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【深夜映画部】わたしを離さないで~感想:希望と宿命、孤独を恐る偽りの愛と相手を想う本物の愛

わたしを離さないで (字幕版)

すごく映像な綺麗で彩度が低い分

各シーンが名画のように記憶に残ってしまう

悲しく美しく残酷な映画です。

 

 

 

わたしを離さないで (字幕版)

わたしを離さないで (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 

メインの3人が儚く美しいので

全体に詩的に見える

孤独を恐れる為の偽りの愛と

お互いの想いが溢れる本物の愛と

なかなか残酷に描かれています。

 

 

映画 わたしを離さないで~あらすじ


映画『わたしを離さないで』予告編

 

1952年 不治とされていた病気の治療が可能となり

1967年 人類の平均寿命は100才を越えた

 

手術室のガラス越しに

静かにたたずむキャシーは介護人になって9年…

彼女は自分の宿命と親友2人のことに思いを巡らせていた。。

 

1978年

キャシーは森の中の寄宿学校(隔離施設)で暮らしていた。

子供達が集団で暮らすこの施設の中で

キャシーは親友ルースと、ひそかに思いを寄せるトミーと

仲良く穏やかに暮らしていた。

でも、何かこの施設に不自然なモノを感じはじめていた。

 

そんな中、ルーシー先生により

自分たちが「臓器提供の為に作られた命である」ことを知る。

  • あなた方の人生は既に決められている
  • 中年になる前に臓器提供がはじまる
  • 大抵は3度目か4度目の手術で短い一生を終える

そう教えてくれた後に先生は

「だからこそ、自分を知り生に意味を持たせなさい」と云い学校を去っていった。

 

1985年

18才になった3人は新しい施設に送られる。

提供臓器によって送られる施設がわかれるのだが

3人は一緒に「コテージ」と呼ばれる施設へ。

 

この頃、3人の関係は「親友」とは別の複雑な関係になっていた。

キャシーの幼い日の片思いの相手トミーはルースの彼氏になっており

2人は既に付き合いの長いカップルに…

キャシーの隣の部屋からは肌を重ね合う二人の声が漏れてくる。

 

他の施設から来たカップルから

「本気で愛し合うカップルは臓器提供に猶予期間がもらえる」という噂を聞きた3人

あくまでも噂だと聞き流したが…

 

この頃、トミーとルースとの関係から逃げるように

キャシーは「介護生」への希望申請を出しコテージを去っていく。

その後、トミーとルースの関係も終わり

3人はバラバラに。

 

1994年

介護人として9年たち

優秀な介護人となったキャシーは

臓器提供側のクローン人間たちに寄り添う日々

 

ある日訪れた病院でルースが2度目の提供を終え

だいぶ弱って入院していることを知る。

かつての親友にキャシーは会いにいき、彼女の最後に寄り添うことに。

 

ルースとの再会後、トミーとも再会し

3人は迫りくる死を前に

自分たちの心から湧く思いに突き動かされ

自分たちに課せられた宿命に立ち向かう。

 

でもそれは線香花火のように…

 

見どころ①キャシーたちが暮らす環境の変化

森で隔離生活を過ごす古い寄宿学校での

完全管理のもの自由のない生活

街に少し近づいた

「コテージ」での今までより自由な生活

外出もできる

介護人となり、病院で勤務しながら

社会の一員として過ごす生活

 

残酷なことに

どんどん人間らしい生活になっていく

どんどん「社会」との接点が増え溶け込んでいく

ずっと臓器提供人間養殖場で飼育されているのではなく

成長するにつれて「人間」と「クローン人間」の宿命の差も

身をもって知っていくのだ…

 

見どころ②静かに宿命を受け入れる彼女たち

ここでハリウッドSF映画なら

クローン人間側が「反乱」を起こすのですが

キャシーたちは淡々と「自分たちが作られた目的=宿命」を

受け入れていきます。

 

静かに淡々と…

 

子供の頃にアニメや漫画や本で

たくさんの物語に触れ

いろいろな人の人生の冒険を知ることが

「人生に希望を抱く力」を育てるんだとよくわかる。

 

ドラえもんとかドラゴンボールとか

魔法少女とかハウス名作劇場みて育ったことが

めっちゃ恵まれた子供時代なのだと痛感。

 

見どころ③孤独を恐れる偽りの愛と相手を想う本物の愛

ただでさえ過酷な運命を生きる彼女たちですが

そんなキャシーたち3人の複雑な関係から

不意に「愛」とは何ぞや?っという人生の命題の回答を見せてもらった。

 

「愛にはすごい力がある」というが

それがどんなものなのか?

どんな「凄い力」をもっているのか?

キャシーとトミーを見て少しわかった気がする。

「生きる希望が湧く」ようだ。

 

でも、多くの場合

ルースのように「孤独を恐れる」為に

偽りの愛にすがってしまう。

相手を想うよりも「自分が孤独になりたくない」思いが強い。

それは苦しく、破滅的。。。

嫉妬や憎しみ、怨みを生む。

 

わたしなんかよりも生きることに「純粋」な3人が

見せてくれる「愛のもつれ」がストレートに心に刺さる。

 

見どころ④自分を知って“生”に意味を持たせる

ルーシー先生がめちゃくちゃ難しい課題を課してくる。

「ただ生きる」だけでも必死なのに

そこに「私が生きる意味」を見出すなんて。

 

私のような煩悩まみれの人間なら

欲に従って希望を膨らませ

夢を見て、それを持ち前の図々しさで

「これが私の生きる意味」とか掲げられちゃうけど

あの子たちは「純粋」だからなぁ

 

でも、あれだけ心を寄せ合える恋人や友に出会えたこと

羨ましいわぁ、充分意味ある人生だったように見えた。

 

見どころ⑤科学と技術はどこまで許されるか?

「倫理と道徳」今まで以上に重要になってくる気がします。

技術的にできること、やっていいこと、やってはいけないこと。

 

これ、読んでおいて損は無いです。

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でも、クローン技術は結局は

一卵性の双子を超える完成度には達しない気がします。

自然はいつだって人間をはるかに超えて存在している。

 

では、また~☆

 

 

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