プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【映画部】アルカディア~考察:時空間が物体を抑え込む力(相対性理論)に捕まると「閉じ込められる」

アルカディア(字幕版)

カルト集団の集落での出来事を描いていますが

幻想や集団妄想ではなく、なかなか科学的です。

「重力が時空間の歪みから生じる押す力」と知った時

 

ってことは私たちは常に時空間に抑え込まれているから・・・

常に自転のように動くか変化してないと

時空間の一部で停止(ラップ)されたようになっているのかぁ

これがもしや「ホメオスタシス」とか

コピーデイズ・繰り返しの毎日とか

変化のない日常の正体なのでは!?

 

 ◆このアインシュタインの脳の行方を追うドキュメンタリー見ると

よくわかる解説があるよ

dokujyolife.hatenablog.jp

 

dokujyolife.hatenablog.jp

 

そんでもって、

この映画がまさに時空間が人を閉じ込めようとすることと

繰り返しの日常と「自分の人生の決定権を常に自分で持つこと」

の大切さなどてんこ盛りに描かれていたので紹介します。

 

 

アルカディア(字幕版)

アルカディア(字幕版)

  • 発売日: 2018/11/02
  • メディア: Prime Video
 

 

 

 

カルト集団の村アルカディアを脱出して10年になる兄弟

アルカディア(吹替版)

この兄弟がこの映画の主役である。

カルト集団の自給自足の村・アルカディア キャンプ地を

10年前に脱出したジャスティンとアーロン兄弟。

 

ふたりは村を脱出して以来

なかなか世間にうまくなじめず

苦悩している。

 

清掃の仕事を兄弟でやり細々と暮らしている。

周囲との付き合いもなく、

友人も恋人もいない。

兄は弟を守ることに必死で

弟は兄に支配される人生にうんざりしていた。

 

そんな時に昔の仲間(アルカディアの住人)から

ビデオテープが届いたのだ。

「昇天」について語る女性の映像が流れる・・

 

弟の強い希望でアルカディアに行くことに

アルカディアからのビデオテープを見て

アルカディアでの暮らしを懐かしむ弟の

強い希望でアルカディアに行ってみることにした兄弟。

 

1泊だけ、当時の知人たちに

きちんとお別れのあいさつしたら

すぐに帰る予定でアルカディアに向かった。

 

アルカディア」とは古代ギリシャにあった地名で

後に「牧人の楽園」を意味するようになった言葉だそうです。

 

この映画の村も正式な村でなかく

アルカディア キャンプ地」です。

 

10年ぶりに訪れたアルカディアでの不思議な体験

そもそもどうやってこの地から兄弟が逃げられたのか不明ですが

アルカディア キャンプに向かう途中から

異様な雰囲気は漂っていたのです・・・

 

アルカディア付近に多く見られる謎の溶岩柱

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※映画アルカディアより

 

この溶岩でできた柱・杭のような物体が

ここから多く姿を現します。

 

この物体が非常に重要な意味を持っているのでお見逃しなく。

 

10年ぶりなのにまったく年をとっていない村の住人達

村に着くと

ビデオに映っていた女性や

かつての知り合いに会うことができた。

 

弟がビデオの女性にときめいていると、

兄は「20代に見えるが彼女は40代だ」という。

この村の住人は見た目がまったく変わらないんだと兄は言う。

歳をとらないのか?

時が止まっているのか?

 

でも村人たちは10年ぶりの兄弟を温かく迎え歓迎してくれた。

 

森にいる「何か」を崇める村人たちの変な風習

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※映画アルカディアより

 

夜になるとみんな集まって

何かしらイベントごとに興じるようです。

(マジ、無理!!)

 

この謎の綱引きも恒例の行事のようです。

誰と綱引きしてるでしょうか?

 

兄曰く、ここの住民たちは

「森の中の何かを神と崇めている」と。

 

とにかく天と地を繋ぐ時空間がまず変なのです。

 

村の夜空には月が2つ輝く

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※映画アルカディアより

 

この月の見え方も数通りあるのです。

兄が観た2つの月と今、ここで弟が見ている2つの月はまた違う。

 このように鏡に映したような見え方もするし

大きさの違う月が並んで見えることもある。

 

村での不思議な出来事の謎を解こうとしている人

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※映画アルカディアより

 

どうやら

かなり謎を解明しつつあるようだ。

最後の答えが出ないらしい。

 

というよりも謎を解明できているが

ここから抜け出す方法がわからないという状態かも。

 

意外な人物が「この地で何が起きているか?」教えてくれた

ここからは考察のために

盛大にネタバレしていくよ~

 

とはいえ、

映画で語られた「この地の謎」を解明したところで

本当のネタバレにまでいかないと思うよ。

では、いこう!

アルカディアから少し離れた地域で

ひとり小屋に暮らす男を訪ねた兄が

みた驚きの光景

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※映画アルカディアより

 

彼の死体と生きてる彼とを目の前に

話をきく兄の混乱ぶり・・・

 

ここでこの小屋に暮らす男からこの地の「ループ」の秘密を聞く。

この男が「あいつ」と呼ぶ存在

アルカディアのみんなが「あの方」と崇める存在

その「あの人」が溶岩の杖を境界にして

『それぞれのスパンでループをつくる』というのです。

 

ちなみにこの男性の場合・・たぶん3時間のループ

彼が首を吊るまでの3時間を少なくとも10年以上ループしている。

※兄が10年前にもこの男に会っているので

 

ちなみにこの地で一番短く、地獄のループにあっている人がこちらに

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※映画アルカディアより

 

私の考察ですが

この溶岩の柱(杭)が囲む範囲が狭いほど

短時間のループになるようで

このテント内にいる人は「死ぬまでの5秒間」を永遠にループしている。

 

3つの月が満ちる前に・・・

小屋の男が言うには

「リセットの瞬間、境界内にいたら

もう一生出られない」

 

そのリセットのサインが

「3つの月が満ちる時」なんだって。

これはアルカディアの黒板数式男が言ってた。

 

とはいえ、

溶岩の柱(杭)が結界みたいになっているので

この空間から脱出するには「鍵」がいるようです。

その「鍵」は・・

 

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この兄弟の関係の変化にヒントが!

※映画アルカディアより

 

時空間の歪みが生む「押えつけよう」としてくる力に

とらわれないようにするのと

繋がる話のように思います。

 

「見守られている」のか「監視・支配されている」のか?

 

神に見守られている・・・・と思うアルカディアの住人

あいつに遊ばれている・・・と怒りに震える小屋男

 

弟を守っているつもりの兄

兄に人生を支配されているように思う弟

 

映画のオープニングに映し出されたテロップに

実は大事なメッセージが込められていたのかも?

「人間の感じる最たる恐怖は未知なるものへの恐怖である」

 

「友人は互いに感情を打ち明けるものだが

兄弟が本音を明かすのは死の間際」

 

カインとアベルか?

この辺を心に留めながら見ても楽しめます。

 

天の方、あの方、あいつ

呼び方は色々ですが

とにかく上から彼らを見ている存在の「あの方」は

なぜか写真やビデオで記録をとるのが好きなようで

記録したものを勝手に天から降らして見せたい人に見せちゃうの。

 

この「記録」(写真や映像)にも

なにか重要な意味があるんでしょうね。

今の監視社会への警告なのかな??

 

「謎は全て解けた!」私の考察まとめ

実際には「全て解けた!」は嘘です。

この地の果て(境界なのか中心)にある

ドでかいトーテムポールや龍の彫刻からし

この地の異常な時空の歪みはこの地に流れた「血」

に原因があるように思います。

 

ループに捕まる人に共通するのが

「この地で自殺した人」である点も土にしみた「血」と

関係しているのかなと。

 

ループに捕まった人がみんな「自殺」を繰り返すのですが

自殺したからループに捕まったのか?

リセット時の時空間破壊により心身を引きちぎられて死んだがために

その前に自らの死を選んでいるかは不明です。

 

ただ、ループに捕まってからの「自殺」は意味合いが少し違うようです。

「あいつに殺されるくらいなら自分で死ぬ」って意志のもとの行動。

自分の最期は支配されないで自分の手でって意味らしい。

 

この地に留まっている時間が長いほど

ループの罠にはまり時空に閉じ込められる危険性が高くなる。

 

天の「あの人」が写真や映像の記録を

人に見せたがるのは・・・

宗教というものが全て預言者や弟子の「記録」から

成り立っているからかな?って思っています。

 

本当は誰もその実態も正体も知らないの。

 

今はここまでしか考えが及びませんが

また後々気がついたら見返してみます。

では、また~☆

 

 

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