プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【映画】ブラッド・パンチ タイムループの呪い~感想:脚本力が凄い!繰り返される死の火曜日地獄

ブラッド・パンチ タイムループの呪い(字幕版)

繰り返される「死の火曜日」に増えていく死体の山…

限られたシチュエーションの中でよく出来た脚本!

最後の最後まで見事でした(そうきたか!が心地いい)

 

 

 

ブラッド・パンチ タイムループの呪い(字幕版)

ブラッド・パンチ タイムループの呪い(字幕版)

  • 発売日: 2021/04/14
  • メディア: Prime Video
 

 

この映画を観て、「アルカディア」はじめ

イムループモノに人が惹かれる理由や

共通点に気が付けて面白かった!

 

 

映画ブラッド・パンチ タイムループの呪い~あらすじ

火曜日の朝

山小屋のソファで目が覚めたミルトンは

昨夜の薬のせいで強烈な吐気に襲われトイレに駆け込む

 

そこでミルトンは

『今すぐ再生しろ』とメモがはられたビデオを発見する

「お前には時間がない」とビデオの中に現れた自分が話しかけてくる

混乱するミルトンにビデオの中の自分が更に追い打ちをかけてくる。

画面の中の自分がビデオの前の自分に訴えかけるように

自分で自分の指を2本斬り落として見せてきたのだ(><)

 

何がとんでもないことが起きている…

ビデオの中の自分が

「僕が見ていたのは、見たいモノだった…彼女だ」と言い

 

ミルトンは彼女のことを思いだした。

出会いは月曜日(前日だ)

薬物依存者の更生施設に入っていたミルトンは魅力的な少女に出会う

「スカイラー」と名乗る彼女はミルトンのことを知っているようだった。

科学工学専門の優秀な大学生だったミルトンは

その頭脳を使って自分でドラッグを精製し学生に売っていた。

自分で作った薬ですっかり薬物依存に…でも今はだいぶ落ち着いていて

あと4か月で退院する予定だった、でも彼女に出会ってしまった。

 

スカイラーはミルトンを誘いにきたのだ。

強烈な薬を精製できる彼をメンバーに迎えるために。

スカイラーの誘惑に負け、彼女と彼女のサイコ彼氏ラッセルに連れられ

山奥の狩猟小屋へ

 

ここで「メス」を大量の精製し、取引相手に渡しにいくのだという。。

ミルトンは仲間となったこの日ラッセルが勧めてきた

「先住民の特別なレシピ」で造られた粉を吸ってしまう…

気分が落ち着いてきたと思ったら

ラッセルに「これからトリップがはじまる」と言われ…

 

目覚めると火曜日の朝になっていた。

スカイラーに「最後のチャンス逃げて」と車のキーを渡されるが

彼女を置いてはいけないと留まることにしたミルトン

 

取引まで時間がないので

急いで精製作業に取り掛かるが

経過を見に来たラッセルともみ合いになり

ラッセルを殺してしまう…

 

ミルトンは自分しかしらない精製レシピを

ラッセルが知っていたことが気になりつつも

彼の死体を急いで小屋裏の土の中に埋める。

 

夜が明けたらスカイラーと逃げようと思って

翌朝目を覚ますと…

なんとラッセルが生きて現れる!?

動揺したミルトンは急いで土を掘り返すと

そこにはラッセルの遺体があった。

遺体のラッセルと生きてるラッセルが同じ空間に!?

 

わけがわからないミルトンだが

今度はラッセルにナイフで刺され大けがを負ってしまう。。

早く病院に…とスカイラーに訴えるが

「明日になれば治る」と言われ気が遠のくミルトン…

 

翌朝目を覚ますと、ラッセルに刺された傷が跡形もなく消えていた。

ここでミルトンは火曜日を繰り返していることに気が付く。

 

この日から毎日ラッセルを殺し、このループから抜け出す方法を必死に考え続ける。

ラッセルが話していたこの地の先住民「チャコティ」のことを思い出したミルトンは

スカイラーと共に時間の迷路の謎を解き明かしていき…

 

※ここからはネタバレ有の感想となります

 

よく出来た脚本とキャラの光る配役

先日、ブログにもかきましたが

「俺天才君」の話を聞いてから、彼が「為になった」という

脚本の本が気になって私も探して読んでみたんですよ。

 

 

 

 

脚本の法則を読んでから、この映画を観たので

このよく出来た脚本に感心しました!

 

伏線の貼り方も、わかりやすさも、

最後まで飽きない展開の匠さも素晴らしいのですが

登場人物たちのキャラと配役が魅力的にマッチしている☆

 

  • のび太君+キテレツ⇒女に弱い主人公ミルトン
  • どこまでも怪しい謎の美女⇒スカイラー(マッチを指でこすって火をつける)
  • 笑顔のサイコパス 悪魔男⇒ラッセ
  • 薬の取引相手のクソカップ

 

どのキャラも強烈な個性でみんな「悪」なんですが

どこか憎めないつーか、魅力的でもあるのです。

 

尖がった個性と外見と「クセ」が印象に強く残ります。

 

先住民チャコティの伝説とこの地に流れた血

先住民の血が流れた地いというのは

「タイムループの呪い」が起きるのだ。

これは「アルカディア」にも通じる。

 ⇓

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先住民たちの神秘の力っていうのは

我々が五感で認識できる、我々の物理で理解できる世界を越えたものなのかもね。

 

 彼らが「時空間」の操作方法まで智慧を得ていたとしたら

実際にこういったことができても不思議ではない。

 

なんとなく「タイムループ」「タイムリープ」モノの根底にある

法則が見えてきたので収穫の多い作品でした。

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ドライブレコーダーの使い方が上手い!

アルカディアでも「記録されたテープ」が重要な意味をもっていた。

こちらでも「ドライブレコーダー」が我々に教えてくれる情報が

重要な意味をもってました!!

 

ループしていても記録は積み重なっていく、

ループにとり込まれた人間の記憶が積み重なっていくのとリンクしてるのか?

 

同じ11月12日の火曜日を繰り返すのですが

その中で記憶も経験も死体もちゃんと残され積まれていくのです。

1日24時間で次の日に自動的に進んでいく時空間と別の路線上にいながらも

しっかりと変化し続けている…面白いよね。

 

やはり、時空間にも意思があって

人をのみこむんだと思うなぁ。

意思もあるんだけど、ちゃんとその時空間にも

プログラムされたルールがあって法則性が必ずあるのも面白い。

 

本当にこの世界は全てVRなのかも!?

みんなプログラムされたデータで、そのデータ同士で干渉しあってるのかもね。

だから丸っと背景が書き替えられちゃうのか~(困るぜ~)

 

VR世界だからこそ、デジタルデータが唯一真実を覗く眼鏡に成りえるのかもね。

 

 

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