プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【深夜の闇歩き】ハイテク窃盗団「トリノ」~アントワープのダイヤ泥棒

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実際にあった「邪悪な天才知能犯たち」の事件を追いながら

その手口知り、防衛力を高めようと思うBBA私です。

彼らの「ずる賢さ」も学ぶつもり(悪への転用不可ですぞ)

 

 

夜な夜な行っている「不思議体験を求めて」の深夜ネット徘徊と別バージョン

【深夜の闇歩き】へようこそ

 

その賢い頭脳を「悪」に転用し、欲を満たす知能犯たちの手口を

詳しく紹介してくれる番組がこちら

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ハイテク祭りより

※BBAはプライムビデオで視聴しております

 

よく「世界丸見えテレビ特捜部」なんかでも紹介されてる番組だよ~

でも、本家バージョンの方が内容濃くておすすめ☆

 

 

世紀のダイヤ泥棒~ハイテク窃盗団「トリノ

2003年にアントワープで起きた

「世紀のダイヤ泥棒事件」

 

 

 

アントワープはダイヤモンド産業の中心地

年間160億ドル相当の宝石が取引されている

(無知BBA私、今回初めてこのことを知りました)

 

ダイヤモンド地区は宝石の貯蔵庫で守りは「鉄壁」

この街にハイテク窃盗集団が挑んできた!

 

2001年 レオナルド・ノタルバルトロは

ダイヤモンドセンターの下見にやってきた。

表の顔は「ハンサムなイタリア人宝石デザイナー」だが

彼の裏の顔は『ハイテク窃盗団 トリノの会』の一員だった。

 

「ハイテク窃盗団トリノの会」は

イタリアや欧州南部の数々の窃盗事件で

容疑者として捜査線上に浮かんではいるが

まるで捕まらない集団(何人メンバーがいるのかも不明)

 

そんな彼らが2年以上の歳月をかけ準備した

世紀のダイヤ泥棒計画がどのように行なわれたのかを

じっくり見ていきましょう。

 

現地に乗り込み下準備

彼らがどのようにダイヤの都の鉄壁の守りを突破したのか?

その秘訣は「現地での情報収集」にあったのです。

 

2001年、窃盗団の一員 レオナルド・ノタルバルトロが

アントワープのダイヤモンドセンターにやってくる。

彼は、やり手の宝石商を装ってセンターに潜り込みオフィスを借りる。

彼は多くのソシオパスやサイコパスと同様に

「やり手」として巧みに周囲の信頼を得ていく

下見の彼が最も興味を持ったのは「センターの地下金庫」

そこには常時8億ドル以上の宝石や現金があるからだ。

 

彼は貸金庫を契約し、地下にある金庫を入念に調べる。

 

ハイテク窃盗団VS鉄壁の守りの金庫

現地に乗り込んだ下見役のレオナルドの役目は

「10段階ある鉄壁の警備を突破する方法を考えること」

そのための情報を集め仲間に送ること。

 

ダイヤモンドセンターの地下金庫からダイヤを盗むためには

この建物の10段階ある鉄壁の警備をなんとかしなければならない。

  • 金庫の外側と内側にある監視カメラ
  • 何重もの鍵と鋼鉄の扉
  • 動作や熱、振動、光を検知する幾多の探知機

この建物の警備システムなら「99.9999%」の人は侵入できないはずだ。

 

この鉄壁の金庫に挑む為に

レオンルドは2年以上の時間をかけ

何度も自分の貸金庫を訪れ情報収集に励んだ。

彼は鞄にカメラを仕込んで金庫室に入る

警備員の目を盗み、天井にカメラを設置するという大胆な事も!

カメラからの映像は「トリノの会」で共有される大事な情報源となった。

  • 警備員の手元をズームアップし、ロック解除用のセキュリティーコードを入手
  • 鍵をズームし、その形を撮影⇒チームの錠前師が複製
  • 頭脳集団が協力し義気プレートの外し方もゲット

 

こうして、10段階の警備を突破する為の方法とアイテムをゲットしていった。

 

2003年2月14日 決戦は金曜日の夜!

ダイヤモンドセンターの金庫を破るための準備は整った。

2年以上かけて準備した彼らは「決戦の日」を

2003年2月14日金曜日の夜に決めた!

 

バレンタインで街も人も浮かれていることに加え

この地区に多いユダヤ人経営者の安息日が重なり

月曜日まで閉店中となり周辺には誰もいなくなる(好都合)

 

更に、鉄壁の警備システムの金庫は破られることが無い

という油断から…警備員による警備は手薄になっていたのだ。

このビルにオフィスを借りるレオナルドが持つカードキーで

彼らは駐車場から楽々ビル内に侵入成功

  • 事前に入手した⇒ロック解除コード、複製鍵、電磁プレートの解除方法
  • 熱感知器にはヘアスプレーで膜を張り

金庫内への侵入にも成功する!

 

あとは、「追跡されないダイヤ」を選んで持ち去るだけ。

計画は完璧だった。

 

月曜日の事件発覚~逮捕まで

月曜日の朝、ダイヤモンドセンターの地下金庫が破られ

「1億ドル以上のダイヤが消えた!」ことが判明すると

アントワープは騒然となった(当然やね)

 

ところがこの天才知能犯たちの完璧な計画も

思いがけない凡ミスからレオナルドは逮捕されてしまう。

 

ダイヤを盗み逃走中に

仲間が領収書や他の書類が入ったごみ袋を捨ててしまい

警察はイタリア人の主犯レオナルドにたどり着く。

レオナルドはダイヤセンターのオフィスに出社したところを捕まり、

4年の刑となった(--;)

 

だが、仲間と盗品は未だに行方不明で

1億ドル以上のダイヤは消えたまま…

 

BBAの考察:窃盗団にとっては謎解きゲーム感覚

賢い頭脳と技術を持ったハイテク窃盗団にとって

「破れない金庫への侵入」というのは

謎解きゲームに興じるのと同じ感覚なのだという(^^;)

 

もちろん、効率よく稼ぐって目的もあるだろうけど

彼らは戦利品よりも「盗む行為(成功)」に興奮するんだって。

強い敵を倒した時ほど満足度は高いらしい。

 

んで、これだけ大胆に「史上最大のダイヤ泥棒」をやってのけた彼らが

あしがつくような書類の入ったゴミをその辺に捨てるだろうか??

BBAは疑いの目を向けている。

 

仲間の裏切りか、レオナルドも承知の作戦かはわかりませんが

「1億ドルのダイヤ泥棒」の捜査を続けられぬために

とりあえず犯人逮捕で捜査の手を断つという策だった気がします。

だって、これだけの窃盗をしても刑期4年ですんじゃうんですもの。

 

未だに盗まれたダイヤは行方知れずで

窃盗団の仲間もうまく消えたままですからね~

ここまでが計算の内の計画だったんだろうなぁと。

 

今頃、悠々自適の生活してるのかなぁ~

くそ~(><)

 

 

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