プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【映画】ザ・リング2~感想:「母と子」のその後 ~呪いは生きており変化する

ザ・リング2(字幕版)

何度も言うけど、「出てる、出てる、サマラ出ちゃってるよ~」

やぱりポスターやジャケットで先に姿出しちゃダメだと思う私です。

 

 

欧米では最初に不気味な姿を見せとかないと

みんな興味もたないのかな?

 

前作の続編である「ザ・リング2」を見て

やっとなんであの少年が選ばれたのかわかった(スッキリ)

 

 

映画ザ・リング2~あらすじ

呪いはまだ終わっていなかった…

 

ザ・リングで描かれた事件から6か月後

サマラの呪いを解いたレイチェルは息子を守る為

シアトルを離れ片田舎のアストリアへ引っ越していた。

 

小さな地元の新聞社で働きながら

今でよりも息子との時間を持てるようになっていた。

 

そんなある日、

ラジオから10代の少年が変死したという情報が入り

新聞記者として現場に向かったレイチェルは

遺体の歪んだ顔を見て「サマラの呪い」「呪いのビデオ」が

また自分たちの近くに迫っていることを確信する。

 

犠牲者の家から「呪いのビデオ」を持ちだし

焼却したレイチェルだったが

サマラの呪いはエイダンに迫っていた。

 

エイダンの周辺で異変が起こり始め、

それはレエイチェルの周辺でも起こるように…

 

サマラの姿、気配に怯えるエイダンは

低体温症となり生死の境をさまようようになってしまう。

そこでレイチェルはふたたびサマラに向き合うことを決意。

 

サマラがあの牧場に養子としてやってくる前のことを調べ始め

サマラの実母が生きていることを知り会いにいく。

 

赤ちゃんのサマラを水に沈め殺そうとした母エブリンに

なぜそんなことをしたのか尋ねると

「あの子がそうしろといった」と彼女は答える。

そしてレイチェルに「あなたがシ者をよみがえらせた、子供の声を聞いて」と伝える。

 

家に戻ったレイチェルの前に

入院しているはずのエイダンがソファにすわり

「大好きママ」と声を掛けてくる。

いつもと様子が違う我が子に戸惑うレイチェルは…

 

※以下、ネタバレ有の感想いきます

 

◆呪い=強い念は生きていて状況と共に変化する

すげー怖いんですけど…

「呪い=術」ではなく「呪い=強い念が生き物」になってる!

時間の経過や状況に合わせ変化してくる(><)

 

だから「術」なら「解く」ことができるんですが

呪いに「生きてる」となると手ごわいわけです。

 

 

 

 

◆様々な「母と子」

  • サマラ(貞子)と実母
  • サマラ(貞子)と養母
  • エイダンとレイチェル

この様々な親子関係を追っていくと

「子供にとって母親とは」

「母親にとって子供とは」

となかなか深い世界が覗けます(;;)

 

サマラは実母と養母のどちらにも殺されそうになっている

(実際は養母の手で井戸に落されている)が

「母の愛」に絶望はしていないようなのです…

 

さらにこの米国版リングシリーズに至っては

「父親の影が極薄」でとことん「母と子」の世界なのです。

 

その辺はサマラ出生の秘密と関係があるのかもね。

 

◆サマラ出生の秘密

はっきりと言及されてはいませんが

サマラは「黒儀式」で少女だった母の腹に宿った子らしい。

半分はママの遺伝子でもう半分は「向こうの存在」だと。

 

やはり欧米ではこういった「貞子の解釈」が

こういった風になるんですなぁ(文化の違いか!?)

 

サマラとエイダン…この2つの映画の影が重なる

 

 

不吉なものや忌のものは全部魔界由来という解釈なんですなぁφ(..)メモメモ

 

個人的には全然「サマラの呪い」が終わった気がしませんが

あのラストはとりあえずハッピーエンドなんでしょうか?

 

 

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