これか!モンゴリアン・デスワームの映画ってこれか!!
となった「会いたかった映画に出会えた感」で沸いた私です。
サタ☆シネで3~5一挙公開ってのを録画してみたよ~
はじめはピンとこなかったのでスルーしようかと思っていた…
でも一応録画しておいたんだ(録画しておいて正解!)
ブルーレイの方がジャケットカッコいいかも?!
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映画トレマーズ3~あらすじ
この第一作目「トレマーズ」から11年後
ネバダ州の砂漠の町:パーフェクションは
いまや「地底生物グラボイズツアー」を観光の目玉にする町となっていた。
砂漠で何もない町の救世主となっている「幻の地底生物グラボイズ」
※グラボイズ=モンゴリアンデス・ワーム(系)地底生物
アルゼンチンでのシュリーカー退治を終えたバートが町に帰ってくる。
久々に町にかえってくると
インチキ仕掛けで客を驚かす「グラボイズ体験ツアー」をしているジャックや
町の土地を買い占め開発をもくろむ不動産屋のメルビンなど
町の危機感のなさにあきれるばかりのバート…
11年前の教訓を活かし、今もグラボイズとの闘いに備えるバートは
自宅の地下をコンクリート壁で囲み、武器や食糧を貯め込み準備に余念がない。
ほぼヤラセのインチキアトラクションと化していた
ジャックの「グラボイズ体験ツアー」中に本物のグラボイズが現れ
ツアー客が襲われてしまう。
グラボイズが出現したことを自宅の探知機でつかんでいたバートは
グラボイズ狩りに向かうのだが
危機感に迫られた住民の通報で駆け付けた政府の役人に「絶滅危惧種保護法」を盾に
グラボイズ狩りを阻止されてしまう。
ジャックが間にたって交渉し「1体のみ捕獲し、後は駆除してもいい」ということに。
ところが、人間達がモタモタしている間にグラボイズは進化と繁殖をはじめていて…
グラボイズの予想外の進化にバートたちは窮地に立たされてしまいます。
人間vsグラボイズの壮絶な戦いがはじまった。
進化するグラボイズにバートたちは勝てるのか?
※以下、ネタバレ有の感想・考察いきます
グラボイスが想像以上の進化を見せる!
グラボイズ(モンゴリアン・デスワームをモデルにした地中の怪物)が
私の予想をはるかに超える展開を見せつけてきた!
形態変化(進化)と繁殖がヤバすぎる(><)
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第一形態:グラボイズ
大中小と大きさは様々ですが
基本的にはモンゴリアン・デスワームの形状です。
新トレマーズ -モンゴリアン・デス・ワームの巣窟- [DVD]
地中生物なので視覚は退化しており、音や地中に伝わる振動で獲物を感知します。
めっちゃ食う、何でも喰うタイプの危険生物。
もちろん人間も襲うよ。
第二形態:シュリーカー
グラボイズが巨大ミミズ型だとしたら
シュリーカーは爬虫類型というか恐竜に近いです。
グラボイズが成長して脱皮すると
グラボイズの頭部+鶏の脚がついたような巨大な爬虫類型になります。
地上で活動するようになり、熱センサーで獲物を感知
第三形態:アスブラスター
シュリーカーが次の進化段階になると
背中に「大きなコウモリの羽」の変形が起き、
お尻から噴射する発火性のガズ飛ぶことができます。
屁の発火爆発力でロケットのように空高く飛びあがり
背中のコウモリのような羽で滑空する感じに近いです。
屁を出し続けて、飛び続けることもできる(^^;)
アスブラスターはグラボイズの卵を産み
この3形態を循環する生態らしい(余計怖いわ!)
◆突然変異体:白い悪魔 エル・ブランコ
脱皮や形態変化をしない分、巨大化していく「白い悪魔」
他のグラボイドと違ってアルビノなのか「白い体」をしている。
振動や熱ではなく「電波」に反応する。
電波の周波数によって反応の違いがあるように見えたぞ。
「砂漠の町のナウシカおじさん」的な側面から言うと
この子たちが『王蟲』役を担うよ~
アメリカの脚本は随所に「ひと笑」を仕込んでくるぞっ
すげー真面目にハラハラ・ドキドキしていると
バート、ジャック、ジョディを使って
「ひと笑い」ぶっこんできます(^^;)
個人的にはバートの体を張った「ひと笑い」が好きです。
「白い悪魔」にうっかりミスで丸のみされちゃうんだけど
奇抜な方法で助かり、赤ずきんちゃんのように怪物の腹から
「ばば~ん!」と登場しちゃうシーン好き☆
アメリカ脚本ってのは「映画は休日の楽しみ」って部分を大事にしている。
ユーモア見習いたい。
私の感想:「砂漠の町のナウシカおじさん」映画
最後までしっかり見て欲しい。
なかなか「風の谷のナウシカ」に似ているのだ。
ナウシカおじさん=バートがひとりで「クシャナ&ナウシカ」を演じている。
最初はクシャナおじさんで
とにかくグラボイズを駆除・駆逐することしか考えていない。
「やるか、やられるか」の世界なのだ。
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ところが、終盤
「共存」が見えてくるのだ(^^;)
町を、町の住民を守ろうとするところも「ナウシカ」に似ている。
おじさん版のナウシカなのだ☆
モンゴリアン・デスワームとおじさん版の「風の谷のナウシカ」(;;)
楽しい映画なのでおすすめで~す。