「鏡開き」といえば、御供えしていた鏡餅を開いて
そのお餅で「おしるこ」を食べる、というのが我が家の習慣でした。
つまり、私にとっては ”お汁粉の日”だったが…これからは!
「鏡開き」に込められた意図を今までなにも考察してこなかった私です。
御供えした「お餅」を無駄せずにありがたく頂くっていう
漠然としたイメージしかないまま 毎年 鏡開き行ってた(;;)
正月・元日に家に招き入れた「歳神様」への御供え物であり
歳神様の依り代となる「鏡餅」を1月11日に開く意味とは!?
◆1月11日「鏡開き」に込められた意図
歳神様の「依り代」だった鏡餅、
太陽(陽)と月(陰)の重ね合わせを表した鏡餅、
その鏡餅を1月11日に割り食べるという行為に込められた意図とは?
大事なことは、そこに込められた意図を自分なりに考察してみることです。
そこに思いを向けることで、「自分事」になりますから。
歳神様と神鏡の神気を宿した「鏡餅」を頂くわけですから
”神のご加護を我が身に受け入れる”という意味があるのはヒシヒシと感じますよね。
神気の宿った+大地の恵みを頂くことで
天地の恵みを頂いたことになるのではないでしょうか。
カタカムナの解読を通して
日本語の一音一音が深い意味を持ち
それらが重なり連なった時、更に深い示しとなることを知ったので
「カガミ・ビラキ」を深掘りしてみます。
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◆「鏡」を開く(割る)行為に隠された呪力
(慶祝)鏡開き【地酒1升/木槌/木杓/枡2個】セット 杉樽 日本酒 1800ml 中川酒造 鳥取 結婚式 御祝 お祝い 開店祝 長寿 還暦 米寿 お正月 鏡割り 一升 樽
「鏡開き」「鏡割り」でもう1つ思い浮かぶのが「樽酒」ですよね。
丸い鏡=神鏡を模した境界の鏡を割り開く、その行為が導く結果とは?
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カム界とアマ界の境界その関門を開き
カム界に繋がる「神人への道」を自らの意志と意図を以って開く
という儀式(呪術)なんではないかと、私は睨んでおります。
鏡割りをする時は、
木槌などで「割る」のですが、
通常 円形のモノを木槌で割ろうとする時、
人は自然と中央めがけ木槌を振り下ろすのではないでしょうか。
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ということは「カガミ」を割るという行為は
何を意味しているかというと
- カ(潜象カム界の根源力)
- 我(我意識・自我・エゴ)
- ミ(実・実体・光・カムミの力・生命力の実質)
の中央を割ると
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「我=自我・エゴ意識」が砕かれ
割った鏡の中から「私の神性」が出てくるのです。
神の子孫としての神性の覚醒ですな。
我によって抑えられていた「か・み」の解放ともいえますな。
◆これで鏡開きの「お汁粉」の旨さ倍増!
「鏡開き」という伝統習慣に込められた意図に意識を向け
自分事としたことで、鏡開きで頂く「お汁粉」や「揚げ餅」のありがたみ倍増したぞ。
ということは、知ったことで
実際に頂く時(食すとき)に心の中に広がる「あ~おいしい」も
温かみ倍増して、旨さも倍増した感じになるはずよ~
日本の伝統文化・習慣・風習は本当に面白い。
智恵を生かして人生を豊かにする上手やね~(^^)