プロ独女のライフハックブログ

BBA独女みつまるが「今」気になることを追いかけ綴る人生冒険日記

【独女映画部】「エリザベス 神なき遺伝子」~クローン人間が大量生産されることはなさそうだ

お題「最近見た映画」

エリザベス 神なき遺伝子(字幕版)

私の無知がいけないんですけど、

「クローン技術が思ってたのと違う!!!」ってのが率直な感想です。

私的にはこのポスターのようなイメージだったんですけど

映画冒頭から「ちゃうやんけー!」ってなります。

 

 

原題は「CLOSER TO GOD」 

神により近い存在・・なのか

神の領域に科学が踏み込んだといいたいのか???

 

 

 

 

私が哺乳類のクローン技術を

まったく知らないまま見てしまったため

冒頭からガックリきます(;;)

 

そして思うのです。

このつくり方でこのリスクなら

クローン人間を科学総出でつくる意味なくない??

人は勝手に増えて世界人口100億人に達する勢いだし、

人間の自然交配の方が効率的だし

進化の可能性も大いに秘めているし

なんでわざわざクローン人間作るの??

 

そんな疑問がむくむく湧く映画です。

 

 

クローン人間は人間の腹から生まれる

 

私が驚いたのは

映画の中の冒頭にある

クローン人間誕生のシーンである。

 

なんと普通に人間の腹から取り出されたのだ!

人間のお腹使うんかい!?

 

私がイメージしていた未来のクローン人間技術とは

ひと言でいうと「富江」なのだ。

富江 replay

肉片になっても

そこから元の姿に再生する富江

 

富江は、かなり進んじゃってるので完全に自己増殖できる。

科学でつくるクローン人間も

培養や増殖には科学のサポートいるんだろうけど

元の人間の肉片や細胞があれば、

もう母の体を必要としないのかと思ってたのです。

 

だからこそ

クローン人間が量産されたり

増殖するイメージもってた。

 

でも卵の中をいじって

女性のお腹を借りて中で育ててもらい

出産で取り出すんですな。

 

クローン人間を創る必要性とは!?

 

卵の「核を抜く」という操作に違いがあれど

ほぼ人工授精による妊娠ですやん!

 

映画の中ではクローン人間をつくっている博士の遺伝子と

卵子は博士の奥さんのもの使っている様だったし、

代理母はまた別の第三者だったけど。

 

ここまでしてコピーする必要ある人間いますの??

クローン人間ってしっかり人間ですやん!

人の病気の治療に役立つとかいっちゃって

まさかクローンだから生体実験に使っていいとか

ならんですやん!

 

だって人間ですもの。

人が余計な手を間に加えるだけで

我々人間が自然から授かった生殖機能を

そのまま使って誕生してますから。

 

さらにいえば

人間が既にある生殖機能で

普通に産む赤ちゃんの方が

生物として優秀じゃない!?

 

生存力や完成度としても。

科学の人型モルモット用だとしたら

余計に危険な気がします。

 

ヒーラ細胞がいかにすごいことなのか

クローン技術に触れてよくわかった。

 

dokujyolife.hatenablog.jp

 

映画で描かれる失敗作クローンの姿

これがね、強烈でせつないんですよ。

 

エリザベスが脚光を浴びる中

本当のクローン人間1号であるイーサンは

異常な速度で育ち、異形さも酷くなり

人間らしさはまったくなく「獣か化け物」のようなのです(;;)

 

そして何度も始末されそうになるの。

どんな人生やねん!

勝手に研究の都合でつくっといて

納得いかないできだからって始末するとか・・

人間やぞ!!

 

人間を創るといいながらも

誕生したら非人間扱いとか・・・悪魔の所業!

 

私の考察:この映画では神が姿を見せるよ

科学研修者としての自分によってしまう

リード博士の近くに

3度神が姿を現します。

 

1度目は生まれたばかりの

クローン人間エリザベスに

色々な遺伝子実験を秘密裏に行っている病棟で。

新聞記者のようないでたちで怪しい男が

博士の前に現れます。

 

2度目はクローン人間は神への冒涜と

デモで集まる群衆に紛れて

博士の家の前に現れます。

その姿はカメラにはうつりませんが

逆にカメラはこの人(神)の目線で動きます。

 

3度目はラストシーン。

博士に鉄槌を与えにきます。

 

私はこの3度あらわれる謎の男(?)の正体は

神なんだろうと思っています。

 

ブレードランナーのような世界は来るのか?

 

 

 

 

たぶん量産はできそうもないし

レプリカントほど生まれてくる個体を

管理操作でないようなので

少なくとも2049年も「クローン人間」を恐れる必要はなさそうだ。

 

そうそうブレードランナー

レプリカントのイメージもあったんですよ。

富江レプリカントのイメージだったので

人間の母親を必要とすることにびっくりしたのです。

 

卵も母体も科学では作れないところに

逆に安心しちゃいますけどね。

羊や猿のクローンも卵と母のお腹はメスの体を必要とするようですね。

 

自分の無知を恥じるばかり(;;)

時間ができたらクローン技術について

もっと調べてみよっと。

 

では、また~☆

 

 

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