね。
私も「私」と「これから」にもっと「期待」していいのかも。
『本当は何がしたいんだ?』
『心からやりたいと思えることは何だ?』
このショーン問いかけに、あなたはすぐに答えられますか?
何と答えますか?
ウィルの最初の「自ら踏み出す最初の一歩」の選択に
驚いたとともに「正解」と思えた私です。
『心から自分が望むもの、望む未来』が見えたんだねぇ。